5/17結果:1着1回、3着1回
ネット回線が切れなければ調子自体は非常にいいです。スマホの方がネット回線的にはいいのですが、やっぱりタップ操作だと操作ミスが怖いんですよね。スマホをマウスとキーボードで動かせるようにしようかな。
さて今日は何切る問題でありそうな場面を一つ。
ドラ4の勝負手。6sが入ってテンパイです。これが9sならタンヤオがつかないのでリーチになりそうですが、6sを引いたことで1p切りならタンヤオがついてダマテンにもとれるようになりました。
最低マンガンで打点は十分なので、さすがにテンパイはとった方がいいでしょう。
なので選択肢は、
1.1pを切りダマテン
2.1pを切りリーチ
3.赤5pを切りリーチ
4.6pを切りリーチ
といったところでしょうか。
さて何を選択しますか?
ここで自分は赤5p切りリーチとしました。
まず4.の6p切りリーチは特にカン2pがアガりやすくなりません。また自分が2枚持っているのでまずないとは思いますが、万が一誰かに6pがトイツで入っていて、ドラポンして押し返してこられるのがイヤです。
これは5pをどうしても切りたくないとき、つまり仕掛けている人の最終手出しが3pで、3-6pより2-5pを警戒した方がいいときなどにはあり得る選択肢です。
今回は特に仕掛けもないので、ドラを鳴かれるのを警戒して、6p切りとはしませんでした。
次に1.の1p切りダマですが、これは自分がリードしているときなら有効な選択肢です。自分がドラ4なのでダマテンにしてもオリる機会はあまりなさそうですがピンズやソーズ周りが良形に変化してアガりやすくなるケースもあります。
ただ今回4pはドラに近い牌でダマテンにしていても簡単に出る牌ではありません。自分がドラを多く持っているので、リーチを打ってしまえば相手が降りてくれる可能性は高いです。
リーチせずに相手に好きに打たせるよりはリーチして相手を牽制した方がよいと考えました。
そして2.1p切りリーチですが、これは自分が点数的にかなり負けているときは有効な選択肢です。魅力はやっぱり打点です。最低でもハネマン、ツモって裏が1枚でも乗れば倍満まであります。
ただ、先ほど1p切りのダマでも申し上げたとおり、4pというのは出にくい牌です。巡目の早いリーチなので、4pでもアガれるケースはあるでしょうが出アガりの可能性は結構低そうです。
また、点数状況として東2局のそこそこフラットな状況なので、打点をMAXにするよりはアガり率を上げたいです。
というわけで3.赤5p切りリーチを選択しました。たぶん上記の選択肢の中では最もアガり率は高いと思います。
これが通常の5pであれば135pから5pを切ってのリーチはよくあることなので2pは出にくいところですが、赤5pを切ってのリーチとなると、わざわざドラを切って1翻下げてリーチすることになるので普通は1p切りになるでしょう。
ですから赤5p切りリーチの場合は2pはかなり安全になります。それを逆手にとってのリーチです。
巡目も早いので安パイに困った人が2pを持っていたら結構打ってくれるだろうと考えました。
実戦はイーシャンテンだった親が追いついて追っかけリーチされたので、2pが出にくくなってしまいましたが、その親から2pがツモ切られ、マンガンのアガりとなりました。
もうひとアガりしてオーラスまでいい展開できました。普段だったら絶対4sを鳴かずにリーチをかけたい場面ですが、今回はアガりさえすればトップの局面なので積極的にチーしてテンパイをとります。
かなり広いイーシャンテンで簡単にリーチが打てそうなので、4s以外はスルーの予定でした。
またピンフでアガれる場合は親に追っかけリーチなどを打たれるリスクを考えてダマです。ただピンフにならない場合、リャンメンリーチが打てるなら、親に振り込んでもまだ即ラスというほどの点差でもないのでリーチの予定でした。
これをアガりきりトップ獲得です。
今回の1個目の振り返りの場面。何切るを普段からやっていると、ああいう場面での判断が下しやすいと思います。ただ、実際は本稿のように何切りはどういうメリットデメリットがあって、それらを比較した上で今回は何切りにしました、という振り返りを考えるのがベストです。
麻雀は状況次第で最適な一打が変わりやすいゲームなので、一つの正解に固執せず場面ごとの正解を常に考えるようにしましょう!
それでは。
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