Mリーグ2022-2023レギュラーシーズン、11月3日・第38試合の出場選手は以下の通り。
東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:村上淳(赤坂ドリブンズ)
西家:勝又健志(EX風林火山)
北家:小林剛(U-NEXTパイレーツ)
1試合目はドリブンズの園田がトップを獲得。第2試合の村上はその勢いに乗っていけるか、というところで試合を観戦。
だがこの対局の主役は小林剛。東1局は流局で迎えた1本場、小林は2-5pの役ありマンガンテンパイ。これをダマに取ると堀からすぐに出て8300のアガり。小林はマンガンあるテンパイはかなりダマテンに取る傾向がある。それは大トップにはつながりにくいが、順位を平均的に上げることには寄与しており、小林の安定感の一因だろう。
小林は東2局、東3局でも連続のアガり。さらに南場でも2回アガって自力で他者の親番を流した。南4局は小林自身の親番でそのままゴール。見事、小林が今期初のトップを獲得した。
ただこの裏側で2着の勝又もなかなかスゴい。アガったのはオーラスの1600のみで2着を確保。ほとんどテンパイ料の収入だけで2着を確保してしまった。勝又は手牌が悪いときムリをしないように打ちつつも、終盤テンパイは取れるように慎重に手を組む。
この対局でもしっかり終盤に安全にテンパイを取りきり、それが見事2着につながった。これもまさしく一つのプロの業と言えるだろう。
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