Mリーグ2022-23レギュラーシーズン・第3試合の出場選手は以下の通り。
東家:二階堂瑠美(EX風林火山)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
二階堂姉妹の姉・瑠美プロ、Mリーグ最年少男子プロ・松本プロ、モデルも務める人気プロ・岡田プロとビビッドな3人に対して、地味な園田プロが入ったように見えるこの卓。しかし、この半荘の主役は園田プロでした。
東1局から東3局まで他3者との競り合いにも勝ちながら、園田プロが3連続のアガりを決めます。これでリードを作りますが南場に山場が。
南2局、親番の松本プロはドラ2赤2のチャンス手。喰いタンで仕掛けていくと、上家の瑠美プロはこの仕掛けに牌を絞っていきます。
瑠美プロが先に6m単騎のテンパイを入れますが、その後すぐに松本プロもカン6sでテンパイ。さらに三色もついて18000のテンパイとなります。
しかしここで園田プロが松本プロを警戒しながら1-4-7mのピンフダマの手を入れます。この場面で瑠美が2-5-8sノベタンでテンパイしリーチにきますが、瑠美プロの宣言牌の7mを打ち取って1000点。
南3局では自分が先に仕掛けておきながら、他3人がリーチというピンチに追い込まれますがここも気合いでオリ、横移動で決着します。
そしてオーラス、2着目の松本プロがツモって裏1なら逆転のリーチを打ちますが、これに対し簡単にオリるだけでなく、上手く回りながらテンパイを入れます。
最終盤には岡田プロも一発とハイテイに賭けてリーチにきますが、ここで園田プロが一発消しのチーからオリ。松本プロ・岡田プロ・瑠美プロの3人テンパイで流局し、園田プロがきっちりトップを守りきりました。
結局、この半荘を通じて園田プロのリーチは東1局の1回のみ。その他の局ではダマと鳴きを使いこなして見事なゲームメイクを見せてくれました。
昨年度まで園田プロは最初のトップを取るのが遅く、苦しい展開になってしまうことが多かったですが今回は開幕試合で初トップ。今年は園田プロの大暴れに期待ですね。
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