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Mリーガー紹介!「麻雀軍師」勝又健志

勝又健志。EX風林火山に所属するMリーガーだ。

麻雀に対する情報処理能力の高さから「麻雀IQ220」とまで称されている。また学歴も早稲田大学卒と高学歴だ。

そんな知性に恵まれた勝又の麻雀について解説していこう。

基本プロフィール

生年月日:1981年3月15日
出身地:東京都墨田区
学歴:早稲田大学卒業
血液型:B型

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麻雀との出会い

小学生の頃は剣道に打ち込む少年だった勝又。高校卒業時には三段となるほどの腕前だという。

そんな勝又が麻雀を初めて触ったのは小学5年生の頃。勝又の両親は共に兄弟姉妹が多く、親戚が多かった。

その中で親戚同士で集まるときはよく麻雀をすることがあり、そこに勝又も混ぜてもらうようになった。

中学校に入ると剣道部の稽古終わりに部室にあったカード麻雀で遊び、高校生になると友達の家で麻雀、と麻雀打ちとして順調にステップアップしていく。

そして大学入学後は麻雀店でアルバイトを始める。麻雀店にはプロが訪れることもたびたびあり、そこでプロと接するうちに、麻雀プロを強く意識するようになったという。

そして2000年に大学1年生で日本プロ麻雀連盟17期生としてプロテストに合格。その後研修を経て、19歳でのプロデビューとなった。

ちなみに勝又は早稲田大学出身と学歴もスゴい。麻雀プロには高学歴な人も多いが、やはり数字のゲームだけにアタマがいい人の方がハマりやすいのかも?

プロ入り後の活躍

大学卒業後は麻雀プロのかたわら、塾の講師をしていた勝又。

2011年に初のビッグタイトルとなる、第2回麻雀グランプリMAX優勝。

2014年に自信が所属する連盟の最高位リーグ、鳳凰位戦A1リーグに昇格。

その翌年、2015年には鳳凰位決定戦にて優勝し、第32期鳳凰位を獲得し、鳳凰位獲得の最年少記録を更新した。

いずれも日本プロ麻雀連盟が主催するビッグタイトルであり、日本プロ麻雀連盟の中でもトップの実力を持っていることが分かる。

2016年に行われた麻雀プロ団体日本一決定戦にも連盟の代表として出場し、個人スコア4位の活躍で見事優勝に貢献した。

そして2018年にEX風林火山から3巡目指名を受け、Mリーガーとして活躍するようになる。

Mリーグでの活躍

Mリーグ初年度となった2018年、勝又は個人スコア21人中の11位とまずまずの成績を残す。

チームはファイナルへ進出するも、チーム全員がマイナスポイントとなり、最終順位は2位で優勝を逃す。

2019年は個人スコア29人中の14位でこれまた中庸な成績。ただチームメイト2人が大きくマイナスしたため、レギュラーシーズン敗退となった。

そして2020年、レギュラーシーズンでは30人中の19位と低調だったものの、チームはファイナルまで進出。

2020年のファイナルシリーズでは7戦5トップと驚異的な成績を残し、チームを優勝へと導いた。

Mリーグ2021でも個人4連勝を記録するなど、EX風林火山の勝利の原動力になっていることは間違いない。

個人成績

2018シーズン

レギュラーシーズン:+15.9
ファイナル:-12.0

チーム成績

レギュラーシーズン:1位
ファイナル:2位

2019シーズン

レギュラーシーズン:+0.5

チーム成績

レギュラーシーズン:8位敗退

2020シーズン

レギュラーシーズン:-73.3
セミファイナル:-132.6
ファイナル:+274.2

チーム成績

レギュラーシーズン:4位
セミファイナル:4位
ファイナル:優勝

2021シーズン

レギュラーシーズン:+197.1
セミファイナル:-50.4

チーム成績

レギュラーシーズン:4位
セミファイナル:5位敗退

チームメイト

松ヶ瀬隆弥

渋谷ABEMAS多井に続く、2人目のRMU所属のプロ。EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションを勝ち抜いてMリーガーになった。

二階堂亜樹

Mリーグ初の姉妹Mリーガー、二階堂姉妹の妹。長きにわたり女流プロの第一線で活躍している。

中卒で麻雀店で働くなど、漫画化や映画化されるほどの波瀾万丈な人生を歩んでいる。

二階堂瑠美

亜樹の姉。自由な打ちスジで、まさしく天衣無縫の名が最も似合うプロだと思う。

勝又の雀風

勝又の雀風はメンゼンよりのオーソドックスなスタイル。鳴きも器用に使い分けられる柔軟なタイプだ。

ただ、やはり勝又の麻雀を語る上で外せないのはその緻密で繊細な「読み」だ。

「麻雀IQ220」と称されるほどで麻雀における情報処理能力が非常に高い。

以前、滝沢と佐々木寿人がチンイツ麻雀で対局するという場があり、その解説に呼ばれていたのが勝又だった。その動画が下記だ。


チンイツの待ちを認識するのはアマチュアには難しい。しかし、勝又はほとんど見た瞬間に待ちを把握している。

しかも、何を引いたら何待ちに変化するということまで解説していたのには舌を巻いた。

この情報処理能力の高さと、本人の麻雀センスによって生み出される「読み」。

これを基礎とした独特な手牌進行や押し引きはまさに「麻雀軍師」の名にふさわしい。

また、勝又の麻雀プロとしてもうひとつ素晴らしい点は解説だ。

勝又の解説は昔から定評がある。解説のために、他の競技の実況を見るなどファンに麻雀を伝えるための努力を怠っていない。麻雀プロとして素晴らしい姿勢だと私は思う。

勝又は過去に塾講師を務めていた過去もあり、それも麻雀の解説に活かされているのだろう。

勝又プロの「軍師の読み」と「明瞭な解説」に期待だ。

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