近年、MリーグやVTuberの方々の麻雀実況などもあり、麻雀が流行しつつあります。そんな中で自分でも麻雀を打ってみたいと、雀魂などのネット麻雀で麻雀を始められたという方も多いと思います。
そこで麻雀を始めたときによくありがちなのが、ルールの通りに「3枚組が4つと2枚組が1つ」をそろえたのにツモもロンも出てこず、上がれないという場面です。
手牌
チーした牌
例を挙げるなら、例えばこんな手牌を想像してください。手牌が上の10枚、下の3枚はチーして他の人からもらった牌で作った部分と考えてください。
この手牌に
を引いてきたとしましょう。すると下記のように3枚組が4つと2枚組が1つできあがり、麻雀の上がれる形になります。
手牌
チーした牌
「よしこれでそろった！」と思ったのに画面には「ツモ」も「ロン」も表示されません。「あれ、変だなあ。バグか？」みたいに思う初心者の方もいると思います。
実際私自身、麻雀覚え立ての頃はこれで上がれないよといわれて「なんで？」と思った記憶があります…。
ではこれでなぜツモやロンができないか？実は麻雀では「3枚組が4つと2枚組が1つ」をそろえるだけでは上がれないのです。
ではどうすれば上がれるかというと、3枚組が4つと2枚組が1つをそろえた上で「役」というものがないといけません。
「役」というのは牌のそろえ方によって生じるもので、ポーカーでいうワンペアとかストレートのようなものです。これがないときはツモもロンもできません。
麻雀の役は色々ありますが、役によってはチーやポンをしていると成立しない役もあります。ですから画面に表示されるがままにチーやポンをして牌をそろえると上がれない、ということが初心者のうちは多発します。
初心者のうちはチーやポンはせずに牌をそろえて、画面に「リーチ」が表示されるのを待ちましょう。リーチは立派な役の一つですのでこれなら必ず上がれます。
それが出来るようになったら、他の役も覚えてみましょう。麻雀の役については下記の記事の「4章.麻雀の役を覚えよう」に掲載していますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
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