本記事ではMリーグ2022-2023レギュラーシーズン・10月21日の第23・24試合の結果をまとめています。
別日の試合結果については、以下のページにまとめてありますのでこちらからご確認ください。
- 前日までのポイント状況
- 本日の出場チーム
- 第1試合の出場選手
- 全体の展開
- 第1試合の最終順位
- 第2試合の出場選手
- 全体の展開
- 第2試合の最終順位
- 2試合の合計ポイント
- チームポイントランキング
- 試合データ
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前日までのポイント状況
渋谷ABEMAS +376.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部 +156.1
KADOKAWAサクラナイツ +44.1
セガサミーフェニックス -15.7
TEAM雷電 -43.2
U-NEXTパイレーツ -135.1
EX風林火山 -161.2
赤坂ドリブンズ -220.3
本日の出場チーム
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
第1試合の出場選手
東家:二階堂亜樹(EX風林火山)
南家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:東城りお(セガサミーフェニックス)
北家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
全体の展開
東場の展開
東1局、親の亜樹は手牌にドラの西暗刻。だが白鳥が3-6pで先制リーチ。これをあっさりツモって500-1000で開局。
東2局、白鳥はドラ8sを重ねてチートイツ決め打ち。そこから1sを暗刻にして8sポンからトイトイに移行。そこに親の堀が4s5sのシャンポンで先制リーチ。
まだテンパイしていない白鳥はトイツの中を打って回る。白鳥は形テンを取る。亜樹はテンパイを取ろうとノーチャンスの5sを押して堀に放銃。堀が7700のアガり。
東2局1本場、亜樹の手牌が非常に良い。しかしイーシャンテンから全く動かない。終盤3-6pで先制リーチ。他3人はこのリーチに回るが、堀は最終巡で仕掛けて形テンを入れる。亜樹と堀の2人テンパイで流局。
東2局2本場、堀が2-5pで先制リーチ。白鳥はこのリーチに南を暗刻から切ったと読んで、堀の河に切れている4sのマタギである2sを押した。
白鳥はこのリーチに回っていき、467p待ちで追っかけリーチ。しかしリーチ宣言牌が2pで堀に放銃。6400+1000のアガり。
東2局3本場、堀が1-4-7pで先制リーチ。このリーチに安パイに困った白鳥がワンチャンスかつ暗刻の1pを切り出して放銃。堀が6700のアガり。
東2局4本場、白鳥が1mポンからマンズのホンイツへ向かう。東城が白ポンからこちらはソーズのホンイツ。東城がカン2sで先制テンパイ。白鳥も南西シャンポンのテンパイ。
東城と白鳥のめくり合い、ここは東城に軍配。東城が白鳥から5100のロンアガり。
東3局、白鳥が5mポンからマンズの一色に。堀はドラの7pをポンして中バックで仕掛ける。東城は1-4pのピンフでテンパイしダマ。堀も同巡中バックでテンパイ。
ここは堀が最終手番で中をツモ。2000-4000のアガりで堀の持ち点が5万点を超えた。
東4局、親の白鳥が中ポンからマンズのホンイツ。白鳥はドラの東単騎と6-9mの選択で6-9mを選択。出にくい東より広い6-9mに受けてツモりに行った。他3人はこの仕掛けにオリ。ここは白鳥がツモって2000オール。
東4局1本場、亜樹は西をポンしてピンズのホンイツ。堀は手牌にドラ9mトイツということで、3sチーから中バックで仕掛ける。堀が5巡目には中バックでテンパイ。
白鳥・東城は亜樹の仕掛けに役牌を絞って受けに回る。だが亜樹は東と白のシャンポンでテンパイ。亜樹は中を引いてテンパイに甘えずきっちりオリ。ここは堀の1人テンパイで流局した。
南場の展開
南1局2本場、亜樹が1m6pのシャンポンで先制リーチ。赤3の堀はこのリーチに4mを仕掛けて押し返す。2副露して2-5-8sテンパイ。このめくり合いは堀に軍配。亜樹から8600ロン+1000を打ち取る。
南2局、東城が発ポンから4-7mテンパイ。同巡白鳥も喰いタンで仕掛けて2-5sテンパイ。堀も喰いタンで仕掛けるがきっちり2-5sだけは止める。この結果、東城が2sを打ち出し白鳥の8000のロンアガり。
南3局、白鳥が1巡目1mポンからトイトイやホンロウトウを狙う。亜樹はチートイツ決め打ち。白鳥は欲張らずチャンタに向かう。白鳥がカン2sで先制テンパイ。
堀は白バックで仕掛けると、ここは放銃してもよいということであっさり2sを打ち出す。白鳥が1000のアガり。堀にとってもラッキーな放銃となった。
南4局、堀がペン7pチーから白バックの仕掛け。試合を終わらせにいく。亜樹は7m白のシャンポンで先制リーチ。直撃や一発・裏などで逆転できるリーチ。
これに堀が回る形で白トイツ落としで放銃。亜樹が8000のアガり。堀がトップを獲得した。
第1試合の最終順位
1着:堀慎吾 57400(+77.4)
2着:白鳥翔 19300(-0.7)
3着:東城りお 13100(-26.9)
4着:二階堂亜樹 10200(-49.8)
第2試合の出場選手
東家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
南家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
西家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:近藤誠一(セガサミーフェニックス)
全体の展開
東場の展開
東1局、親の多井がカン6sで先制リーチ。松ヶ瀬は多井のリーチ宣言牌を鳴いて、6m片アガりの一通テンパイ。ここは多井が6mを掴んで松ヶ瀬のアガり。2000ロン+1000で多井のチャンスを潰した。
東2局、多井がひとまず役なしの6p単騎でダマ。そこから東単騎に変化して先制リーチ。同巡近藤が5-8pで追っかけリーチ。ここは2軒リーチにオリた内川が東トイツ落としで多井に放銃。多井が1600+1000のアガり。
東3局、多井がカン6sで4巡目先制リーチ。良形リーチの多い多井からすると、東1局から珍しい連続リーチ攻撃。6sは脇に流れて山から無くなる。近藤はドラ2赤の手で真っ直ぐ押し返していく。
近藤はカン7mでテンパイしマンガンのダマテン。多井と近藤のめくり合い、ここは近藤に軍配。7mを最終手番でツモアガって3000-6000+1000。
東4局、内川が1sポンからソーズのホンイツを見た仕掛け。多井が中盤5pポンしてカン4sの喰いタンテンパイ。松ヶ瀬は内川と多井に危険な6sを打ち出していく。内川が鳴いて多井とぶつかっても良し、多井に当たっても自身が赤5sを持っているので安いだろう、という読みか。
内川は終盤4-7sでテンパイ。多井と内川のめくり合い、勝ったのは多井。1000-2000のツモアガりで多井がわずかに2着目に浮上して南入。
南場の展開
南1局、近藤が3-6mで先制リーチ。松ヶ瀬はダブ南トイツ落としとなり、多井が凄い顔をして見る。松ヶ瀬が5-8pで追っかけリーチ。これを近藤が一発で掴んでしまい、松ヶ瀬が8000+1000のアガり。松ヶ瀬がトップ目に浮上。
南2局、親の松ヶ瀬がドラの北をポンして東バックの仕掛け。近藤は1mカンツだったが、この仕掛けを見て1mを落としてオリ。多井は赤赤のカン6pで先制リーチ。
松ヶ瀬も2副露目を入れて東バックでテンパイ。しばらく押すが、4sを引いてオリに回る。結果、多井の1人テンパイで流局。リーチで松ヶ瀬を降ろした多井のファインプレーと言えるだろう。
南3局1本場、近藤がダブ南ポンから仕掛け。内川は終盤ポンからなんとか形式テンパイを取りに行く。松ヶ瀬はドラを重ねてカン7mのイーペーコーテンパイでダマ。
そこに多井も1-4mでリーチ。ここは松ヶ瀬が7mをツモアガり。2100-4100ツモ+1000。松ヶ瀬がリードを広げた。
南4局、内川はマンガンツモれば3着に浮上。ドラ単騎リーチを狙う。親の近藤はテンパイを入れたいが配牌も悪ければツモも効かず、まるで進まない。多井は中盤からオリを選択。
近藤も13巡目でもまだ3シャンテンということで、2着浮上を諦めて内川に振らないことに専念。松ヶ瀬はカン7pの役なしテンパイでダマ。結局、内川もテンパイできず。松ヶ瀬の1人テンパイで流局し、松ヶ瀬がトップを決めた。
第2試合の最終順位
1着:松ヶ瀬隆弥 45300(+65.3)
2着:多井隆晴 22500(+2.5)
3着:近藤誠一 21900(-18.1)
4着:内川幸太郎 10300(-49.7)
2試合の合計ポイント
KADOKAWAサクラナイツ +27.7
EX風林火山 +15.5
渋谷ABEMAS +1.8
セガサミーフェニックス -45.0
チームポイントランキング
渋谷ABEMAS +377.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部 +156.1
KADOKAWAサクラナイツ +71.8
TEAM雷電 -43.2
セガサミーフェニックス -60.7
U-NEXTパイレーツ -135.1
EX風林火山 -145.7
赤坂ドリブンズ -220.3
試合データ
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