今回のテーマは見逃しがちな形です。
麻雀というゲームは、先制リーチが最強といって過言ではありません。ですから、より効率よく手牌のシャンテン数を上げていける形はは、ある程度暗記しておく必要があります。
以下に初心者が見逃しやすい牌の並び3種類を紹介します。
まずはこれを覚えて、中級者への第1歩としましょう。
形その1 リャンメンカンチャン
上記は両面2つの1シャンテン。
この形だと手拍子で1mを打ってしまう人も多いですが、1mを残して8sを切ると、2mを引いたときもテンパイするのです。
34556という形は、①345と56 だけではなく ②35と456 と分解できます。
1mを置いておくと、135の、リャンカンと呼ばれるいい形となるのです。
両面とリャンカンを組み合わせたこの形、頻出系なので覚えるべし!
数字のかぶったメンツがあるときは少し立ち止まって、リャンメンカンチャンじゃないか考えてみましょう。
形その2 飛び石トイツ
6pをツモって1シャンテン。この手牌の場合は何を切るかが重要です。
一見してソーズを外せば良さそうであることはおわかりいただけると思いますが・・。
正解は6s。6sを切ると、4,5,7,8sでテンパイします。
4sや8sを切ってしまうと、4s切りでは5,6,8sでテンパイ、8s切りでは4,6,7sでテンパイとテンパイする牌の数が減ってしまいます。
このように1つとんだ数字のトイツが3つあるときは真ん中の数字の牌を切るのが最大効率です。形その1と比べて頻度は低いですが、そこそこ見かける形なので暗記しておきましょう。
形その3 離れたリャンカン
1pをツモる前の段階ですでに1シャンテンです。こうなると9sでも1pでもどちらを切っても1シャンテンですが、1pを残して9sを切ると、2pを引いたときもテンパイします。
連続する数字が4つと、その1つ外側の数字が1つずつあると、リャンカンのようにカンチャンが2つ扱える形になるわけです。
357のような隣り合ったリャンカンとは違い、間に4枚牌があるため結構見落としがちですが、リャンカンと同様にいい形なのでよく意識しましょう。
以上が初心者が見逃しやすい形3種になります。まずはこの3種から覚えて、リーチを多く打てるようになりましょう!
それでは。