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Mリーグ2022-2023 11月4日 第39試合・第40試合結果 麻雀格闘倶楽部・高宮まりが今期初トップ獲得!

本記事ではMリーグ2022-2023レギュラーシーズン・11月4日の第39・40試合の結果をまとめています。

別日の試合結果については、以下のページにまとめてありますのでこちらからご確認ください。

前日までのポイント状況

渋谷ABEMAS                         +458.4
KONAMI麻雀格闘倶楽部      +147.8
KADOKAWAサクラナイツ        +8.2
EX風林火山                                -3.7
TEAM雷電                                -25.0
U-NEXTパイレーツ                  -50.0
セガサミーフェニックス       -183.2
赤坂ドリブンズ                     -351.8

本日の出場チーム

KONAMI麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
TEAM雷電

第1試合の出場選手

東家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
南家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:本田朋広(TEAM雷電)
北家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)

全体の展開

東場の展開

東1局、滝沢が配牌でチートイツリャンシャンテン。2巡目にはイーシャンテンに。そして中盤ドラの7m単騎で先制リーチ。しかしこれは山にない。

だがマンガンのテンパイになった本田が7mを打ち出して放銃。滝沢は8000のアガり。

東2局、本田がドラ2赤1に白暗刻のチャンス手。白をアンカンして攻めの姿勢。本田はカン2pをチーして2-5pのマンガンテンパイ。そこに茅森が1-4mでリーチ。ここは茅森が一発でツモアガり、2000-4000のアガりを決めた。

東3局、滝沢が赤3ドラの超チャンス手。だが親の本田がペン3sで先制リーチ。滝沢はリーチを無視して押し。滝沢は4-7mで追っかけリーチ。このめくり合いは本田に軍配。1300オール+1000のツモアガりで滝沢のチャンス手を潰した。

東3局1本場、滝沢が4巡目に純チャンイーペーコーのペン3pでテンパイしダマ。そこに本田が一通確定のカン2sでリーチ。このめくり合いも本田の勝ち。裏2枚で6100オールのツモアガりで本田がリードを広げる。

東3局2本場、茅森が自風の西をポン。親の本田はペン3sをチーして1m片アガりの三色テンパイ。他3者は本田の仕掛けを警戒して進める。終盤滝沢が1mを引いてカン2pでリーチ。本田は7mを引いてオリ。滝沢にもアガり出ず、滝沢の1人テンパイで流局。

東4局3本場、本田が4sチーから東バックの仕掛け。そこに5m単騎でテンパイしていた茅森がツモ切りリーチ。これを見て本田はオリ。親の白鳥は2-5sで追っかけリーチ。このめくり合いは白鳥に軍配。茅森から12900ロン+2000のアガり。

東4局4本場、白鳥がペン3pで先制リーチ。本田が同じくカン3pでテンパイしダマるが、同巡白鳥がツモ。4400オールのアガりで一気にトップ目に。

東4局5本場、白鳥が4pチーして2-5sのタンヤオのみのテンパイ。本田は5mをポンしてマンズのホンイツ。さらに茅森がカン6pでリーチ。茅森と白鳥のめくり合いとなるが、ここも白鳥の勝ち。白鳥が2500ロン+1000のアガり。

東4局6本場、滝沢は国士狙い。本田は1-4pで先制リーチ。そこに白鳥がリーチの現物待ちの5-8sでテンパイしダマ。ここは滝沢から5sが出て白鳥が3800+1000のアガり。

東4局7本場、茅森が自風でドラの南ポンから発進。茅森が5-8sで先制テンパイ。さらに同巡滝沢も2-5sでテンパイしダマ。ここは茅森が5sをツモ。2700-4700のアガりで滝沢をかわして3着に浮上。

南場の展開

南1局、親の茅森が終盤カン4pで先制リーチ。このリーチに他3者はオリ。アガりも出ず、茅森の1人テンパイで流局。

南1局1本場、白鳥に自風でドラの北がトイツ。滝沢が258m白の4面待ちで先制リーチ。リーチを受けたが、トップ目の白鳥は北バックで仕掛けてテンパイを入れる。自身の手牌にドラがあることが大きいか。

終盤白鳥は3pを引いてオリ。茅森は最後になんとかチートイツのテンパイを入れて連荘成功。滝沢と茅森の2人テンパイで流局。

南1局2本場、茅森は配牌でチートイツイーシャンテン。5巡目に南単騎で先制リーチ。これにテンパイした白鳥が南を打ち出し放銃。5400+1000のロンアガりで徐々に差が詰まってきた。

南1局3本場、茅森は2枚切れのカン6mでテンパイし役なしダマ。そこから3p7mのシャンポンに変化して先制リーチ。本田がイーシャンテンでこれに放銃するかと思われたが、きっちり安パイを抜く。滝沢が1-4-7mで追っかけリーチ。

茅森と滝沢のめくり合い、ここは滝沢に軍配。滝沢が2900ロン+1000のアガり。

南2局、本田が中ポンから仕掛けて2-5-8mでテンパイ。これが白鳥からすぐに出て2000ロン。

南3局、滝沢がカン2mで先制リーチ。茅森がカン3sでテンパイしこちらはダマ。茅森は3p引いてテンパイ外し。茅森はきっちり2mを止めて2-5mで追っかけリーチ。2軒リーチに他2人はオリ。2人のめくり合い、ここは茅森に軍配。2mをツモって、2000-4000ツモ+1000で茅森が2着目に浮上。

南4局、本田が発ポンから仕掛け。2着を狙いに向かう。この仕掛けを見て白鳥は南を落として警戒モード。本田は発を加カンして新ドラを1枚乗せる。これで本田はトップが狙える可能性出てきた。

このカンを見て白鳥はいよいよオリ。本田は6-9pでテンパイ。ツモか直撃でトップ。ただこの6pが茅森から出る。本田が8000をアガって2着浮上。白鳥はギリギリでトップを守りきった。

第1試合の最終順位

1着:白鳥翔  34900(+54.9)
2着:本田朋広 32600(+12.6)
3着:茅森早香 20400(-19.6)
4着:滝沢和典 12100(-47.9)

第2試合の出場選手

東家:黒沢咲(TEAM雷電)
南家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
西家:近藤誠一(セガサミーフェニックス)
北家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)

全体の展開

東場の展開

東1局、親の黒沢がカン4sで先制リーチ。高宮は喰いタンドラドラで仕掛けて前に出る。高宮はカン3pで追いついて2sプッシュ。多井と近藤はテンパイを入れようと粘る。多井と近藤は終盤オリ。高宮も場にション牌の東を引いてオリを選択。結果アガりは出ず、黒沢の1人テンパイで流局。

東1局1本場、近藤が自風の西ポンからソーズのホンイツへ向かう。この仕掛けに他3者は真っ直ぐいけない。他から全く鳴ける牌が出ず、近藤もノーテン。全員ノーテンで流局した。

東2局2本場、親の多井がカン7mの役なしテンパイでダマ。ここは多井がそのままツモアガって700オール+1000で連荘。

東2局3本場、多井が6-9sで5巡目先制リーチ。高宮はチャンタでテンパイしそうだがさすがにオリ。黒沢もチートイツイーシャンテンまで行くがオリ。近藤がエグい手詰まりだがなんとか1巡1巡放銃しないよう粘る。近藤は69sを4枚抑えてギリギリオリきる。多井は1人テンパイで流局。

東2局4本場、高宮が2pポンからピンズのホンイツへ。黒沢はドラの発を自力で暗刻にする。多井はカン7sチーから喰いタンの仕掛け。多井が3-6pで先制テンパイ。しかしこれが山にない。黒沢が5-8pでマンガンのダマテンを入れる。これが多井からすぐに出て9200ロン+1000のアガり。

東3局、黒沢はカン7pでテンパイし役なしのダマ。そこに高宮が3-6sで先制リーチ。黒沢はリーチを受けて現物の8pを切って5p待ちのダマ続行。次巡、黒沢は4sを引いて西トイツ落としで回る。

親の近藤は終盤ドラドラ赤のカン7mでテンパイしダマ。だが6sを引いてきっちりオリ。高宮の1人テンパイで流局となった。

東4局1本場、親の高宮の配牌にダブ東と発のトイツ。高宮は自力で発を暗刻にして3-6mで先制リーチ。ここは高宮がそのままツモって4100オール+1000。

東4局2本場、高宮がカン6pでテンパイし役なしダマ。そこから赤5pを引いて5p南のシャンポンで先制リーチ。近藤はドラ赤で粘るも、途中3sを抜いてオリ。安パイに困った多井から南が出て、高宮が4500のアガり。

東4局3本場、多井が東ポンから仕掛け。多井がペン7mでテンパイ。同巡近藤もペン7mでテンパイするが役なしダマ。黒沢はペン3mでテンパイしダマ。近藤は1mを暗刻にして9m単騎に待ち変え。黒沢は6sを引いてテンパイ外し。

黒沢は4-7sで先制リーチ。そして多井が9mを通したところで近藤が9m単騎でツモ切り追っかけリーチ。多井の9mトイツ落としや、高宮や多井のオリ打ちを狙ったリーチ。ここは近藤が9mツモ。大魔神の手順で2300-4300ツモ+1000で黒沢と同点2着に浮上。

南場の展開

南1局、親の黒沢安定の白スルー。そこから自力で白暗刻にする。近藤が4-7sで先制リーチ。ここにラス目の多井がイーシャンテンから真っ直ぐ4sを打ち抜く。近藤が多井から8000ロン。

南2局、黒沢はメンホンチートイツのイーシャンテン。トイツの発は2枚スルーしてチートイツ一本絞り。親の多井が1-4pで先制リーチ。そこに近藤が4-7sで追っかけリーチ。このめくり合いは近藤の勝ち。近藤が1000-2000ツモ+1000。多井は親が流れてほぼ4着が確定した。

南3局、親の近藤がカン5pで先制リーチ。そこに黒沢がトップを狙って6-9mで追っかけリーチ。ここは山に多い黒沢のアガり。近藤から2000ロン+1000のアガりで高宮・近藤・黒沢の3人でトップを争うこととなった。

南4局、黒沢の手牌に赤1ドラ1。多井はチートイツで素点回復狙い。近藤は1枚切れの白を引いてイーシャンテンから1m2m外し。多井のチートイツなどを警戒しているのか。また高宮に鳴かせず、ノーテンで流局ならトップという狙いも。

黒沢が6-9sでテンパイしダマ。さらに親の高宮が2-5mでリーチ。アガればトップの黒沢は無スジ2枚プッシュも高宮がツモ。4000オールのアガりを決めて一気に抜け出した。

南4局1本場、近藤が自風の北・場風の南とポンしてソーズのホンイツへ向かう。高宮もチャンス手で白のトイツ落とし。ソーズも切りとばして攻める。すると高宮が4-7sのハネ満テンパイが入りダマ。近藤にもカン8sのテンパイ。

高宮は9sもプッシュ。この押しを見て近藤は2pを引き、2sを切ってオリ。高宮も終盤アガれなかったため、ノーテンにして終局。全員ノーテンで流局し、高宮が今期初のトップを獲得した。

第2試合の最終順位

1着:高宮まり 48800(+68.8)
2着:近藤誠一 33100(+13.1)
3着:黒沢咲  25100(-14.9)
4着:多井隆晴  -7000(-67.0)

チームポイントランキング

渋谷ABEMAS                         +446.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部      +168.7
KADOKAWAサクラナイツ        +8.2
EX風林火山                                -3.7
TEAM雷電                                -27.3
U-NEXTパイレーツ                  -50.0
セガサミーフェニックス       -189.7
赤坂ドリブンズ                     -351.8

試合データ

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