2023年7月22日、Mトーナメント2023のFINALステージ C卓/D卓戦の試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。
Mトーナメントとは？
MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。
FINALステージC卓
出場者
松本吉弘
山脇千文美
滝沢和典
園田賢
第1試合展開
東家：滝沢和典
南家：園田賢
西家：松本吉弘
北家：山脇千文美
東場の展開
東1局
山脇が白ポンから仕掛け。園田がカン４ｍで先制リーチ。そこに同巡、松本が６－９ｍで追っかけリーチ。さらに山脇も３ｐ９ｓでテンパイ。ここは園田が９ｍを一発で掴んでしまい、松本が8000ロンアガり。
東2局
親の園田がカン７ｐをチーして喰いタン。園田はカン５ｍでテンパイ。そこに山脇が１－４ｓでリーチ。ここは園田が赤５ｍツモで2000オール。
東2局1本場
山脇が２－５ｓで先制リーチ。同巡松本が５－８ｍで追っかけリーチ。滝沢は発をポンしてテンパイを取るが、テンパイ打牌が５ｍ。松本が8000をロンアガり。
東3局
滝沢がカン２ｍで先制リーチ。これを一発でツモって2000-4000。
東4局
松本が５－８ｐで先制リーチ。園田は喰いタンで仕掛けて２－５－８ｓでテンパイ。親の山脇はカン４ｓを仕掛けて三色のペン７ｐテンパイ。3者のめくり合い、松本に軍配。松本が山脇から8000ロンアガり。
南場の展開
南1局
園田がカン３ｓで先制リーチ。これをツモって2000-4000のアガり。
南2局
親の園田がカン８ｍチーから南バックの仕掛け。山脇が１－４ｍで先制リーチ。同巡滝沢が３－６ｍで追っかけリーチ。このめくり合いは滝沢に軍配。滝沢が山脇から8000ロンアガり。
南3局
親の松本が２ｍポンして３－６ｐでテンパイ。山脇は５ｓ７ｓのシャンポンでテンパイし一旦ダマ。ここは園田から７ｓが出て、山脇が5200ロンアガり。
南4局
親の山脇が白をポンして５－８ｓでテンパイ。これを園田からあっさりアガって2900。
南4局1本場
園田がドラの１ｓポンから西バックの仕掛け。親の山脇が２－５－８ｍで先制リーチ。これをツモって2600オールのアガり。
南4局2本場
山脇が４－７ｓで先制リーチ。滝沢は９ｍをポンしてマンズのホンイツで粘る。滝沢はカン２ｍでテンパイ。だがここは山脇がツモアガって4000オール。山脇が2着目に浮上。
南4局3本場
園田がマンズのメンホン、８９ｍ待ちで先制リーチ。これをツモって2000-4000。園田が3着に浮上。松本がトップを守りきった。
第1試合結果
1着：松本吉弘 34100(+54.1)
2着：山脇千文美 24500(+4.5)
3着：園田賢 22900(-17.1)
4着：滝沢和典 18500(-41.5)
第2試合展開
東家：松本吉弘
南家：山脇千文美
西家：滝沢和典
北家：園田賢
東場の展開
東1局
園田が２－５ｍで先制リーチ。これに滝沢が粘るが終盤にオリ。園田もアガれず、園田の1人テンパイで流局。
東2局1本場
園田が手牌に東暗刻で９ｐポンから仕掛け。園田が５－８ｍ待ちでテンパイ。松本が３－６ｍでテンパイしダマ。ここは園田が６ｍを掴んで、松本が5200ロンアガり。
東3局
山脇が１ｐ７ｐのシャンポンで先制リーチ。親の滝沢は赤５ｓをチーして喰いタンで粘る。滝沢は３ｐ８ｐのシャンポンでテンパイ。ここはハイテイの手番で山脇が８ｐを掴む。滝沢が山脇から5800ロンアガり。
東3局1本場
山脇がペン３ｐで先制リーチ。同巡滝沢は５ｓをチーして２－５－８ｍでテンパイ。さらに園田も仕掛けてカン６ｍでテンパイ。このめくり合いは山脇に軍配。山脇が園田から5200ロンアガり。
東4局
滝沢が中ポンから仕掛けてピンズのホンイツ。松本がドラの２ｍ単騎のチートイツでテンパイしダマ。滝沢は５ｐもチーしてカン８ｐのテンパイ。ここは滝沢が８ｐをあっさりツモって2000-4000。
南場の展開
南1局
親の松本が９ｓと白のメンホンテンパイを入れてダマ。これに滝沢が白を放銃し、松本が12000ロンアガり。
南1局1本場
山脇が３－６－９ｓで先制リーチ。そこに園田が８ｐをポンしてカン７ｍでテンパイ。ここは山脇が高目となる９ｓをツモって3000-6000に仕上げる。
南2局
園田が終盤ペン３ｍで先制リーチ。親の山脇は４－７ｐでテンパイしダマ。ここは滝沢が粘ろうと園田の現物７ｐを打ち出し、山脇が5800ロンアガり。
南2局1本場
親の山脇が白をポンしてペン７ｓでテンパイ。そこに園田が６－９ｍでリーチ。このリーチを受けて山脇はオリ。滝沢はカン５ｍでテンパイしダマ。ここは滝沢が赤５ｍを引いて2000-4000のアガり。
南3局
親の滝沢が２ｐとドラの北のシャンポンで先制リーチ。ここは園田から北が出て、滝沢が12000ロンアガり。
南3局1本場
山脇が南ポンから仕掛け。滝沢は白をポンしてマンガンのイーシャンテン。滝沢は３－６ｍでテンパイ。園田は６ｍをアンカン。すると滝沢にさらにドラが乗って倍満のテンパイ。
山脇は積極的に南を加カン。さらに滝沢がドラの１ｓをアンカン。滝沢は５ｍ単騎に待ち変え。そこからさらに７ｍ単騎に受け変え。ここは滝沢が７ｍツモ。8000オールで滝沢が一気に突き抜けた。
南3局2本場
山脇が終盤６－９ｐで先制リーチ。園田は３ｓをチーして４－７ｍでテンパイ。ここはアガり出ず、山脇と園田の2人テンパイで流局。
南4局3本場
松本・滝沢はアガればOK。山脇は三倍満ツモor松本から12000or滝沢から16000or園田から24000。園田は連荘あるのみ。
滝沢は中ポンから終わらせに行く。滝沢は2副露して４－７ｐでテンパイ。これをツモって500-1000。滝沢と松本が勝ち抜けを決めた。
第2試合結果
1着：滝沢和典 65900(+85.9)
2着：山脇千文美 27300(+7.3)
3着：松本吉弘 21900(-18.1)
4着：園田賢 -15100(-75.1)
最終結果
1位：滝沢和典 +44.4
2位：松本吉弘 +36.0
3位：山脇千文美 +11.8
4位：園田賢 -92.2
FINALステージD卓
出場者
白鳥翔
坂本大志
渋川難波
本田朋広
第1試合展開
東家：本田朋広
南家：白鳥翔
西家：渋川難波
北家：坂本大志
東場の展開
東1局
白鳥が４－７ｍで先制リーチ。これをツモって1300-2600のアガり。
東2局
坂本が２－５ｓのノベタンで先制リーチ。そこに親の白鳥が４－７ｐで追っかけリーチ。ここは白鳥が一発ツモで6000オールのツモアガり。
東2局1本場
本田が１ｓチーから仕掛け。白鳥は赤５ｍチーから発バックの仕掛け。本田は４ｓ片アガりの一通テンパイ。坂本は赤５ｐをチーして５ｓ片アガりの三色テンパイ。さらに白鳥も自力で発を暗刻にして１－４ｓテンパイ。結局アガりは出ず、渋川の1人ノーテンで流局。
東2局2本場
本田がドラで自風の北をポンして８ｐ９ｍのシャンポンテンパイ。そこに渋川から高目三色の６－９ｐでリーチ。このめくり合いは本田に軍配。本田が渋川から8000ロンアガり。
東3局
坂本がメンホンの８ｐ西シャンポンでテンパイしダマ。これに白鳥が放銃し、坂本が12000ロンアガり。
東4局
白鳥は８ｐポンから喰いタンの仕掛け。本田は発ポンからマンズのホンイツ。渋川がカン４ｍで先制リーチ。ここは中スジになった４ｍを白鳥が打ち出して、渋川が2600ロンアガり。
南場の展開
南1局
白鳥が白ポンから仕掛け。北もポンして６－９ｓでテンパイ。これが本田から出て、白鳥が1000ロンアガり。
南2局
本田が４ｍチーから喰いタンの仕掛け。白鳥もカン３ｍ仕掛けて３－６ｐのテンパイ。さらに坂本は中をポンしてカン６ｓテンパイ。ここは渋川から６ｓが出て、坂本が1000ロンアガり。
南3局
坂本が白単騎のチートイツで先制リーチ。本田は３ｐチーから粘る。ここはその本田から白が出て、坂本が3200ロンアガり。
南4局
本田がドラの発をポンしてマンズのホンイツ。白鳥がカン５ｍでテンパイし役なしダマ。これをそのままツモって300-500。白鳥がトップを獲得した。
第1試合結果
1着：白鳥翔 37700(+57.7)
2着：坂本大志 33400(+13.4)
3着：本田朋広 22500(-17.5)
4着：渋川難波 6400(-53.6)
第2試合展開
東家：白鳥翔
南家：本田朋広
西家：坂本大志
北家：渋川難波
東場の展開
東1局
親の白鳥が２ｍをチーして４－７ｐでテンパイ。坂本は終盤２－５ｐでテンパイしダマ。終盤坂本は２－５ｐのままリーチ。同巡渋川も８ｓ単騎で追っかけリーチ。リーチを見て白鳥はオリ。ここは坂本がハイテイでツモって2000-4000。
東2局
白鳥がカン３ｐをチーして発バックのテンパイ。坂本は７ｐをチーして５－８ｍテンパイ。さらに親の本田がカン８ｍでリーチ。白鳥はリーチを見てオリ。さらに渋川が２ｍ５ｍのシャンポンで追っかけリーチ。3者のめくり合い、軍配は坂本。坂本が1000-2000ツモアガり。
東3局
白鳥が自風の西ポンから仕掛け。白鳥は白発シャンポンのテンパイ。本田が終盤３－６ｍでリーチ。そこに親の坂本が４－７ｍで追っかけリーチ。さらに渋川も４－７ｐで追っかけ。ここは坂本が４ｐを一発で掴んで、渋川が8000ロンアガり。
東4局
親の渋川が３ｓチーからソーズのホンイツ。白鳥はペン３ｍのテンパイを入れてダマ。ここは渋川から３ｍが出て、白鳥が1300ロンアガり。
南場の展開
南1局
本田がドラのダブ南をポン。他3者はこれに対応。渋川が迂回しながら１－４ｍで終盤にリーチ。ここはアガり出ず、渋川の1人テンパイで流局。
南2局1本場
白鳥が白ポンから仕掛け。坂本はダブ南をポン。渋川はカン４ｍのテンパイもテンパイ外し。次巡に２５８３６ｓの5面待ちで先制リーチ。ここは渋川が６ｓをツモって2000-4000のアガり。
南3局
親の坂本が2巡目に５ｍ単騎でテンパイしダマ。白鳥はカン６ｍでテンパイし役なしのダマ。そこから白鳥は７ｍ単騎に待ちを変えて５ｍを打ち出す。坂本が2400ロンアガり。
南3局1本場
親の坂本は７ｓをチーして三色のペン３ｍでテンパイ。ここはノーチャンスとなった３ｍが白鳥から出て、坂本が5800ロンアガり。
南3局2本場
渋川が白ポンから仕掛け。白鳥は２ｓをチーして２－５ｐでテンパイ。渋川は４ｍもポンして１－４ｐでテンパイ。白鳥は打つ牌に迷い、結局４ｐを打ち出す。渋川が2000を白鳥からロンアガり。
南4局
坂本はアガればOK。渋川はノーテンOKかつ、坂本に2600まで放銃してもOK。白鳥は800-1600ツモor渋川から2300or坂本から4500or本田から3900。本田は三倍満ツモor渋川から三倍満or他2人から役満。
本田は国士狙い。渋川は配牌オリ。坂本はカン６ｍチーから喰いタン。白鳥はテンパイできず。なんとか坂本に差し込みに行くがテンパイしていない。終盤坂本は３－６ｍでテンパイ。だがテンパイを崩して全員ノーテンで流局。渋川と坂本の2人が勝ち上がりとなった。
第2試合結果
1着：渋川難波 42600(+62.6)
2着：坂本大志 36400(+16.4)
3着：本田朋広 13900(-26.1)
4着：白鳥翔 7100(-52.9)
最終結果
1位：坂本大志 +29.8
2位：渋川難波 +9.0
3位：白鳥翔 +4.8
4位：本田朋広 -43.6
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