t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログ

t-yokoが運営する麻雀ブログです。Mリーグや最強戦・その他タイトル戦の記事を掲載していますのでぜひご覧ください。2022年10月、月間12万PV達成。twitterフォローもお願いします。

Mトーナメント2023・予選2ndステージA卓/B卓試合結果

2023年7月3日、Mトーナメント2023の予選2ndステージA卓/B卓戦の試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。

Mトーナメントとは?

MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。

予選A卓

出場者

山脇千文美(予選E卓1位)
醍醐大(予選F卓2位)
河野高志(予選G卓1位)
坂本大志(予選H卓2位)

第1試合展開

東家:坂本大志
南家:醍醐大
西家:河野高志
北家:山脇千文美

東場の展開

東1局

山脇がカン5pでテンパイしダマ。河野が8mポンから喰いタンの仕掛け。親の坂本は8sチーからチャンタの仕掛け。河野は2-5mでテンパイ。ここは坂本が5pを打ち出し、山脇が8000のロンアガり。

東2局

親の醍醐が1-4sで5巡目先制リーチ。他3者はこれに対応。山脇が粘るが、結局醍醐の1人テンパイで流局。

東2局1本場

坂本が発を空ポン。坂本はアガり放棄で流局時はノーテン扱いとなる。河野がカン2sで先制リーチ。これはアガり出ず、河野の1人テンパイで流局。

東3局2本場

親の河野が発ポンから仕掛け。醍醐は3sポンから東バックの仕掛け。山脇は手牌に中暗刻でカン4pでテンパイしダマ。醍醐は東もポンして2-5mでテンパイ。坂本は7sをポンして喰いタン。ここは醍醐が4pを掴んで、山脇が2600ロンアガり。

東4局

坂本が5s単騎でテンパイし一旦ダマ。次巡ドラの8p単騎になり先制リーチ。醍醐が終盤6-9sで追っかけリーチ。親の山脇は一発消しのチー。このチーでアガり牌が山脇と河野に流れていき、坂本と醍醐の2人テンパイで流局。

南場の展開

南1局1本場

河野が南ポンから仕掛け。親の坂本が発ポンから発進。河野がカン2s待ちで先制テンパイ。坂本はカン3mでテンパイ。山脇は中ポン。醍醐が4-7sでリーチ。山脇はカン7sテンパイもさすがにリーチを見て迂回。

坂本は現物を切ってカン5mに待ち変え。河野は5mを掴んでオリ。坂本はさらに6m東のシャンポンに受け変え。ここは坂本が東をツモって1300オール。

南1局2本場

山脇が白ポンから仕掛け。醍醐が4pチーして喰いタンの仕掛け。坂本がカン7sで先制リーチ。ここに山脇が勝負していき、坂本が7700ロンアガり。坂本がトップに浮上。

南1局3本場

山脇が中をポンしてペン3pでテンパイ。醍醐は8pをポンして喰いタンに向かう。坂本はカン3mでテンパイもテンパイ外し。坂本はカン4pでテンパイしダマ。だがその後に4s引いて迂回。河野は1-4-7pでテンパイしダマ。

坂本は仕掛けを入れて1-4pで再びテンパイ。ここは坂本がハイテイで7pを掴んでしまい、河野に8000放銃。

南2局

坂本がペン7mで先制リーチ。同巡山脇はカン7mで追っかけリーチ。親の醍醐は4m5mのテンパイを入れダマ。ここは坂本が4mを掴み、醍醐が7700のロンアガり。

南2局1本場

坂本が三色確定+赤3の3p中のシャンポンで先制リーチ。これを一発でツモって4000-8000のアガり。

南3局

親の河野が東ポンから仕掛け。山脇がドラの中ポンから仕掛け。山脇はカン6s待ちでテンパイ。そこから6-9sに待ち変え。山脇の仕掛けに他3者は対応。山脇の1人テンパイで流局。

南4局1本場

坂本が5sチーから喰いタンの仕掛け。醍醐は7p8pのシャンポンでテンパイもテンパイ外し。河野は発ポンから仕掛け。醍醐が5-8pで先制リーチ。同巡山脇はカン2pで追っかけリーチ。このめくり合いは山脇に軍配。醍醐から12000をロンアガり。

南4局2本場

坂本がカン7pチーからピンズのホンイツ。坂本がカン4pでテンパイ。これをあっさりツモって3000-6000。坂本が逆転トップを獲得した。

第1試合結果

1着:坂本大志  41300(+61.3)
2着:山脇千文美 30000(+10.0)
3着:河野高志  23700(-16.3)
4着:醍醐大     5000(-55.0)

第2試合展開

東家:山脇千文美
南家:河野高志
西家:坂本大志
北家:醍醐大

東場の展開

東1局

坂本が2mポンから喰いタン。河野がカン2sで先制リーチ。山脇は2p8sのフリテンでテンパイしダマ。坂本は3-6mでテンパイ。山脇は3m引いてオリ。その直後、河野が3mを掴んで坂本に3900放銃。

東2局

親の河野が4-7mで先制リーチ。同巡醍醐が3-6pで追っかけリーチ。ここは河野が3pを一発放銃。醍醐が2600ロンアガり。

東3局

醍醐が4-7sで先制リーチ。河野は5sチーして粘る。だがここは醍醐の1人テンパイで流局。

東4局1本場

坂本がカン4mチーから一通バックの仕掛け。山脇が5-8mで先制リーチ。しかしこれはアガれず、山脇の1人テンパイで流局。

南場の展開

南1局2本場

親の山脇が中ポンから仕掛け。河野はダブ南をポン。醍醐はカン3sをチーして喰いタン。河野がカン3pでテンパイ。山脇は457s待ちでテンパイ。ここは山脇が醍醐から2900をロンアガり。

南1局3本場

醍醐がカン5sチーから形式テンパイ気味の仕掛け。そこから喰いタンに向かっていく。山脇がカン6pで先制リーチ。これをツモって4000オール。

南1局4本場

坂本がカン8mの役なしテンパイを入れてダマ。そこから待ちを変えていき、3568p待ちになり先制リーチ。そこに醍醐が2-5sで追っかけリーチ。ここは山脇が醍醐の現物3pを打って、坂本に放銃。坂本が山脇から8000ロンアガり。

南2局

親の河野が3p3sのシャンポンで先制リーチ。山脇はカン7pでテンパイしダマとするが、河野が一発ツモで6000オールツモアガり。

南2局1本場

山脇がカン3mチーから南バックの仕掛け。河野がカン2pで先制リーチ。坂本は6-9pでテンパイしダマ。ここは終盤河野が6pを掴んでしまい、坂本が8000のロンアガり。

南3局

河野が東をアンカン。終盤河野が4-7sで先制リーチ。そこに坂本が2p単騎のチートイツでダマ。坂本は4s単騎に待ち変え。醍醐が2-5mで追っかけリーチ。結局アガりは出ず。坂本はテンパイを崩し、河野と醍醐の2人テンパイで流局。

南4局1本場

坂本、山脇はアガればOK。河野は3000-6000ツモor山脇から6400or坂本から8000or醍醐から16000。醍醐は連荘が必要。

河野が自風でドラの西をポン。1pもポンしてトイトイに向かう。山脇は5m単騎でテンパイしダマ。山脇は4-7mになって先制リーチ。さらに同巡河野が白中シャンポンでテンパイ。これをアガれば逆転だったが、坂本が4mを打ち出し山脇が8000のアガり。坂本・山脇の2人が勝ち抜け決定。

第2試合結果

1着:山脇千文美 38000(+58.0)
2着:坂本大志  27300(+7.3)
3着:河野高志  19400(-20.6)
4着:醍醐大   15300(-44.7)

最終結果

1位:坂本大志  +68.6
2位:山脇千文美 +68.0
3位:河野高志  -36.9
4位:醍醐大   -99.7

予選B卓

出場者

近藤誠一(予選E卓2位)
瑞原明奈(予選F卓1位)
渋川難波(予選G卓2位)
萩原聖人(予選H卓1位)

第1試合展開

東家:萩原聖人
南家:渋川難波
西家:近藤誠一
北家:瑞原明奈

東場の展開

東1局

親の萩原が4-7mのマンガンテンパイを入れてダマ。これが近藤から出て萩原が12000ロンアガり。

東1局1本場

近藤がカン4sで先制リーチ。これに3者は対応。近藤はツモれず、近藤の1人テンパイで流局。

東2局2本場

親の渋川がペン3pチーから三色の仕掛け。近藤が5-8pで先制リーチ。これをあっさりツモって2000-4000のアガり。

東3局

渋川がカン8pで3巡目先制リーチ。瑞原が5sをポンしてカン3s待ちでテンパイ。ここはスジとなった8pを萩原が打ち出し、渋川が2600のロンアガり。

東4局

親の瑞原が一通確定の4-7pでテンパイしダマ。これに近藤が放銃し、瑞原が12000のロンアガり。

東4局1本場

渋川が自風の西ポンから仕掛け。渋川が5-8sのホンイツでテンパイ。これに近藤が放銃し、渋川が3900ロンアガり。

南場の展開

南1局

瑞原が中ポンから仕掛け。親の萩原は7mチーから喰いタンの仕掛け。萩原が2副露して3-6sでテンパイ。瑞原が終盤4-7sでテンパイ。その後、6sを引いて同じく3-6sに待ち変え。渋川は仕掛けて粘る。ここは萩原がツモって1000オール。

南1局1本場

渋川がダブ南ポンしてカン3pでテンパイ。瑞原がテンパイしリーチに行くが、宣言牌が3p。渋川が3900のロンアガり。

南2局

近藤が1mポンからマンズのホンイツで仕掛け。瑞原がカン5pのテンパイもテンパイ外し。親の渋川が手牌に発暗刻で4pポン。渋川はマンズを押して2-5sでテンパイ。近藤は渋川の仕掛けにオリ。ここは渋川が赤5sをツモって4000オール。

南2局1本場

全員が普通に打ったが、珍しく全員ノーテンで流局。

南3局2本場

萩原が8m単騎で先制リーチ。親の近藤が終盤に3-6sで追っかけリーチ。ここはアガり出ず、近藤・萩原の2人テンパイで流局。

南3局3本場

瑞原が2p4sのシャンポンでテンパイしダマ。その後しばらくして2-5sに変化して先制リーチ。これをツモって2000-4000。瑞原2着に浮上。

南4局

萩原がダブ南ポンから仕掛け。親の瑞原は6pチーから喰いタンの仕掛け。萩原は2-5mでテンパイ。そこに近藤が2m5mシャンポンでリーチ。渋川は迂回しながら4p単騎のチートイツでテンパイ。瑞原がなんとかテンパイを入れ、近藤・萩原・瑞原の3人テンパイで流局。

南4局1本場

渋川が9sポンから発バックの仕掛け。発もポンして3副露で4-7sテンパイ。これに萩原が放銃し、渋川が2000のロンアガり。渋川がトップを獲得した。

第1試合結果

1着:渋川難波 37300(+57.3)
2着:瑞原明奈 35000(+15.0)
3着:萩原聖人 28100(-11.9)
4着:近藤誠一    -400(-60.4)

第2試合展開

東家:渋川難波
南家:瑞原明奈
西家:近藤誠一
北家:萩原聖人

東場の展開

東1局

親の渋川が4-7mでテンパイしダマ。これが瑞原から出て、渋川が5800のロンアガり。

東1局1本場

渋川が中単騎のチートイツでテンパイし2巡目からダマ。それを南単騎に変えると、あっさりツモ。4000オールのツモアガり。

東1局2本場

萩原はカン6sでテンパイし一旦ダマ。その後ツモ切りリーチを敢行。終盤近藤が4-7mで追っかけリーチ。このめくり合いは萩原に軍配。3000-6000のツモアガり。

東2局

渋川が白を暗刻にしての6-9mでテンパイしダマ。そこに親の瑞原が6-9sでリーチ。渋川はこのリーチを見てオリ。近藤が最終手番でテンパイを入れ、近藤・瑞原の2人テンパイで流局。

東2局1本場

瑞原が5-8pで先制リーチ。これを終盤にツモって2600オールのアガり。

東2局2本場

瑞原がカン7mチーからマンズのチンイツに向かう。萩原は8sをポンして5s4mのシャンポンでテンパイ。瑞原は最終手番でテンパイを入れ、萩原・瑞原の2人テンパイで流局。

東2局3本場

萩原が3pから三色と白の後々付けの仕掛け。瑞原は6sをチーして4-7pでテンパイ。萩原がカン8pの三色テンパイを入れる。この8pが渋川から出て、萩原が2000のロンアガり。

東3局

親の近藤がペン3sで先制リーチ。同巡萩原が3-6pで追っかけリーチ。ここは萩原が近藤から一発で打ち取り、8000のロンアガり。

東4局

近藤が2-5pで先制リーチ。親の萩原はペン3pのテンパイを入れてダマ。萩原はテンパイ維持で2p西の役なしテンパイを取る。萩原・近藤の2人テンパイで流局。

東4局1本場

渋川が白をポンしてカン8pのテンパイを入れる。ここに瑞原が4-7sでリーチ。終盤渋川はオリを選択。近藤は1-4-7sのフリテンでテンパイ。渋川も2-5-8sでテンパイ復活。ここは渋川がツモって500-1000。

南場の展開

南1局

萩原がカン6pチーして喰いタンに向かう。瑞原が3-6pで先制リーチ。渋川はカン2mでテンパイしダマ。終盤渋川はカン4mに待ち変え。これを瑞原が掴んでしまい、渋川が2000をロンアガり。

南1局1本場

萩原が北をポンしてカン2mで2巡目テンパイ。これをツモって1000-2000のアガり。

南2局

渋川がカン7sチーから喰いタンの仕掛け。渋川が2-5sでテンパイ。親の瑞原はカン3pでリーチ。渋川は9p引いてオリ。瑞原もアガれず、瑞原の1人テンパイで流局。

南2局1本場

萩原が8mポンから喰いタンの仕掛け。萩原が3-6sでテンパイ。瑞原が7sポンしてドラの5m単騎でテンパイ。ここは近藤が四暗刻のイーシャンテンから3sを打ち出し、萩原が2000のロンアガり。

南3局

萩原が14725mでテンパイしダマ。終盤親の近藤が3p単騎のチートイツでリーチ。ここはアガり出ず、近藤・萩原の2人テンパイで流局。

南3局1本場

萩原が1s発のシャンポンでテンパイ。発の片アガりの形。渋川は1mをチーして白中のシャンポンテンパイ。ここは渋川が萩原から8000をロンアガり。

南4局

萩原・渋川はノーテン流局でOK。瑞原は三倍満ツモor渋川から三倍満or近藤から役満or萩原から12000。近藤は役満ツモのみ。

萩原は689p待ちのテンパイを入れてダマ。9pが出るが見逃し。そしてテンパイを崩して終了。全員ノーテンで流局。萩原・渋川の2名が準決勝進出。

第2試合結果

1着:萩原聖人 43900(+63.9)
2着:渋川難波 38800(+18.8)
3着:瑞原明奈 16300(-23.7)
4着:近藤誠一   1000(-59.0)

最終結果

1位:渋川難波 +76.1
2位:萩原聖人 +52.0
3位:瑞原明奈    -8.7
4位:近藤誠一 -119.4


t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。

この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!

天鳳民のt-yokoが麻雀のメジャーな情報からニッチな情報までいろいろまとめているブログです。Mリーグ・最強戦・その他タイトル戦など様々な情報をまとめていますので参考になれば幸いです。

Mリーグ

Mリーグの記事については上記のページでリンクをまとめています。Mリーグ2022-2023シーズンの情報もこちらのページから確認できます。

MリーグをNAGAで牌譜検討!

外部ページのnoteにてMリーグを麻雀AI「NAGA」を用いて解析した記事を販売しております。下記のリンクから無料で公開している記事をご覧になれますので、興味を持たれましたらご購入を検討いただければと思います。

またお得なメンバーシッププランもありますので、よろしければこちらもぜひ!

Mリーガー選手紹介

Mリーグを戦う32名のMリーガーについて、雀風やプロ人生をまとめた解説記事を書いています。興味のある方はぜひご覧ください。

神域Stremaerリーグ

Mリーグオフシーズンの2022年5月から9月に、Mリーガーと配信者による麻雀のリーグ戦が行われています。神域リーグに関する記事は下記にまとめていますのでこちらを参照ください。

麻雀タイトル戦試合結果

こちらの記事で2022年度に開催されているタイトル戦の試合結果をまとめた記事を一覧にしています。タイトル戦の結果を知りたい方はこちらの記事を参照ください。

麻雀初心者向け記事

麻雀初心者のための記事一覧です。ゲームの進め方や符計算の方法などの記事を掲載しています。

ゲームの進め方

まずは麻雀を始めるにあたって、どのようにゲームを進めればいいのか、というのが一つの壁です。どのような順番でゲームを進めていけばいいのかを一通りまとめた記事になります。

点数計算の仕方

麻雀の新規参入の一つのカベとなっているのが、この「符計算・点数計算」です。麻雀の複雑な符計算や点数計算について1からまとめていますので、覚えるときの参考にしてください。

麻雀ニュース/雀魂ニュース

Mリーグ以外の麻雀界のニュースについては「麻雀ニュース」、ネット麻雀の最大手の一つ「雀魂」のイベント関連のニュースなどは「雀魂ニュース」にまとめています。

天鳳6段奮闘記

ブログの記事を作成しているt-yokoが普段打っている麻雀の反省をまとめた記事が「天鳳6段奮闘記」です。記事の本数が多いので、上のリンクからご覧になってください。

私のいろいろなミスが載っていますから、それをヒントにあなたの麻雀の実力向上にお役に立てていただければと思います。

最新記事