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第12回麻雀オフ会日本一決定戦試合結果 松本吉弘プロが村上淳プロとの争いを制し優勝!

9月11日に開催されました「第12回麻雀オフ会日本一決定戦」。準決勝以降の試合結果について本記事でまとめています。

大会概要

「麻雀ルールスターズ」という日本最大の麻雀オフ会団体主催の麻雀大会。麻雀プロや麻雀界に関わりのあるメンバーによる招待選手と、一般予選の勝ち上がり者により優勝者を決する。

優勝賞品

日本オープン本戦、RMUクラウン本戦のシードを獲得。

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大会ルール

一般予選

予選は半荘3回戦を行い、一定数の成績上位者が本戦へ参加できる。本戦では半荘3回戦を行い、上位16名が準々決勝へ進出。準々決勝は半荘1回戦を行い、トップが準決勝進出となる。

準決勝・決勝

招待選手8人のうち、4人が準決勝を戦う。招待選手4名、一般予選からの勝ち上がり4名それぞれに分かれて半荘1回戦を行う。招待選手卓の上位2名、一般予選卓の上位2名の計4名が決勝進出となる。決勝戦は半荘1回戦を行い、トップ者が優勝となる。

招待選手

村上淳
堀慎吾
松本吉弘
松ヶ瀬隆弥
朝倉康心
渋川難波
片山まさゆき
宮崎和樹

準決勝勝ち上がり

松本吉弘
村上淳
渋川難波
片山まさゆき

試合結果

準決勝A卓

席順

東家:渋川難波
南家:ジュン(一般)
西家:村上淳
北家:さえずり(一般)

東場の展開

東1局、さえずりが4-7sで2巡目先制リーチ。これに渋川が喰いタンで仕掛けて追いつき245s待ちでテンパイ。2人のめくり合いとなったが勝ったのはさえずり。裏3枚を乗せて3000-6000のアガりを決めた。

東2局、渋川が高目一通の4-7pで先制リーチ。さえずりは回りながら3p6mでテンパイするもひとまずダマ。ここはさえずりが7pを押していき放銃。裏2枚で渋川が8000のアガりとなった。

東3局、村上は中トイツだが中を鳴かずにトイツ落とし。渋川は終盤2sをポンして喰いタンの5-8pテンパイ。そして村上が3-6pでリーチ。ジュンは仕掛けて形式テンパイを入れるが、ここは渋川が8pツモ。400-700のアガり。

東4局、渋川がモロヒッカケのペン7mで先制リーチ。これをそのままツモって2000-4000。渋川がトップ目で南入した。

南場の展開

南1局、ジュンが中ポンから仕掛け。発もポンして2-5sで先制テンパイ。これにさえずりが2sを打ち出し3900の放銃となった。

南2局、さえずりが南ポンから仕掛けて6-9sテンパイ。そこに親のジュンが4-7sでリーチ。村上は3-6sでテンパイしダマ。ここは3者テンパイもジュンが一発で4sツモアガり。4000オールのアガりで一気にトップ目に立つ。

南2局1本場、ジュンが中盤東をポンして2s5sのシャンポンテンパイ。そこにさえずりが3-6sでリーチ。ここはアガり出ず、ジュンとさえずりの2人テンパイで流局。

南2局2本場、さえずりが南ポンから仕掛け。カン4pでテンパイ。一手変わりトイトイの形。そこにジュンがペン3pでリーチ。さえずりは4sを引いてオリ。

さらに村上がフリテン1-4-7mで高目三色追っかけリーチ。ここはアガり出ず。さえずりも「終盤テンパイを入れて、村上、ジュン、さえずりの3人テンパイで流局。

南2局3本場、村上がドラドラでピンズのホンイツ。3pポン、白ポンでカン6pテンパイ。その後6-9pに待ち変え。渋川は2m単騎の役無しテンパイでダマ。

そこから渋川は7mをチーして鳴き三色のカン3mテンパイ。だが渋川は南引いてオリ。ここは村上がツモアガり。2000-4000で一気に2着目に近づく。

南3局、終盤渋川が5pポンから形式テンパイを取りに行く。その渋川から出た白を親の村上が鳴いて4-7sテンパイ。これをさえずりから打ち取って1500。

南3局1本場、時間打ち切りの最終局。ジュンが白単騎のダブリー。そこにさえずりが7s発のシャンポンメンホンリーチ。これにジュンが発を掴んでしまい8000放銃。この結果なんと村上と渋川が勝ち上がりとなった。

A卓結果

1着:渋川難波 26700
2着:村上淳  26200
3着:さえずり 23700
4着:ジュン  23400

準決勝B卓

席順

東家:片山まさゆき
南家:タケ(一般)
西家:松本吉弘
北家:Takahatsu(一般)

東場の展開

東1局、親の片山はソーズのホンイツ。タケはカン7mを鳴いて喰いタン。そこに松本が白と4mのシャンポンで先制リーチ。これに片山が白を一発で放銃。そのまま白が裏ドラで12000で開局となった。

東2局、Takahatuがドラ3sチーして喰いタンの仕掛け。タケが終盤喰いタンの仕掛け。Takahatsuが5-8sでマンガンテンパイ。松本は形テンを入れる。

さらに片山とタケもテンパイを入れて、結局全員テンパイでの流局となった。

東2局1本場、親のタケが5-8mで先制リーチ。ここは3人がオリてアガりも出ず。タケの1人テンパイで流局。

東2局2本場、片山がカン8sチーから三色の仕掛け。Takahatsuはカン3pのテンパイも片山にドラの9mが打ち切れず回る。さらに5pを引いて346pになるも、9m単騎のテンパイに取る。結局、松本とTakahatsuの2人テンパイで流局。

東3局3本場、親の松本が5mポンから中バックの仕掛け。タケは白ポンから仕掛け。松本が先に中バックのテンパイ。タケは中を持ちながらホンイツにいくが、松本が中をツモって1000オールのアガり。

東3局4本場、タケが東ポンから仕掛け。ホンイツに向かうがフリテンのカン2mが残っている形。松本が3-6pでテンパイしダマ。タケはなぜか白を鳴かず。その結果2mを引き戻すも、テンパイ打牌が8pでTakahatsuに2600を放銃となった。

東4局、親のTakahatsuが東南北をトイツの小四喜を狙える形。しかし西を誤ポン。1000点罰符で進められるが、回りに小四喜がばれる。

片山は2-5sでテンパイしダマテン。Takahatsuはなんとかテンパイを入れる。片山は高目三色の3-6sで残り1巡のリーチ。ここはアガり出ず、Takahatsuと片山の2人テンパイで流局。

東4局1本場、Takahatasuが6-9mで先制リーチ。タケはテンパイもドラ2mを打ち切れず1pトイツ落とし。リーチをかけていれば一発ツモだったが、回っている間にTakahatsuがツモアガり。1000オールのアガり。

東4局2本場、タケが2-5mで先制リーチ。これを一発でツモって3000-6000。タケがTakahatsuをまくって2着目に浮上。

南場の展開

南1局、松本は配牌オリ。親の片山はソーズのチンイツへ向かう。その途中でドラの5mを浮かしており、それを重ねて3-6sでリーチ。だがここは引けず片山の1人テンパイで流局。

南1局1本場、片山は2枚目の発をポンして仕掛ける。片山はカン6mで先制テンパイ。これをあっさりツモって2600オールのアガり。

南1局2本場、松本が南を暗刻にして2-5mのダマテン。これをTakahatsuから打ち取り2600のアガり。

南2局、時間打ち切りの最終局。片山は満ツモ条件。Takahatsuは1300-2600ツモか6400以上の出アガり。Takahatsuはラスト1枚の2sを引き入れて2-5-8mのリーチ。これを一発でツモアガって3000-6000。Takahatsuが2着に浮上し、松本と共に勝ち抜けを決めた!

B卓結果

1着:松本吉弘   34000
2着:Takahatsu          32400
3着:タケ     20400
4着:片山まさゆき 13200

決勝戦

席順

東家:Takahatsu
南家:松本吉弘
西家:渋川難波
北家:村上淳

東場の展開

東1局、村上が北ポンからソーズのホンイツへ向かう。ターツ十分で迷彩もしながら手を進める。さらに9sチーでテンパイを取れるところで鳴かずにさらにぼやかす。

村上は終盤4s南のシャンポンでテンパイ。これをツモって2000-4000でスタート。

東2局、親の松本が5巡目に3-6mで先制リーチ。これをあっさりツモって2000オール。

東2局1本場、渋川が発ポンから仕掛け。村上が6-9sで先制リーチ。同巡に松本が5-8mで追っかけリーチ。そこに渋川もテンパイを入れ6sをプッシュ。この結果村上のアガりとなり、2600放銃。

東3局、松本が9pアンカンから広いイーシャンテン。松本は6sチーして2m単騎のテンパイ。9pカンでマンガンになっている。その後4-7mのノベタンに変化。

これを渋川から捉えて8000放銃。ドラの7mを抱えた1巡が渋川の隙となってしまった。

東4局、渋川が発中をポン。白は手牌に1枚。そして3mと白のシャンポンでテンパイ。高目は大三元。他3人はオリに回り、渋川が引けるかどうかの勝負。だがここは引けず。渋川の1人テンパイで流局。

南場の展開

南1局1本場、村上が5-8mで先制リーチ。そこに親のTakahatsuがカン7pで追っかけリーチ。このめくり合いは村上に軍配。Takahatsuが村上に8000放銃となった。

南2局、渋川が4-7mで先制リーチ。そこに親の渋川が1-4mで追っかけリーチ。この勝負は松本に軍配。6000オールのツモアガりで一気に抜け出した。

南2局1本場、松本はソーズのホンイツ。村上は発をポン。Tkahatsuは3mポンからトイトイなどを見た仕掛け。

松本は3sチーから北単騎のテンパイ。その後35689s待ちの5面待ちに変化。そこに村上も4-7sでテンパイ。2人のめくり合いとなるが、ここは村上に軍配。700-1300のアガりでなんとか松本のチャンスを潰した。

南3局、松本が7pチーから三色の片アガり6s待ちテンパイを入れる。親の渋川は6m単騎で渋々リーチ。松本は当然のオリ。

しかし、松本は6-9mのフリテンでテンパイし直して、片アガりとなる6mをツモアガるという奇跡。300-500のアガりでオーラスとなった。

南4局、渋川とTakahatsuはダブル役満条件。親の村上と松本の一騎打ちの状況。村上が1-4mで先制リーチ。ここは村上が1mツモで1000オールのアガり。

南4局1本場、松本が1mポンからホンイツと役牌バックの仕掛け。村上は中盤9pポンから発中のダブルバックの仕掛け。村上が発中のシャンポンテンパイ。

Takahatsuは渋川をまくって3着になる1-4sでリーチ。これを村上からアガって2600。渋川をまくって3着に浮上し終了。松本が優勝を決めた!

最終結果

1位:松本吉弘 54600
2位:村上淳  40100
3位:Takahatsu    3000
4位:渋川難波  2300


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