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Mトーナメント2023・FINALステージ A卓/B卓試合結果

2023年7月15日、Mトーナメント2023の決勝トーナメントA卓/B卓戦の試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。

Mトーナメントとは?

MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。

FINALステージA卓

出場者

日向藍子
浅井裕介
石立岳大
松ヶ瀬隆弥

第1試合展開

東家:石立岳大
南家:日向藍子
西家:松ヶ瀬隆弥
北家:浅井裕介

東場の展開

東1局

親の石立が発ポンから仕掛け。3p6mのシャンポンでテンパイ。その後2-5-8p待ちに変化。浅井はカン7sでテンパイし役なしのダマ。そこからペン7sの三色テンパイに変化。ここは石立がツモって500オール。

東1局1本場

浅井が3-6mで先制リーチ。石立は6pチーから三色バックの仕掛け。石立は6m片アガりの3-6mでテンパイ。さらに日向がカン8pで追っかけリーチ。3者のめくり合いだがアガりは出ず、松ヶ瀬以外の3人テンパイで流局。

東1局2本場

松ヶ瀬が自風の西ポンから仕掛け。ソーズのホンイツへ向かう。松ヶ瀬がカン2s待ちでテンパイ。日向は2pチーして6pの片アガりテンパイ。松ヶ瀬は3s発のシャンポン待ちに変化。ここは松ヶ瀬が発をツモって2000-4000。

東2局

松ヶ瀬が白ポンから仕掛け。浅井は8pをポンして喰いタンの仕掛け。親の日向がカン2sの役なしテンパイでダマ。浅井は2副露して5-8sでテンパイ。ここは松ヶ瀬から8sが出て、浅井が3900ロンアガり。

東3局

浅井がカン3sの役なしテンパイを入れてダマ。そこから1s4sシャンポンに変えてダマ続行。さらにカン8sに変化して先制リーチ。これをツモって3000-6000。浅井がトップに浮上。

東4局

浅井がダブ東・白が配牌から暗刻。メンゼンのままカン5sでテンパイしダマ。そこに松ヶ瀬が3p7sのシャンポンでテンパイしリーチ。さらに日向が5-8mで追っかけリーチ。ここは浅井が8mを一発で勝負し、日向が8000ロンアガり。

南場の展開

南1局

浅井が手牌に発暗刻で6m単騎のテンパイを入れてダマ。そこから1-4sノベタンに変化してダマ続行。そこに日向が3-6mでリーチ。ここは日向が一発で3mをツモって2000-4000。日向がトップ目に浮上。

南2局

浅井が東をポンして遠いマンズのホンイツ仕掛け。親の日向は赤5p単騎でテンパイし役なしダマ。浅井は6m北のシャンポンテンパイ。

日向は2-5sの役ありテンパイに変化してダマ続行。そこからさらに5-8sに変化。日向はマンズの7mを止めて4-7mノベタンの役なしに変化。浅井は1-4-7m待ちに変化。その瞬間石立が北を勝負して5-8sでリーチ。このめくり合いは浅井に軍配。2000-4000のツモアガりで浅井が再びトップ目に。

南3局

浅井がダブ南をポンして1-4-7mのマンズホンイツをテンパイ。石立がそこに6p単騎のチートイツでリーチ。親の松ヶ瀬はカン5sをチーして粘る。ここは石立がラス牌の6pを一発でツモ。石立が2000-4000のツモアガり。

南4局

日向がドラの発をポンしてカン3mでテンパイ。松ヶ瀬が終盤3m南のシャンポンでリーチ。ここはアガり出ず、浅井の1人ノーテンで流局。浅井がトップを守りきった。

第1試合結果

1着:浅井裕介  33200(+53.2)
2着:日向藍子  31300(+11.3)
3着:石立岳大  22300(-17.7)
4着:松ヶ瀬隆弥 13200(-46.8)

第2試合展開

東家:浅井裕介
南家:松ヶ瀬隆弥
西家:石立岳大
北家:日向藍子

東場の展開

東1局

親の浅井が8mチーして5-8pでテンパイ。これにすぐ松ヶ瀬が8pを打ち出し、浅井が12000ロンアガり。

東1局1本場

石立が南白シャンポンで先制リーチ。そこに日向がソーズのメンホンチートイツ、白単騎で追っかけリーチ。このめくり合いは石立に軍配。日向から2600をロンアガり。

東2局

石立がカン4mで先制リーチ。これにテンパイした親の松ヶ瀬が4mを勝負し、石立が8000ロンアガり。

東3局

親の石立が4-7sで先制リーチ。これに日向がリーチ宣言牌を鳴いて2-5pでテンパイ。ここは松ヶ瀬がリーチの現物の2pを打ち出し、日向が1000ロンアガり。見事にかわし手を決めた。

東4局

浅井が三暗刻のカン8pでテンパイしダマ。石立が赤5pチーから喰いタンの仕掛け。親の日向も2mポンで喰いタン。石立は3-6sでテンパイ。さらに松ヶ瀬がメンホンの4m西シャンポンでリーチ。このめくり合いは石立に軍配。石立は松ヶ瀬から12000をロンアガり。

南場の展開

南1局

松ヶ瀬が一通確定のカン2mで先制リーチ。石立はカン4mでテンパイしダマ。ここは松ヶ瀬が2000-4000ツモアガり。

南2局

浅井が2-5-8mでテンパイしダマ。親の松ヶ瀬は3mポンから喰いタンの仕掛け。ここは石立から5mが出て、浅井が1000ロンアガり。

南3局

親の石立が南ポンからソーズのホンイツ。浅井はドラ6p待ちの単騎テンパイを入れ役なしのダマ。浅井はダマのまま単騎を振り替えていく。浅井は1s単騎をツモアガり。300-500でオーラスへ。

南4局

石立・浅井はアガればOK。松ヶ瀬はダブル役満。日向は石立をかわすまで連荘が必要。

親の日向が中ポンから仕掛け。日向は3s単騎でテンパイ。そこから9p単騎に待ち変え。これがテンパイを入れた石立から出て、日向が1500ロンアガり。

南4局1本場

条件は前局と変わらず。日向が6-9sで先制リーチ。石立は3pをチーして一発消し。これで日向の6sが喰い流れる。浅井はテンパイ取れるところだったが4pを打たずにテンパイ外し。結局、日向の1人テンパイで流局。

南4局2本場

条件は前局と変わらず。一応、石立がハネ満放銃はできなくなった。石立はカン4pでテンパイし役なしのダマ。そこからイーペーコーがついて役ありのテンパイに変化。そこに日向が4-7mでリーチ。

さらに浅井も6-9mでテンパイしダマ。ここは石立がリーチの現物で6mを打ち出し、浅井が3900ロンアガり。浅井・石立が準決勝進出。

第2試合結果

1着:浅井裕介  40600(+60.6)
2着:石立岳大  38400(+18.4)
3着:日向藍子  23300(-16.7)
4着:松ヶ瀬隆弥 -2300(-62.3)

最終結果

1位:浅井裕介  +113.8
2位:石立岳大   +0.7
3位:日向藍子   -5.4
4位:松ヶ瀬隆弥 -109.1

FINALステージB卓

出場者

多井隆晴
萩原聖人
二階堂瑠美
浅井堂岐

第1試合展開

東家:萩原聖人
南家:二階堂瑠美
西家:多井隆晴
北家:浅井堂岐

東場の展開

東1局

浅井がカン8mで先制リーチ。瑠美は粘って終盤役なしのカン5mテンパイを入れてダマ。ここはアガり出ず、浅井・瑠美の2人テンパイで流局。

東2局1本場

浅井が3-6sで先制リーチ。ここにドラ3の多井が3sを放銃し、浅井が2600ロンアガり。

東3局

萩原がカン6sでテンパイしダマ。これがすぐに瑠美から出て、萩原が1300のロンアガり。

東4局

瑠美が3-6mで先制リーチ。5pもアンカンして攻める。そしてこれを終盤ツモって3000-6000のアガり。

南場の展開

南1局

多井が白ポンから仕掛け。4mのポンしてドラのペン7mテンパイ。これをツモって500-1000のアガり。

南2局

多井が3-6mで先制リーチ。そこに萩原がドラ4のカン6s待ちで追っかけリーチ。このめくり合いは多井に軍配。1000-2000のツモアガり。

南3局

萩原が9s単騎のチートイツでテンパイしダマ。次巡に9s単騎のままツモ切りリーチ。そこに浅井が3-6-9mで追っかけリーチ。このめくり合いは浅井に軍配。浅井が萩原から2000ロンアガり。

南4局

瑠美が6-9mで3巡目先制リーチ。これに多井が真っ直ぐ打って放銃。瑠美が1300のロンアガりでトップを獲得した。

第1試合結果

1着:二階堂瑠美 36000(+56.0)
2着:浅井堂岐  24900(+4.9)
3着:多井隆晴  23300(-16.7)
4着:萩原聖人  15800(-44.2)

第2試合展開

東家:浅井堂岐
南家:二階堂瑠美
西家:萩原聖人
北家:多井隆晴

東場の展開

東1局

親の浅井が4-7mで先制リーチ。終盤萩原は赤5pをチーして粘る。ここは浅井の1人テンパイで流局。

東1局1本場

多井がカン2mでダブルリーチ。親の浅井は白ポンから勝負。ここは多井があっさりツモって3000-6000。

東2局

浅井が終盤カン2pをチーして東バックのテンパイ。萩原はチートイツでテンパイし7p単騎でリーチ。多井は中をポンして5s9mでテンパイ。ここは親の瑠美以外の3者がテンパイで流局。

東3局1本場

親の萩原が1s3mのシャンポンでテンパイしダマ。これを瑠美からアガって2000ロンアガり。

東3局2本場

瑠美が終盤2pポンして2-5sでテンパイ。多井は白単騎のチートイツでテンパイしダマ。ここは浅井が白を打ち出し、多井が3200ロンアガり。

東4局

親の多井が5-8sで先制リーチ。同巡に浅井が6-9pで追っかけリーチ。このめくり合いは浅井に軍配。浅井が多井から8000ロンアガり。

南場の展開

南1局

萩原がカン5sでテンパイし役なしダマ。これをそのままツモって400-700。

南2局

多井が1-4pで先制リーチ。終盤萩原が5-8sで追っかけリーチ。ここはアガり出ず、多井・萩原の2人テンパイで流局。

南3局1本場

浅井が発ポンから仕掛け。浅井が2-5sノベタンでテンパイ。瑠美は役なしのカン5sでテンパイしダマ。多井が4-7pでテンパイしダマ。すると浅井が4pを掴んで、多井が8000ロンアガり。

南4局

浅井はマンガンツモorハネ満出アガり。萩原はハネ満ツモor瑠美・浅井から三倍満出アガりor多井からハネ満。瑠美はアガればOK。多井は流局でOK。

浅井がツモれば逆転のカン3mで先制リーチ。萩原は3mを打つが浅井はアガれないので見逃し。最後は浅井・瑠美の2人テンパイで流局。多井・瑠美が準決勝進出。

第2試合結果

1着:多井隆晴  42000(+63.0)
2着:萩原聖人  24700(+4.7)
3着:浅井堂岐  17100(-22.9)
4着:二階堂瑠美 15200(-44.8)

最終結果

1位:多井隆晴  +46.3
2位:二階堂瑠美 +11.2
3位:浅井堂岐  -18.0
4位:萩原聖人  -39.5


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