個性的なメンバーの多いMリーグでも、特に個性派揃いなのがセガサミーフェニックスというチーム。
本記事ではそんなセガサミーフェニックスについて解説していこう。
概要
基本情報
オーナーはセガサミーホールディングス株式会社。麻雀関連でいえば、「セガNET麻雀 MJ 」の運営が有名だろう。
チーム名のフェニックスは「不死鳥のように、不撓不屈の精神で最後まで諦めず戦う」という意味が込められている。
チームメンバーは魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、東城りおの4名。過去に和久津晶が所属。
Mリーグでは2019シーズンに準優勝するが、それ以外のシーズンではレギュラーシーズン敗退となっている。
公式ホームページ
チームの公式ホームページのURLはこちら。
監督:高畑大輔→吉野慎一
チームオーナーであるセガサミーが手がける麻雀ゲームの「セガNET麻雀 MJ 」。そのディレクターである高畑大輔が2018-2020シーズンで監督を務めた。
高畑は2021年7月1日付でMJの仕事からは離れ、異動することになった、という旨を下記の動画で発言している。
2021シーズンからは同ゲームの総合プロデューサーである吉野慎一が監督として就任した。
【監督就任のお知らせ】
— セガサミーフェニックス (@SEGASAMMY_PNX) July 19, 2021
セガサミーフェニックスは、新監督としてセガNET麻雀MJシリーズのプロデューサーである吉野氏が就任したことをお知らせ致します。
▼詳細はこちらより≪セガサミーフェニックス公式HP≫https://t.co/66y6rQ3LKV
公式YouTube
セガサミーフェニックス
セガサミーフェニックスの公式チャンネルは2021年8月より動画をアップロード。
チャンネル開始早々はフェニックスの4人が麻雀以外のことに挑戦している動画を上げていたが、最近は控え室風景を撮影してアップロードしている。
セガサミーフェニックスファンなら要チェックだ。
チームメンバー
魚谷侑未
Mリーグ2018ドラフト1位指名
生年月日:1985年11月2日
出身地:新潟県柏崎市
血液型:B型
所属:日本プロ麻雀連盟25期生
もともと騎手を目指していたが、厳しい体重制限などに苦しみ、その夢を断念。その後に麻雀プロになるという異色の経歴。
主な実績は第44期王位、第16期日本オープンなど。
魚谷の雀風は鳴きを使いこなす麻雀。二つ名の「最速マーメイド」の名の通り、仕掛けてアガりの回数を増やすことで勝利につなげるタイプ。
YouTube活動
フェニックスの魚谷侑未・東城りおの2人が合同で運営しているチャンネル。動画投稿のペースとしては大体週に1回くらい。
内容は基本的に魚谷、東城の二人がなにがしかで遊んだりしている動画が多い。ただ東城がMリーガーになってからはMリーグ関連の動画も結構上がっている。
近藤誠一
Mリーグ2018ドラフト2位指名
生年月日:1963年8月1日
出身地:兵庫県尼崎市
血液型:A型
趣味:温泉
所属:最高位戦日本プロ麻雀協会22期生
34歳で最高位戦入会と遅くしてプロ入り。しかし、プロとしての活躍が目立つのはここ10年ほどであり、50歳を超えてから全盛期を迎えている。
主な実績は第37・40・41・43期最高位、2018最強位など。Mリーグでは2019シーズン4着回避率1位。
雀風としては、敬愛する飯田正人プロから受け継いだ、独特な手順で高打点を目指す打ち方。その打ちスジから「大魔神の系譜」とも呼ばれる。
茅森早香
Mリーグ2018ドラフト3位指名
生年月日:1982年5月4日
出身地:北海道
血液型:B型
所属:最高位戦日本プロ麻雀協会26期生
研究会などで学ぶことをせず、独学で得たものから結果を出すことから「天才すぎるオンナ雀士」の異名を持つ。
主な実績としては、第2回・第13回女流モンド杯、第11期女流最高位など。また、Mリーグでは2018シーズン平均打点王を獲得している。
茅森の雀風はメンゼン重視のバランス型。事あるごとに「常に冷静に打つ」ことを心がけており、打牌選択が早いのも特徴。
YouTube活動
茅森早香、根本佳織、植村里菜の女流プロ3人で運営しているチャンネル。
ただ主には茅森プロが動画に出ている。
内容的には麻雀の話の動画とそうでない動画が半々といったところか。上記のようにMリーグを題材に配信することも多々ある。
東城りお
Mリーグ2021ドラフト指名
生年月日:1990年9月18日
出身地:秋田県
血液型:O型
所属:日本プロ麻雀協会に第11期前期→日本プロ麻雀連盟29期生
2012年に日本プロ麻雀協会に入会。プロ1年目で日本プロ麻雀連盟に転籍した。麻雀プロとして活動する傍ら、グラビアアイドルとしても活動。
環境の変化や体調不良が重なり、1年ほど麻雀から離れていたが、そこで麻雀への想いを再確認。2021年に復帰し、夕刊フジ杯争奪第15期麻雀女王決定戦を優勝。Mリーグ加入のきっかけの一つとなった。
雀風としては、押しが強くまっすぐリーチに向かう麻雀を打つ。
YouTube活動
フェニックスの魚谷侑未・東城りおの2人が合同で運営しているチャンネル。内容は魚谷の「YouTube活動」の項目を確認いただきたい。
過去のメンバー
和久津晶
生年月日:1978年2月17日
血液型:O型
出身地:東京都豊島区池袋
30歳で日本プロ麻雀連盟23期として入会。2011年、2014年にプロクイーンを獲得している、連盟の女流におけるトッププロの一人。
Mリーグではセガサミーフェニックスに所属し、2019・2020の2シーズンで活躍した。
Mリーグでの戦績
2018シーズン
レギュラーシーズン:6位敗退
総合ポイント:-170.1
個人成績
レギュラーシーズン
近藤誠一 +144.4
茅森早香 -65.4
魚谷侑未 -249.1
2019シーズン
レギュラーシーズン:1位
総合ポイント:+495.5
セミファイナル:2位
持ち越しポイント:+247.8
セミファイナルのポイント:-75.8
総合ポイント:+172.0
ファイナル:2位
持ち越しポイント:+86.0
ファイナルのポイント:+99.1
総合ポイント:+185.1
個人成績
レギュラーシーズン
魚谷侑未 +451.4
近藤誠一 +332.0
和久津晶 -130.0
茅森早香 -157.9
セミファイナル
近藤誠一 +67.5
魚谷侑未 +0.5
和久津晶 -41.7
茅森早香 -102.1
ファイナル
魚谷侑未 +126.0
和久津晶 +54.2
茅森早香 +21.5
近藤誠一 -102.6
2020シーズン
レギュラーシーズン:8位敗退
総合ポイント:-396.7
個人成績
レギュラーシーズン
茅森早香 +110.2
近藤誠一 -46.7
魚谷侑未 -179.3
和久津晶 -280.9
2021シーズン
レギュラーシーズン:5位
総合ポイント:+184.2
セミファイナル:4位
持ち越しポイント:+92.1
セミファイナルのポイント:+28.1
総合ポイント:+120.2
ファイナル:2位
持ち越しポイント:+60.1
ファイナルのポイント:+81.5
総合ポイント:+141.6
個人成績
レギュラーシーズン
茅森早香 +251.6
東城りお +55.9
近藤誠一 +5.4
魚谷侑未 -128.7
セミファイナル
近藤誠一 +87.0
魚谷侑未 +18.1
東城りお +6.3
茅森早香 -83.3
ファイナル
魚谷侑未 +32.3
近藤誠一 +31.6
茅森早香 +14.7
東城りお +2.9
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