本記事ではMリーグ2022-2023レギュラーシーズン・10月25日の第27・28試合の結果をまとめています。
別日の試合結果については、以下のページにまとめてありますのでこちらからご確認ください。
- 前日までのポイント状況
- 本日の出場チーム
- 第1試合の出場選手
- 全体の展開
- 第1試合の最終順位
- 第2試合の出場選手
- 全体の展開
- 第2試合の最終順位
- 2試合の合計ポイント
- チームポイントランキング
- 試合データ
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前日までのポイント状況
渋谷ABEMAS +377.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部 +179.2
KADOKAWAサクラナイツ -3.7
TEAM雷電 -30.7
セガサミーフェニックス -60.7
U-NEXTパイレーツ -95.2
EX風林火山 -145.7
赤坂ドリブンズ -220.3
本日の出場チーム
赤坂ドリブンズ
EX風林火山
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
第1試合の出場選手
東家:二階堂瑠美(EX風林火山)
南家:丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
西家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
北家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
全体の展開
東場の展開
東1局、親の瑠美が6-9sで5巡目先制リーチ。この早いリーチにイーシャンテンの茅森が9sを打ち出し放銃。裏1枚で18000。東1局から大物手が飛び出した。
東1局1本場、白鳥が1巡目から中ポン。そこから1mをポンして4巡目には5-8pテンパイ。これをあっさりツモって800-1400。
東2局、白鳥が6pチーから喰いタンの仕掛け。123pのメンツから2pを抜き打つ面白い手順。瑠美がドラ赤の6-9sで先制リーチ。白鳥も4-7sでテンパイするが、4-7sは山にない。
白鳥はマンガンテンパイでさすがに9sを止められず。このめくり合いは瑠美に軍配。白鳥は瑠美に5200を放銃。
東3局、丸山が3-6mで先制リーチ。親の白鳥、ラス目の茅森は中盤まで粘るも結局オリ。ここは丸山の1人テンパイで流局。
東4局1本場、丸山が7m東のシャンポンで先制リーチ。瑠美はイーシャンテンから5pを一発プッシュ。さらに7pも押すが、3sまで引いてきていよいよオリ。
4着目の親である茅森は当然のプッシュ。中盤仕掛けを入れて5-8sテンパイを入れてリーチをかわしにいく。ここは茅森に軍配。600オールツモ+1000で連荘に成功。
東4局2本場、丸山はマンズのホンイツ。北を一鳴きしてカン2mの3900テンパイ。ここは茅森から2mが出て4500をロンアガり。
南場の展開
南1局、丸山が8s北のシャンポンテンパイも8sが1枚切れのこともありテンパイ外し。その間に白鳥が2p南のシャンポンで先制リーチ。丸山は赤5mを引いてカン4mのテンパイを入れ、強気に追っかけリーチ。これを白鳥から一発でアガり5200ロン+1000。
南2局、瑠美が南ポンから仕掛け。丸山の親を流しにかかる。白鳥は3sチーからソーズのホンイツへ向かう。茅森は6m単騎の役なし仮テン。瑠美も2-5mでテンパイ。
そこに親の丸山が1-4pでリーチ。丸山がなんと一発ツモで4000オール。一気に丸山がトップ目に躍り出た。
南2局1本場、白鳥が白をポンして2-5-8pのテンパイ。瑠美は四暗刻のイーシャンテンから3sをポンして4m2sのトイトイテンパイを入れる。そこに4mを白鳥が掴んでしまい放銃。瑠美は5500のアガり。
南3局、親の白鳥はドラ1mトイツ。純チャンで仕掛けてなんとかアガりに行く。茅森は6sチーから喰いタンで仕掛け。茅森がカン3pで先制テンパイ。これが喰いタンで仕掛けにいった瑠美から出て2000ロン。
南4局、瑠美は白を鳴かずにトップ目指して打点を作りにいく。丸山はタンヤオ狙いで終わらせにいく。親の茅森は7pチーからタンヤオで仕掛ける。
丸山は8mチーして4sを勝負。2-5sのテンパイを入れる。さらに白鳥も鳴いて6s片アガりのテンパイを入れる。茅森も4-7sのテンパイが入る。
丸山は4sを引いて4s8mのフリテンシャンポンに受け変えて放銃回避の好プレー。白鳥はドラを引いてオリ。結局アガりは出ず、茅森と丸山の2人テンパイで流局。
南4局1本場、瑠美が2-5mで先制リーチ。ツモか丸山直撃でトップ逆転。このリーチに丸山が自風の西バックで仕掛け。丸山は終盤9pをポンして形式テンパイを狙いにいく。そこに西が出て僥倖のポン。丸山も5-8mでテンパイ。
丸山は2mを引いてここもビタ止め。8mを切って2m単騎に受け変える。さらに茅森も5-8mのテンパイ。白鳥も鳴いてフリテンだが4-7sのテンパイを入れる。
最後は瑠美が5mツモ。2100-4100で瑠美がトップを獲得。これで個人2連勝となった。
第1試合の最終順位
1着:二階堂瑠美 51500(+71.5)
2着:丸山奏子 46700(+26.7)
3着:白鳥翔 1900(-38.1)
4着:茅森早香 -100(-60.1)
第2試合の出場選手
東家:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
南家:勝又健志(EX風林火山)
西家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
北家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
全体の展開
東場の展開
東1局、松本が1-4mで先制リーチ。園田と勝又はこのリーチにオリ。親の魚谷はうまく回って粘り、3pポンから2-5sのテンパイを入れる。このめくり合いは魚谷に軍配。1000オールツモ+1000のアガり。
東1局1本場、親の魚谷がダブ東→ドラと切り出す。これを見た他3者は警戒して進める。この結果全員中々テンパイが入らず。終盤園田は仕掛けて形式テンパイを狙う。そこに魚谷が1-4mで先制リーチ。
松本は5pをポンして6m単騎の形式テンパイを入れる。ここは魚谷と松本の2人テンパイで流局。
東1局2本場、園田が中盤6sチーから喰いタンの仕掛け。789sから6sを鳴いて安全牌の白を切ってムリヤリタンヤオに向かう。園田が6mもチーしてカン4sでなんとテンパイ一番乗り。
松本は赤5pを鳴いて東バックのテンパイを取る。魚谷が東を掴むが、園田・松本の仕掛けに危険なためオリを選択。ここは園田・松本の2人テンパイで流局。
東2局3本場、魚谷は手牌にドラも赤もなし。中盤からダマテンも警戒してオリ。園田が終盤1-4-7pで先制リーチ。1pなら三色がつく。親の勝又は仕掛けて形テンを狙いつつ、園田のハイテイもずらす。結果論だが松本に1pと7pが流れ、園田のアガりも消した。結果、園田の1人テンパイで流局。
東3局4本場、勝又が5sポンから供託を狙って北バックの仕掛け。そこに親の園田がペン7sで5巡目先制リーチ。勝又は北トイツ落としからタンヤオに方向転換。
勝又は7sを暗刻にしてカン4pのテンパイ。これで山に7sは無くなった。勝又はさらに4-7pに変化。このめくり合いは勝又に軍配。園田から3200ロン+3000のアガり。
東4局、勝又は第一打5s切りからチートイツ決め打ち。園田はドラの白をポンして前に出る。魚谷がカン7pのタンヤオ赤でテンパイしダマ。魚谷は3-6pノベタンにも受け変えられたが、3-6pも薄く、出て行く8pが園田に危険なのでカン7p続行。
親の松本はカン4sをチーして5-8pのタンヤオテンパイ。ここは園田が5pを勝負し松本が1500のアガり。園田のチャンス手を潰した。
東4局1本場、松本が7p8p待ちでテンパイもこれが場に3枚見えで薄い。一旦ダマテンにし、次巡ツモ切りリーチを敢行。前巡園田が4pを切ってからのツモ切りリーチで7pが少し狙い目か。
そこに魚谷が4-7pで追っかけリーチ。ここは松本が4pを一発で掴んで放銃。魚谷は2900ロン+1000のアガり。魚谷が僅差のトップ目で南入。
南場の展開
南1局、親の魚谷が東ポンから仕掛け。ソーズのホンイツが見えるところだったが、9sを切って普通にアガりに行く。魚谷が1sポンでカン5pの先制テンパイ。
魚谷はカン3pに待ち変え。園田は7pを勝負し、ドラを重ねてチートイツイーシャンテン。ここは園田が3pを勝負し、魚谷に5800放銃。
南1局1本場、園田は赤赤の手牌で白ポンの仕掛け。園田が6-9m待ちで先制テンパイ。他3者は警戒して進めていたが、園田があっさり6mツモ。1100-2100のアガり。
南2局、松本が9mポンから白バックとホンイツを見た仕掛け。松本は2mを引き入れてホンイツに絞る。そこに親の勝又が6-9mで先制リーチ。
松本は3mチーして押し返しにいく。さらに魚谷が1-4mで追っかけリーチ。松本は2軒リーチにさすがにオリ。魚谷と勝又のめくり合いは勝又に軍配。魚谷から2000ロン+1000で連荘。
南2局1本場、魚谷が1-4pで5巡目先制リーチ。そこに勝又が4p引き入れてカン5mで追っかけリーチ。園田が中スジの5mを打ち出すかと思われたが、6mを切って放銃回避。
リーチ受けての親の勝又2m手出しを見て、246mからのカン5mに受けたのか、24mに5mを引いてきての3-6mか、という2つの可能性を比較し、カン5mの方が濃いと考えたとのこと。そして回避している間に勝又が4pを掴んで放銃。魚谷が2900ロン+1000のアガり。
南3局、魚谷が白ポンから仕掛け。局消化にかかる。魚谷は1pもポンして2-5sで先制テンパイ。そこに同巡勝又が5-8sでリーチ。親の園田は喰いタンで遠目からなんとかアガりを見ようとする。
魚谷と勝又のめくり合い、制したのは勝又。魚谷から8000を打ち取って勝又がトップ目でオーラス突入。
南4局、園田はチートイツ決め打ち。親の松本が9m3sのシャンポンで先制リーチ。そこに魚谷がアガれば逆転のペン7sリーチで追っかけ。さらに園田が7s単騎のチートイツで追っかけリーチ。
3軒リーチのめくり合い、軍配は松本。魚谷から9600を打ち取り、松本がトップ目に躍り出た。魚谷は一気にラス目に。
南4局1本場、魚谷が中盤3sをアンカン。なんとこの3sがモロ乗りでドラ4。松本は3-6p待ちでテンパイしダマ。勝又は9pポンして白バックのテンパイ。
魚谷は7mチーして4p片アガりのハネ満テンパイ。そこから3p単騎のテンパイに受け変え。3者のめくり合い、これを松本が制する。2700オールをツモってこれで松本が一歩抜け出した。
南4局2本場、松本が1-4-7mで5巡目先制リーチ。これを勝又からすぐに打ち取り12600。松本が1人抜けだし、他3者が並んだ。
南4局3本場、勝又がカン7sの先制リーチで勝負。魚谷が8mポンで喰いタンで仕掛け。園田も仕掛けて2-5pでテンパイ。さらに松本が1-4pで追っかけリーチ。
魚谷は3mを引いてさすがにオリ。園田は魂の2mプッシュ。だが4sを引いてオリ。ここは松本が4pツモ。2900オールのアガりでさらに素点を稼ぐ。
南4局4本場、勝又・園田・魚谷はアガりさえすれば2着の状況。魚谷が2mポンして喰いタンに向かう。勝又は白ポンから仕掛け。6mが勝又から出て魚谷が鳴けるかと思われたが、6m8mターツから8mを先に切る。
勝又は次巡に赤5mを引いて6mが出なくなる。勝又と魚谷の速度が逆転したかに思われたが、魚谷が5pを鳴けて4-7mでテンパイ。勝又も5-8sでテンパイ。
園田は3着目から2人の仕掛けに渋々オリ。最後は松本が5sを打ち出し、勝又が6400ロンアガり。勝又が2着目で終了。松本は5万点超えのトップを獲得。
第2試合の最終順位
1着:松本吉弘 57100(+77.1)
2着:勝又健志 19400(-0.6)
3着:園田賢 12200(-27.8)
4着:魚谷侑未 11300(-48.7)
2試合の合計ポイント
EX風林火山 +70.9
渋谷ABEMAS +39.0
赤坂ドリブンズ -1.1
セガサミーフェニックス -108.8
チームポイントランキング
渋谷ABEMAS +416.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部 +179.2
KADOKAWAサクラナイツ -3.7
TEAM雷電 -30.7
EX風林火山 -74.8
U-NEXTパイレーツ -95.2
セガサミーフェニックス -169.5
赤坂ドリブンズ -221.4
試合データ
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