10月3日より開幕したMリーグ2022-23シーズン。今期は昨期までのMリーグファンに加えて、Mリーガーの方々が監督を務め、VTuberの方達と行った大会「神域リーグ」のファン層がMリーグを見るようになっているように思われます。
神域リーグを見ていた方の中にはネット麻雀などで時たま麻雀を楽しむ、いわゆるライト層の方も多いと思います。
麻雀というゲームの難しさは言わずもがなですから、Mリーグの裾野を広げていくためには、ライト層の方がより放送を見やすいようにするための工夫が必要です。
今期のMリーグはそういった麻雀をよく知らない人にも分かりやすくするための工夫が随所に見られました。
テンパイ時の待ち牌が表示
麻雀初心者の方にありがちな悩みとして、放送中に解説の人がテンパイといっていても何を引けばアガりになるか、いわゆる待ち牌が分からないというものがあります。
今期のMリーグはそれに対応し、画面の選手名表示の上にテンパイ時の待ち牌が表示されるようになりました。
Mリーグ以外の放送対局の試合ではそもそも表示されないか、表示してもリーチしている人しか表示されないというケースが多井ですが、Mリーグは鳴きのテンパイでも表示されます。
これは初心者に限らず、麻雀を見慣れている人にも非常にありがたい機能です。テンパイしている人が1人ならいいんですけど、2人・3人と増えてくると慣れていても混乱してきます。
見ている際の情報の処理が一つ減り、より試合に没頭できるようになる素晴らしい心遣いです。
和了時の役・得点の表示
昨期までは局内で誰かがアガったとしても、実況の人が役や点数を読み上げるだけでした。ですが今期はアガった場合の役と得点が画面内に表示されるようになりました。
麻雀はネット麻雀でやったことがある、というだけの方だと役や点数計算についてはゲームが自動でやってくれるので、あまり覚えていないという方もいると思います。
そういう方にとってはこの機能は非常にありがたいと思います。また何かの合間とかにながら見するなんて時にも便利でより視聴回数を増やすのに役立つのではないでしょうか。
会場がチームカラーに光る
最後は初心者がどう、という話には関係ない話ですが、トップを取ると会場がそのチームのチームカラーに光る、というものです。
これも試合を盛り上げるための試みの一つということで、2日間試合を見てきましたがやや目立ちにくいですかね。実況の方にいわれて初めて気づきました。これに関してはもう少し派手な勝利パフォーマンスみたいなものがあってもいいのかな、と思います。
以上がMリーグ2022-23シーズンから変わった放送の主な工夫となります。これからもMリーグが続いていく上でより多くの人々にとって見やすい放送が必要不可欠です。こういった分かりやすくなる工夫をどんどん試行していってほしいですね。
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