2023年8月6日、Mトーナメント2023ファイナルの試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。
Mトーナメントとは?
MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。
ファイナル
出場者
二階堂瑠美
渋川難波
石立岳大
坂本大志
第1試合展開
東家:石立岳大
南家:坂本大志
西家:渋川難波
北家:二階堂瑠美
東場の展開
東1局
坂本が1-4-7sで先制リーチ。これが瑠美から出て、坂本が2000ロンアガり。
東2局
瑠美が自風の西をポンして3-6sでテンパイ。そこに渋川が6-9sでリーチ。さらに石立が押していき3-6-9sで追っかけリーチ。ここは渋川が3sを掴んで、瑠美が頭ハネで2000ロンアガり。
東3局
坂本がカン8sでテンパイしダマ。石立はドラの白をポン。坂本は5-8sに変化して先制リーチ。ここは坂本がそのままツモって1300-2600のアガり。
東4局
親の瑠美がカン7mで先制リーチ。石立はカン3sでテンパイを入れて役なしダマ。さらに渋川が6p発のシャンポンで追っかけリーチ。そして石立は3-6sに変化して追っかけ。3者のめくり合い、軍配は瑠美。4000オールのツモアガり。
東4局1本場
坂本が5-8p6mの変則3面で先制リーチ。そこに石立が1-4sで追っかけリーチ。ここは坂本が1sを一発で掴み、石立が12000ロンアガり。
南場の展開
南1局
親の石立が2pポンから仕掛け。坂本が1-4mで5巡目先制リーチ。渋川はカン6sチーから喰いタンで粘る。渋川は3sもポンして3-6mでテンパイ。このめくり合いは渋川に軍配。渋川が坂本から3900ロンアガり。
南2局
親の坂本が中盤3sをポンしてカン6sでテンパイ。石立は8pをポンして4-7mでテンパイ。さらに瑠美が中をポンして3-6pでテンパイ。3者のめくり合い、ここは石立が坂本から1000ロンアガり。
南3局
親の渋川が中ポンから仕掛け。瑠美が4-7pで先制リーチ。そこに坂本が6-9sで追っかけリーチ。渋川も発をポンして4-7sでテンパイ。さらに石立が4-7s8s追っかけ。4人テンパイの状況、ここは渋川が競り勝って4000オール。
南3局1本場
坂本が1-4pで4巡目先制リーチ。ただ安目の1pが出るも見逃して4pツモを狙う。その間に渋川が3s4pのシャンポンでテンパイしダマ。ここは坂本が3sを掴み、渋川が7700ロンアガり。
南3局2本場
渋川は南をポンしてソーズのホンイツ。石立が5-8sで先制リーチ。そこに坂本がフリテンの3-6-9mで追っかけリーチ。ここは坂本が競り勝ち、3000-6000のツモアガり。
南4局
坂本が白単騎のチートイツで先制リーチ。これをツモって1600-3200。渋川がトップを獲得した。
第1試合結果
1着:渋川難波 35500(+55.5)
2着:二階堂瑠美 28300(+8.3)
3着:石立岳大 21200(-18.8)
4着:坂本大志 15000(-45.0)
第2試合展開
東家:二階堂瑠美
南家:石立岳大
西家:坂本大志
北家:渋川難波
東場の展開
東1局
渋川はペン3sテンパイからテンパイ外し。そこから6m中のシャンポンに変化して先制リーチ。そこに石立が4-7sで追っかけリーチ。ここは渋川が中をツモって2000-4000。
東2局
渋川が自風の西ポンから仕掛け。南、白もポンして6s8sのソーズのホンイツトイトイでテンパイ。そこに親の石立がペン3sでリーチ。このめくり合いは渋川に軍配。3000-6000をツモアガり。
東3局
渋川が1-4pでテンパイしダマ。石立が5p7mのシャンポンでリーチ。親の坂本は8sチーから喰いタンで粘る。渋川は6pを掴んでオリ。坂本は2副露で形式テンパイ。ここは石立と坂本の2人テンパイで流局。
東3局1本場
瑠美が1-4pで先制リーチ。終盤石立がペン3pのメンホンでリーチ。さらに坂本が6-9mで追っかけリーチ。3軒リーチは瑠美に軍配。瑠美が2000-4000ツモアガり。
東4局
親の渋川がダブ東ポンから仕掛け。瑠美は発をポン。瑠美は6-9m待ちでテンパイ。石立は最終巡に仕掛けて形式テンパイ。逆に瑠美がハイテイ手番でオリて、石立の1人テンパイで流局。
南場の展開
南1局1本場
渋川がカン2sで先制リーチ。そこに石立が3-6-9mのフリテン追っかけリーチ。親の瑠美は5sをポンして形式テンパイを取る。結局ここはアガり出ず、瑠美・石立・渋川の3人テンパイで流局。
南1局2本場
渋川が中ポンから遠い仕掛け。瑠美がカン7sで先制リーチ。石立はカン8pでテンパイし役なしダマ。そこから7sを引いて結局オリ。ここは瑠美の1人テンパイで流局。
南1局3本場
瑠美がカン8mで先制リーチ。これを一発でツモって2000オールのアガり。
南1局4本場
坂本が南ポンから仕掛け。坂本は東5pのシャンポンテンパイ。渋川は7sポンから喰いタンの仕掛け。渋川は3-6mでテンパイ。このめくり合いは渋川に軍配。渋川は坂本から2000をロンアガり。
南2局
瑠美が発ポンから仕掛け。渋川は中をポン。瑠美はドラの8sをポンして1-4pでテンパイ。親の石立は3m単騎のチートイツでテンパイし一旦ダマ。ここは渋川の仕掛けに警戒した坂本から3mが飛び出し、石立が9600ロンアガり。
南2局1本場
渋川は白ポンから仕掛け。中盤過ぎに6mをチーして1-4pでテンパイ。終盤瑠美が1-4-7pでリーチ。ここは親の石立がテンパイ打牌で4pを打ち出し、渋川が頭ハネで3900ロンアガり。
南3局
親の坂本は手牌に発暗刻で9pポンから発進。瑠美は9sをポンして2358sのメンチンテンパイ。坂本は4pをポンしてカン6pでテンパイ。ここは渋川が6pを打ち出し、坂本が7700ロンアガり。
南3局1本場
親の坂本が2p6pのシャンポンで先制リーチ。他3人はこのリーチにオリ。坂本はアガり出ず、1人テンパイで流局。
南3局2本場
石立は高目一通の3-6sでテンパイしダマ。そこに親の坂本が4-7mでリーチ。石立はこのリーチを見てツモ切り追っかけリーチ。ここはアガり出ず、坂本・石立の2人テンパイで流局。
南3局3本場
渋川が1巡目からダブ南ポン。渋川は東もポンして3-6sでテンパイ。これが坂本からあっさり出て、渋川が2000ロンアガり。
南4局
優勝条件は渋川はノーテン流局でOK。瑠美は3000-6000ツモor石立・坂本から16000or渋川から8000。石立は役満ツモor渋川から24000。坂本はダブル役満ツモ。
瑠美が689s待ちで先制リーチ。6-9sツモって裏1枚か8sツモって裏2枚なら逆転。坂本は最後にトータル順位を3位に上げるためのリーチ。結果、アガりは出ず。坂本と瑠美の2人テンパイで流局。渋川が初代Mトーナメント優勝を決めた。
第2試合結果
1着:渋川難波 41700(+63.7)
2着:二階堂瑠美 36700(+16.7)
3着:石立岳大 15500(-24.5)
4着:坂本大志 4100(-55.9)
最終結果
優勝:渋川難波 +119.2
2位:二階堂瑠美 +25.0
3位:石立岳大 -43.3
4位:坂本大志 -100.9
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