Mリーグ2022-23レギュラーシーズン 10月18日・第20試合の出場選手は以下の通り。
東家：岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
南家：茅森早香(セガサミーフェニックス)
西家：萩原聖人(TEAM雷電)
北家：村上淳(赤坂ドリブンズ)
この半荘は全体的に全員に手がなかなか入らず、スローペースな展開に。また、全員が相手のアタリ牌をきっちり止め合った結果、流局も増えてかなりのロングゲームになった。
特にそうなったのが序盤の東2局。東1局から流れて3本場からスタートしたこの局、なんと終わるまでに9本場まで積まれた。この間流局も3回あったが、親番だった茅森が一気に得点を稼いだ。
東2局5本場、茅森がピンフダマで供託を拾う。そして7本場に岡田から12000は14100という珍しい点数をアガり。さらに8本場では4800オールのツモアガり。
これで一気に一人抜け出すと、南場の親番でも6000オールをツモアガり、最終的な得点は90000点。ポイントに直すと+110.0ポイントでトップ2回分の大トップを獲得した。
最終的には得点を叩きまくった茅森に目が行くのだが、この半荘は全員の打ち方のレベルが高く、手牌同士がぶつかる中でうまく打ち合ってのこの結果だった。それが非常に面白く、ロングゲームであってもみるのに飽きない半荘だった。
運良くアガって勝つ試合というのもスカッとして面白いが、こういったプロの技術同士がぶつかる試合もやはり玄人好みして面白い。こんな試合がいくつも生まれることを期待する。
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