2022年9月22日、日本プロ麻雀連盟のタイトル戦「第20期プロクイーン」ベスト8B卓の試合が開催された。プロクイーンの詳細に関しては下記を参照。
ベスト8戦では半荘4回戦を戦い、上位2名が決勝進出となる。B卓の出場者は以下の通り。
りんのなお
大島麻美
蒼木翔子
山脇千文美
1回戦、東2局に大島が山脇から8000をアガる。東3局は蒼木が大島から3900、東4局ではりんのが山脇から8000と山脇以外の3者がアガる展開。そのまま山脇ラスかと思われたが、南2局でリーチ一発ツモ裏3という僥倖のハネ満ツモ。
全員にトップの可能性がある僅差で迎えたオーラス、最後はラス目の蒼木が山脇から3900で2着浮上。りんのがトップを獲得した。
2回戦、東2局親の大島が山脇から7700をアガるも、山脇も負けじと南1局に大島から12000直撃。トップのりんのも33600点という1回戦よりさらに僅差でオーラスを迎える。
南4局、親のりんのが山脇から2900。そして1本場は山脇の1人テンパイで流局し終了。りんのは素点は稼いでいないが連続トップ。順位点で差をつけた。
3回戦は東1局親番山脇が大島から12000で一歩リード。ただ東2局ではりんのが2600オール。りんのはこのままの点数で半荘を終えれば勝ち抜けがかなり見えてくる。
山脇はそのままトップ目を維持していき、南2局でも1300-2600をアガりさらにリードを広げる。オーラスはりんのが2000-4000をアガってきっちり2着。山脇がトップを獲得し、トータル2位の蒼木に迫る。3回戦終了時の結果が以下の通り。
りんのなお +71.6
蒼木翔子 -2.5
山脇千文美 -11.8
大島麻美 -58.3
りんのはほぼ勝ち抜け決定。蒼木と山脇は着順勝負。大島は素点を稼いだ上で着順を考える必要がある。
最終4回戦、りんのは放銃してもあまり問題が無いため、アガれそうな手は積極的に前に出る。東1局、りんのが500-1000ツモアガり。東2局、ここで蒼木が3000-6000ツモアガり!一気に有利な状況になってきた。
蒼木は親番の東4局でも大島から12000をアガり点差を広げるも、山脇も負けじと2000-4000で食らいつく。しかし南1局、りんのが3000-6000をツモアガり、山脇は痛い親かぶり。蒼木と山脇の差は約2万点に。
オーラス、山脇は倍満ツモか蒼木からのハネ満直撃条件。大島はダブル役満以上の条件であり厳しい。最後は山脇に条件を満たす手は入らず流局。りんのと蒼木が勝ち上がりを決めた!最終結果は以下の通り。
りんのなお +82.2
蒼木翔子 +33.6
山脇千文美 -19.2
大島麻美 -97.6
次回、決勝1日目は10月9日(日)14:00から開催予定。ぜひお見逃しなく。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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