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天鳳5段奮闘記 #100 押しの境界線

 

5/19結果:1着1回、3着1回、4着1回

 

4着を引いてしまいましたが、ポイント的には今月の始めより+150ptあるのでまあまあいいでしょう。ちょっとさすがにマンガン手を2回つぶされるとキツいものがあります。

そちらよりも3着になった半荘のほうがギリギリもいいところだったのでラスを2回引かなかったことを喜びたいです。

記事としても節目の100回目!今は麻雀もブログの更新もいい調子ですから、これを続けていきたいですね。

さて今回は相手に仕掛けやリーチが入っているときの押しの考え方について反省していきたいと思います。 

 

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 まず1局目。全員が仕掛けていて、4人ともテンパイの可能性が高い状況です。

ただこちらの手も4pでの片アガりの形とはいえ、7700点の手なのでかなり押したいところです。この手に7mを持ってきてツモ切りとしたのですが、これはさすがに押しすぎでした。

7mは全員に対して通っていません。一応上家だけは4mを切っているので4-7mではアタりませんが、7mが場に見えていないので7mのシャンポンの可能性はあります。

その上で、対面と下家の仕掛けには非常に危険なところです。まずこの巡目にもかかわらず、6mが場に1枚も見えていません。ということは3人中2人くらいは6mを持っている可能性が高いです。

そのうえで5mも場に2枚見えであり、56mのターツを持っている人がいる可能性は非常に高いといえます。

もともとその可能性が高いことに加えて、対面は3m、下家は8mと4-7mの裏スジとなる牌を切っているため、さらにその可能性は高くなります。(実際、下家は56mを持っていて7mは入り目の牌でした。)

しかも7mでアタるケースはドラの6mまたぎのケースが多く、放銃点が高くなってしまいます。

また7mはション牌のため、対面の仕掛けがトイトイだった場合にアタる可能性もあります。

以上のように考えていくと、さすがにこの7mは振り込むリスクが高く、振り込んだときの被害もバカになりません。

自分がマンガンとはいえ、4pの片アガりという愚形待ちのテンパイでアガり率がやや低いということも加味して、オリを選択すべきでした。

オリられる牌がないのなら押すことも考えられますが、ソーズが全員に対してそこそこ安全なので、ここを切ってオリたほうが良かったと思います。


実戦はこれを押し切ってアガってしまいましたが、そういうときこそ反省を忘れないようにしなければいけません。

 

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 2局目です。 今度は上家と対面が仕掛けていて、下家からリーチを受けた局面。リーチ一発目のツモが7mでこれをツモ切りとしました。

この場面は1局目とは違って、ギリギリ押してもいいかなという感覚です。

まず上家の仕掛けは、手出しが5s、1m、6m、北で何をしているのかよく分かりません。感覚的にはイーシャンテンくらいに見えます。

対面は2つ鳴いて字牌の発を切ってきたので、喰いタンでテンパイしている感じです。とはいえ自分の目からドラが3枚見えているので、MAXで3900点の仕掛けに見えます。

下家のリーチはマンズなら4-7mがド本命ですが、ソーズとピンズにスジがまだ残っています。

自分の手が3900点でドラも持っているので、一発で打ち込んでもマンガンくらいで済むケースが多いです。

マンガンなら瞬間的には2着ではいられるのですぐラスにはならなそうです。また自分の手がリーチ者の現物である良形の5-8m待ちであり、1局目の4pの片アガりよりアガれる可能性はかなり高いといえます。

打点も3900+リーチ棒の4900点と十分なリターンがあるため、ここは押しました。

1局目との違いは

・点数状況的にここで打ち込んでもまだラスにはならなそう。
・待ちとしてアガりやすい待ちである。
・7mの危険度もそこまでは高くない。

といったところでしょうか。

1局目はめちゃ危険な7mでしたが、ここはまだアタるケースが絞りきれない場面で、リターンも結構得やすい形なので、これなら押しになります。

こういった違いを瞬間的に判断するのは難しいですが、こういう無茶な押しと強気な押しの区別をキチンとつけて6段に早く戻れるように精進したいですね。

 

それでは。

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