2023年7月23日、麻雀最強戦2023「最強ハンサム決戦」が開催される。その試合の過程、および結果について本記事でお届けする。
基本ルール
A,B卓でそれぞれ東南半荘戦1回勝負で上位2名が勝ち抜け。その後、勝ち抜けた4名で決勝を行い、トップがファイナル進出。
・喰いタンあり、後付けあり
・赤なし、一発裏ドラあり
・カンドラカン裏あり
・トビなし
・ラス親のアガり止め、テンパイ止めなし
A卓メンバー
東家:早川健太
南家:本田朋広
西家:滝沢和典
北家:尻無濱航
A卓の展開
東場の展開
東1局
本田がカン7pで先制リーチ。親の早川は喰いタンで仕掛けてカン4sのテンパイ。早川は3s単騎の待ち変え。その後東を引いてオリ。ここは本田の1人テンパイで流局。
東2局1本場
尻無濱が1-4pで先制リーチ。そこに親の本田が1-4sで追っかけリーチ。ここは尻無濱が一発で放銃し、本田が7700ロンアガり。
東2局2本場
本田が2p発のシャンポンで先制リーチ。同巡尻無濱が6-9pで追っかけリーチ。ここは早川が発を一発で掴んで、本田が12000ロンアガり。
東2局3本場
滝沢がドラの8m単騎のチートイツで先制リーチ。そこに尻無濱が無スジを切りとばして5-8pで追っかけリーチ。このめくり合いは尻無濱に軍配。尻無濱が700-1300ツモ。
東3局
尻無濱がチートイドラドラの7p単騎でテンパイしダマ。その後8p単騎に待ち変え。これをあっさりツモって2000-4000。
東4局
早川が終盤高目三色の2-5mで先制リーチ。これはアガれず、早川の1人テンパイで流局。
南場の展開
南1局1本場
尻無濱が発ポンから仕掛け。尻無濱がカン8mでテンパイ。そこに親の早川が4-7pでリーチ。ここは尻無濱がラス牌の8mをツモって300-500。
南2局
親の本田がカン6sの役なしテンパイでダマ。尻無濱はペン3sテンパイからテンパイ外し。滝沢がカン7sチーして1-4mでテンパイ。さらに尻無濱が356p待ちでリーチ。ここは早川が6pを一発で放銃し、尻無濱が8000ロンアガり。
南3局
親の滝沢が4-7pで先制リーチ。本田は6-9pでテンパイし役なしダマ。本田は6pなら出アガりできる形に。本田は6sを引いてオリ。ここは滝沢アガれず、1人テンパイで流局。
南3局1本場
本田は手牌に発暗刻で2-5sテンパイを入れダマ。さらに尻無濱が4-7mでテンパイしこちらもダマ。ここは尻無濱がダマのままツモって400-700。
南4局
本田は4pチーしてカン7sでテンパイ。滝沢はチャンタを狙うが、7mを切って北を残さないというミスでテンパイできず。本田もオリて、4人ノーテンで流局。本田と尻無濱の2人が勝ち上がり。
A卓結果
1着:本田朋広 44100
2着:尻無濱航 38800
3着:滝沢和典 17800
4着:早川健太 -700
B卓メンバー
東家:古橋崇志
南家:岡崎涼太
西家:白鳥翔
北家:鈴木優
B卓の展開
東場の展開
東1局
鈴木優が6-9mで先制リーチ。そこに白鳥がドラの2sポンから喰いタンで粘る。ここは鈴木優がツモって裏2の2000-4000のアガり。
東2局
白鳥が西ポンからマンズのホンイツ。親の岡崎がペン3sで先制リーチ。白鳥は三副露して1p3pのシャンポンテンパイ。白鳥は最後に4sを掴んでオリ。岡崎の1人テンパイで流局。
東2局1本場
白鳥が1-4sで先制リーチ。これを一発でツモって1000-2000のアガり。
東3局
鈴木優がカン2sチーから発バックの仕掛け。白鳥は白をポン。鈴木優は役なしのカン3mでひとまずテンパイ。岡崎が2-5sで先制リーチ。鈴木優はリーチを受けて迂回。そして発バックの形で再びテンパイ。白鳥もカン5sでテンパイするが、テンパイ打牌が2s。岡崎が白鳥から2000ロンアガり。
東4局
白鳥が東ポンから仕掛け。古橋が5-8mで先制リーチ。白鳥は8s発のシャンポンでテンパイ。さらに親の鈴木優が4-7sで追っかけリーチ。白鳥は2軒リーチでオリ。さらに岡崎が4-7pで追っかけ。ここは白鳥が2人の現物の8mを打ち出し、古橋が8000をロンアガり。
南場の展開
南1局
親の古橋がカン8sで先制リーチ。ここは岡崎が後スジの8sを打ち出し、古橋が3900ロンアガり。
南1局1本場
鈴木優が4-7sで4巡目先制リーチ。古橋は回りながら6s8mのシャンポンでテンパイしダマ。さらに白鳥が3-6mで追っかけリーチ。ここは古橋が6mを押して、白鳥が2600ロンアガり。
南2局
白鳥が白ポンから仕掛け。白鳥は4-7sでテンパイ。鈴木優は高目三色の1-4sでテンパイしダマ。ここは鈴木優が高目4sをツモって2000-4000。
南3局
古橋が中をポンしてペン7pでテンパイ。そこに同巡岡崎が4-7pでリーチ。古橋は中盤過ぎ8m引いて迂回。ここは岡崎が1000-2000をツモアガり。
南4局
岡崎はペン7pでテンパイしひとまずダマ。そこから678の三色狙ってテンパイ外し。古橋は2-5pでテンパイしダマ。ここは鈴木優が2pを打ち出し、古橋が1000ロン。古橋と鈴木優の2人が勝ち上がり決定。
B卓結果
1着:鈴木優 34900
2着:古橋崇志 27900
3着:岡崎涼太 20000
4着:白鳥翔 17200
決勝メンバー
東家:鈴木優
南家:古橋崇志
西家:本田朋広
北家:尻無濱航
決勝の展開
東場の展開
東1局
尻無濱が中盤8sをポンして2-5mでテンパイ。古橋はカン5pでテンパイしダマ。親の鈴木優は7sをポンして形式テンパイ。本田はカン8pでリーチに行くが、宣言牌が2m。尻無濱が本田から3900ロンアガり。
東2局
鈴木優が2sポンから中バックとトイトイを見た仕掛け。鈴木優はカン8pでテンパイ。尻無濱は4sチーから仕掛けて2m3pのシャンポンでテンパイ。ここは尻無濱があっさりツモって500-1000。
東3局
親の本田が5-8pで5巡目先制リーチ。これをツモって1000オールのアガり。
東3局1本場
本田が9pポンからトイトイなどを見た仕掛け。鈴木優が4-7sで先制リーチ。古橋が白ポンから仕掛けて粘る。ここは古橋が7sを強く押し、鈴木優が3200ロンアガり。
東4局
本田は9pチーから一通と純チャンの両天秤。親の尻無濱がカン7pで先制リーチ。そこに古橋が4-7mで追っかけリーチ。このめくり合いは古橋に軍配。古橋が尻無濱から8000ロンアガり。
南場の展開
南1局
親の鈴木優が5-8sで先制リーチ。これはアガり出ず、鈴木優の1人テンパイで流局。
南1局1本場
尻無濱が1巡目5mポンからマンズのホンイツに向かう。尻無濱が3-6m待ちでテンパイ。鈴木優がこれに勝負していき、発単騎のチートイツでリーチ。ここは鈴木優が一発でツモって4000オール。
南1局2本場
本田がドラの1p単騎のチートイツで先制リーチ。本田はこれを一発でツモって裏2枚で4000-8000のアガり。
南2局
尻無濱が1m西のシャンポンで先制リーチ。鈴木優はカン5pの役なしテンパイを入れてダマ。本田は3-6sでテンパイしこちらは役ありのダマ。親の古橋は白をポンしてテンパイだがテンパイ打牌が6s。本田が1000ロンアガり。
南3局
尻無濱が9pポンからピンズの一色。尻無濱は3副露してカン4pでテンパイ。親の本田は4pを切ればテンパイだったが手牌を崩して放銃回避。尻無濱は3p8pのトイトイに待ち変え。ここは本田がなんとかテンパイを取りきり、本田と尻無濱の2人テンパイで流局。
南3局1本場
尻無濱が中ポンから仕掛けてピンズのホンイツ。尻無濱が5p西のシャンポンでテンパイ。そこに鈴木優が6-9pでリーチ。さらに古橋がドラの西単騎のチートイツで追っかけリーチ。このめくり合いは鈴木優に軍配。鈴木優が2000-4000ツモアガり。
南4局
親の尻無濱が3-6sで先制リーチ。ここは本田が6sを勝負して、尻無濱が5800ロンアガり。
南4局1本場
鈴木優が4mチーから喰いタンの仕掛け。尻無濱が中をポンしてカン2sのテンパイ。ここは尻無濱がハイテイでツモって1000オール。
南4局2本場
尻無濱が2-5pで先制リーチ。そこに本田が2p単騎のチートイツで追っかけリーチ。ここは本田が2pを一発ツモ。3000-6000で本田が逆転トップを獲得!
決勝結果
1位:本田朋広 41200
2位:鈴木優 37600
3位:尻無濱航 11900
4位:古橋崇志 9300
本田朋広プロ、最強戦ファイナル進出決定!
前回以前の結果
ファイナル出場決定者については以下のページを参照いただきたい。
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