Mリーグ2022-2023レギュラーシーズン、11月15日開催の第51試合出場者は以下の通り。
東家:小林剛(U-NEXTパイレーツ)
南家:村上淳(赤坂ドリブンズ)
西家:二階堂亜樹(EX風林火山)
北家:日向藍子(渋谷ABEMAS)
この4名のうち、村上と亜樹は今期未だトップが取れていない。その2名が参加したこの対局、果たしてどちらかが今期初トップを獲得できるのか、というところが見所だろうか。
東1局、日向と小林のめくり合いとなり日向が1000-2000ツモでスタート。東2局、ここで亜樹が小林・日向とのめくり合いに競り勝ち、小林から12000。亜樹はこれまで序盤でリードするという展開がほとんどなかった。今度こそトップを取れるか。
だが村上がそれに対抗。東4局1本場、1400-2700をツモアガると、南1局には日向から8000を打ち取る。亜樹と村上のトップ争いとなった南3局1本場、村上にダマでマンガンのチャンス手。だが亜樹もそこにチートイツのリーチで対抗。重要なこの1局、制したのは亜樹。村上から9900を直撃し一気にリードを広げる。
オーラス、村上はトップを取るためには倍満ツモが必要。ここは2着の日向をまくるためにきっちり2000点の仕掛けを入れる。この仕掛けに最後は亜樹が差し込み。村上が2000のアガりで村上2着、亜樹トップで終了となった。
これで亜樹は今期初のトップを獲得。ここまで6戦して4回の4着というかなり悪い成績だったが、ようやくの初トップでこれで悪い流れも変わるだろう。これからの亜樹の活躍に期待しよう。
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