6/20結果:2着1回
2着1回はいいんですけどね。今回の半荘はちょっと強気に行きすぎる部分が目立った
かな、という印象です。
押すのはオリたりするよりよっぽど簡単なんですが、ラスを引かないためにはこれを
最低限の数に抑えることが肝要です。
その辺りを重点的に振り返っていこうと思います。
東1局
起親で幕を開けましたこの局、配牌から東と中をトイツで持っているというかなり
ラッキーな展開でした。
そうなると、後はどういう形でアガりに結びつけるか?です。
最終形がアガりやすくなるように7pを切らずに、578pの3面チャンを残します。
8sの受け入れはなくなりますが、6pが自分の目から4枚見えで、ピンズが待ちに
なったときに相手が使いにくい牌なので、相当アガりやすい待ちです。
東、中を鳴いて相手も警戒してくるので、テンパイ時にアガりやすい形を残すことも
重要です。
結果は道中東をカンすることができ、5pをツモったことでテンパネしました。
3200オールのアガりで展開が楽になりました。
東3局1本場/2本場
1本場のこの局は全員が仕掛けています。
自分は2000点の4-7sテンパイです。そこに3mを持ってきてツモ切りとしましたが
これはちょっとやり過ぎたかな、という感じです。
3mは全員に対して無スジであり、今局のドラ2mの隣の牌です。カン3mとかの
愚形にアタるケースがすごくありそうなんですよね。
とはいえオリるにしてもろくな牌もないので3m打った方がマシかもしれませんが。
オリるなら、全員ソーズの下の方はあんまり持って無さそうなので3sとかになりそう
です。
点数状況的に負けていたら3mは押すんですけど、トップ目なので、3人の間で
ラッキーな横移動が起こる展開にかけた方が分がいいように思うのでオリたいという
発想になっています。
結局、親と自分が7sを上家からダブロンするという珍しい結果になりました。
2本場は自分の手がただただ微妙なのでオリようと思って打った8pが上家の
ダマテンに放銃。たった今テンパイしたところですが、8pが2枚切れなのでダマテン
にしたのだと思われます。
さっき打たれたばかりの8pからオリ始めようとしましたが、上家の6m手出しで
一応アタる可能性はあるんですよね。
他にもいろいろ安全そうな牌はあるので、レアケースとはいえこの8pで放銃するのは
もったいないです。マンズ568mは安全そうなので、ここをきっちり合わせていくの
が正解でしたね。
南4局
オーラス、ラス目とは12000点差、2着目とは7000点差です。
自分は白の片アガりですが、8000点のテンパイ。これをアガりきれば2着ですが
親に打ち込むようなことがあると、ラスになってしまいます。
その状況でこの2s打ち。親の最終手出しが3sですが、一応4sのワンチャンス
です。親にツモられるのもキツいので押してみました。
自分の感覚ではここまではギリギリ押してもいいかな、と思います。
2巡後に親が9sを手出した後に、持ってきた7sをツモ切り。
これは難しいですね。9s手出しということはその付近のターツを持っているという
ことです。今回は6sとのスライドでしたが、シャンポンやペンチャンへの受け替え
というケースも考えられます。この9s打ちはかなりテンパイに見え、7sの危険度も
高い部類に入ります。さすがにこの7sは行き過ぎたかな、と思います。
自分の手がもっとアガりやすければ雑に押す選択もあると思いますが、白の片アガりの
上に巡目ももう13巡目と、アガれるか微妙なラインなんですよね。
実戦ではこれを押した結果、アガりきって2着になれたのですがこれで良かったのかは
微妙なところです。ただ、自分がドラ3枚持っていて親の手が安い可能性があるのと
2着になれる可能性があることを考えると押したほうがいいのかもしれません。
今回は本当に押し引きが難しい半荘でした。結局は押し切ったことで2着を取れたの
ですが、こういう場面で安全に3着で終わらす方がリスクが少ないケースも多々あり
ます。場面場面でしっかり押し引きの判断ができるように経験を血肉にしないといけ
ませんね。
あと、こういう難しい場面が増えないように、今回の8p放銃みたいなうっかりした
放銃を減らすことも大事です。今の楽な展開にかまけず、最後に楽になるように気を
抜かずに打つように心がけます。
それでは。