昨今Mリーグができたり、YouTubeではVTuberの方が麻雀を打つようになり、雀魂などのネット麻雀が流行したりなど、麻雀は今隆盛の時を迎えているといえるでしょう。
麻雀に限らず、全てのゲームにいえることですが勝つことができればそのゲームをより楽しめますし、負けると残念だったり悔しいものです。
そのためにゲームをやり込んだり、ゲームの特性を理解しようと勉強したりというのが常だと思いますが、こと麻雀においてはそれが難しいのです。
麻雀の勉強をしている人でよくあるのが、勉強しているのに全く強くならないという人です。これはごく一部の人というわけではなく、結構な人がハマっていたりします。
ではなぜ麻雀の勉強をしても麻雀が強くならないことがあるのか?本記事でそのあたりを解説していこうと思います。
難しいことから覚えてしまう
正直なところ、麻雀というゲームは「初心者向け」といわれているような戦術を完璧に実行できれば、それで全体の60%~70%は処理できるを思っています。
しかし、そういった初心者向けの勉強というのは当たり前すぎてやらないという人がいます。ちょっと打って自分が初心者ではないと考え、「初心者向け」みたいなのを避けて「中級者・上級者向け」をやってしまうという感じです。
中級者・上級者向けの勉強というのは、初心者向けから外れてごく一部の状況に当てはまる「例外」の事項をいっぱい覚えていくという勉強です。
これを初心者向けの勉強という土台がないままにやってしまうと、覚えた知識を変に使ってしまったり、間違った場面で適用してしまったりして、逆に弱くなってしまうというケースも起こることがあります。
まずは麻雀の勉強をするにあたっては「初心者向け」の簡単なことを覚えて完全に実践できるようになりましょう。それが一番早く勝てるようになる方法です。
感情に振り回される
勉強している・していないにかかわらず、これが麻雀で一番難しいことかもしれません。麻雀に限らず勝負事では、「自分が負けているから不利だと分かっていても思い切って勝負!」みたいなことをやってしまうことがよくあります。
というか私自身最近までそうでした。自分が負けているときに変に焦ってしまったり、イラついてしまったりして、自分の持っている知識を上手く引き出せないという状況に陥ってしまっていました。
そうなると当然麻雀は負けが増えます。そのストレスを解消しようとしてイラついたまま麻雀をやって、また負けて…という負のループに入ってしまいます。
こうなると麻雀の勉強もへったくれもありません。麻雀はゲームとして楽しむもの。楽しい気持ちで打てない限りは麻雀を打ち続けるのは控えましょう。打ちたくなったときに打つようにすれば、自身の実力を発揮しやすくなり、勉強の成果が出てくると思います。
勉強しても結果が出ない気がしてしまう
麻雀というゲームはものスゴい格上の人に勝つこともあれば、素人にも負けることのあるゲームです。
これは勉強しているしていないとは関係がありません。したがって勉強して自身の実力が向上しているとしてもそれをすぐには感じられるようになりません。100半荘とか500半荘とかそういうスパンで麻雀を打って初めてその成果が数字に表れてきます。
そういったことを無視して目の前の5半荘、10半荘を見て勉強したのに強くなっていない、と思ってしまう人はものスゴく多いです。それで勉強を止めてしまい、結局は強くなれないということもしばしば。
麻雀は人間が一生を掛けても、突き詰めることができないくらいには複雑なゲームです。目の前の半荘にこだわらず、麻雀を楽しんで打ち、長いスパンの中で少しずつ実力を向上させていくイメージを持つと良いと思います。
まとめ
以上が麻雀の勉強の難しさの解説になります。麻雀というゲームは4人で打つという複雑さと運が絡むゲームなだけに勉強も難しいです。
焦らずまずは初心者向けの内容から一歩ずつ、楽しんで勉強することを心がけてみてはいかがでしょうか。
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