最高位戦のタイトル戦「第47期最高位戦」のA1リーグ第12節が9月28日開催された。第47期最高位戦の詳細については下記の記事を参照。
最終節開始前のポイント状況は以下の通り。
1位:醍醐大 +349.6
2位:竹内元太 +235.3
3位:園田賢 +207.3
4位:石田時敬 +62.6
5位:朝倉康心 +62.5
6位:坂本大志 +10.7
7位:近藤誠一 +10.1
8位:村上淳 -17.3
9位:新井啓文 -55.7
10位:設楽遙斗 -73.0
11位:浅井裕介 -135.8
12位:太田安紀 -208.1
13位:品川直 -466.2
各人、最終節で半荘4回戦を打ち最終的な順位が決定する。1~3位が最高位決定戦に進出、11位~13位がA2リーグ降級となる。
最高位戦ルールだと例えば4万点のトップを1回取ると+40ポイント。ライバルがラスになってくれれば1回で最高80ポイントくらいまではひっくり返せる。もちろん相手もそうはならないように打ってくるわけだが…。
ただそういった目で見てポイント差を考えると、注目は上位では3位の園田対4位の石田、5位の朝倉の争い。下位では11位の浅井が降級圏を脱出できるか、といったところであろうか。
そして1回戦が終了。11位の浅井はラス、12位の太田は3着。10位の村上が3着だっただけにこれは痛い。13位だった品川はさらにラスでまず降級が確定。降級する3人がかなり固まってしまったか。
一方、上位陣では2位だった竹内がラスで+193.0ポイントの3位に落ちた。4位の石田は2着を獲得し、ポイント差は+117.4ポイント。抜け番だった5位朝倉と共に、決定戦進出がギリギリ見える。
2回戦、3位竹内がトップを獲得。4位の石田はポイントをプラスしたが2着。5位の朝倉は4着で6位に後退。これでさらに差は開き、竹田の決定戦進出がかなり見えてきた。
下位陣では12位の太田がトップを獲得し11位浮上。10位の新井が4着でその差は約100ポイントとなった。3回戦の順位によってはまだ降級を免れる可能性がある。12位となった浅井は太田からさらに20ポイント下の位置で厳しい。
3回戦、4位石田は+61.9ポイントの大きなトップを獲得!ただ3位竹内が2着を確保したため、差は95.0ポイントまでしか縮まらず。さすがにあと半荘1回では厳しいか。
一方、下位陣では11位太田が大きく浮いた2着を獲得。10位の村上がラスを引いたことでその差は76.3ポイントに。トップラスを決めればまくりの見える差に詰めた。
そして最終4回戦、竹内はなんと親の国士無双を決めて+83.9ポイントの大トップ。結果、トータルトップとなり最高位決定戦進出を決めた。また、ここまで1位・2位だった園田と醍醐も無難に1半荘消化し2位に醍醐、3位に園田となり決定戦進出となった。
下位陣はというとなんと11位の太田が+67.0ポイントの大トップ。そして9位だった設楽がラスを引いたことで順位が入れ替わる。10位に太田、11位に設楽となり太田が奇跡ともいえる残留を決めて見せた。最終的な結果は以下の通り。
1位:竹内元太 +326.7
2位:醍醐大 +313.6
3位:園田賢 +309.7
4位:朝倉康心 +101.4
5位:石田時敬 +76.6
6位:新井啓文 +1.4
7位:坂本大志 -39.9
8位:村上淳 -54.7
9位:近藤誠一 -60.3
10位:太田安紀 -77.3
11位:設楽遙斗 -82.8
12位:浅井裕介 -231.9
13位:品川直 -603.5
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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