t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログ

t-yokoが運営する麻雀ブログです。Mリーグや最強戦・その他タイトル戦の記事を掲載していますのでぜひご覧ください。2022年10月、月間12万PV達成。twitterフォローもお願いします。

天鳳5段奮闘記 #106 手が微妙なときの捌きが甘い

5/26結果:2着1回、4着1回

 

ちょっと難しい半荘にしてしまいましたね。結局、ラスを引くときというのは押すにも引くにも迷うような手が来て、しかも間の悪いことが連続して起こるときなんですよね。

でもそれを打ち方でカバーできるようにならないと。押し引きの簡単な場面を増やすように打つのが安定させる基本かな、と思います。

 

それでは振り返っていきましょう。

1半荘目

 東1局1本場

f:id:cjr14137:20210526114505p:plain

 親が5800をアガッてこの場面。赤5mを持っておくことで、1,4mどっちを引いてもカン5sの2600のリーチが打てます。

とりあえず上家が確実に5sを持っていないので、山に1,2枚はあるだろうというのと、ドラの9mが3枚見えでそこまで全員高くならないだろう、と判断してリーチしました。

ただこれは対面の親が明らかにホンイツに移行していることが8p7pと連続手出ししていることから分かるので、5sには期待できません。リーチはミスでしたね。

とはいえ4枚とも持たれているというのもやや運が悪い感じですが。

東3局

f:id:cjr14137:20210526114509p:plain

 さらに点数を減らして親番。ここは絶対アガっておきたいところです。テンパイだったので8pをカン。

持ってきたのは5mでした。ここの待ち選択ですが、5mをツモ切って、カン6mのままに受けました。

6mは下家は5m7mとカンチャンを払っているのでまず持っていません。他2人は分かりませんが、5mが3枚見えなので、山に1~2枚は残っていそうです。

5m9mのシャンポンに受ける場合、MAXでも待ちが2枚でしかも5mはドラそばで期待しにくいということでカン6mにしました。

・・・と思ったら6mを暗刻で持たれているというパターン。こりゃどうしようもないですね。

東4局

f:id:cjr14137:20210526114513p:plain

 ラス目ではありますが、もう手が微妙なのでオリに回っています。2sがシャンポンにアタり終局です。

さすがにリーチ前に切っている牌に関連する牌の方がアタりにくいので、中スジで序盤に切られている4mの近くの5mだったかな?

しかし、2sは1枚切れで、リーチ者は1sを切っておりカン2sがほぼないです。2sは安全そうに見えるのでいずれ打っていそうですね。

この点数状況ではアガりに向かわないわけにもいかないので、序盤からオリる訳にもいきません。これはちょっとムリそうです。

2半荘目

 東2局

f:id:cjr14137:20210526114517p:plain

 自分が親でイーシャンテン。思い切って西をカンしてみました。次巡、引いてきたのは赤5m。ここはカン6mとペン7sの比較です。

カン6mのほうがリャンメンに変化する枚数は多いのですが、すでに3mを切っているので4m引いて変化してもフリテンです。

8m引きの6-9m変化はドラが使えません。ペン7sは8sを2人が早く切っており、かなり良さそうです。カン6mはまるで場況が分からないことも含めてペン7sを残しました。

まだ巡目が早いので5m縦引きを考えて7m切りとしました。

東3局

f:id:cjr14137:20210526114521p:plain

 ラス目の親のリーチ。イーシャンテンから9sを押して、上家から6mが出ました。

4s切りの親に対して、2-5sはド本命ですが、3900+リーチ棒なので押してみました。ラス目に好きにツモらせるのもマズいというのもあります。

とはいえドラスジの2-5sはさすがに押しすぎかもしれません。マンズ切ってオリたほうが安定するかもしれません。

東3局1本場

f:id:cjr14137:20210526114525p:plain

 さきほどの局は流局しました。供託があるのでここはアガりたいところ。ここで7p切りとしましたがこれは9m切りの方がいいですね。

巡目が早いのでドラそばの7pでの変化を見たいですし、9mを切ってもタンヤオのイーシャンテンで、鳴いてもアガれます。

ソーズが伸びての変化もありますし、ここは7p切りは急ぎすぎですね。

東3局2本場

f:id:cjr14137:20210526114529p:plain

結局親がアガり、迎えた2本場。終盤も終盤にテンパイ。ここは5s切りリーチとしました。

自分の手がドラドラで打点が十分なのでリーチはしたいところ。あとは5sを切ってもいいのかというところですが、5sは上家に現物、他2人にも片スジなのでギリギリ押してもいいかな、と考えて5sを打ちました。 

4-7p自体は山に1,2枚残っていそうなので、万が一それを捉えきれなかったら嫌だなあ、という思考もあります。

これが6s切りでのテンパイだったら、3-6sが3人にまるで通っていなくて怖いので、あきらめてオリそうです。

南2局

f:id:cjr14137:20210526114533p:plain

 ここ単純に1p切りとしましたが、7sを切ったほうが良かったかもしれません。

8sが後1枚しかないのでカン8sの受け入れがほとんど意味ないです。

その上で、ポンテン取れる牌は全部鳴きたいのですが、2mか白を鳴いたときに7sが手出しだと、ドラ9sのトイツが結構透けてしまいそうです。

まあ微妙なところですが、8s1枚の受け入れくらいなら、相手に読まれるのは防いだ方がいいと思います。

オーラス

f:id:cjr14137:20210526114537p:plain

 トップ目の親との点差は10800点。マンガンツモならトップ。ラス目とは14400点差なので、マン直かハネツモ条件でしかまくられないので、基本攻めます。

おあつらえ向きにドラドラでホンイツも狙えそうな手が来ました。一旦2mを切ります。

 

f:id:cjr14137:20210526114542p:plain

 巡目も進んで6巡目。どうも上家もピンズの染め手らしく、まるで鳴ける牌が来ません。ここで絶好の8p引き。

これなら、3-6s引きでのリーヅモドラ2でもマンガンなので北を切ってリーチ手順ににします。

 

f:id:cjr14137:20210526114501p:plain

 次巡、7pを引いてテンパイ。一通ならダマテンでもOKでしたが、こちらなら当然リーチです。

出アガリでも5200点で2着には上がれるので、見逃しはしません。これを下家からアガり、2着で終了です。

 

配牌がいいとき、悪いときの打ち方はできてきましたが、微妙なときに相手を見ながら動くというのがまだまだできていません。

もう少しまわりの河に注目して戦えるようにしたいです。

 

それでは。

天鳳6段奮闘記のまとめ記事はこちら

日頃の麻雀を牌譜検討して掲載しています。人の振り見て我が振り直せ。私の反省をあなたの麻雀に活かしていただければ幸いです。


天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。

この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!

天鳳民のt-yokoが麻雀のメジャーな情報からニッチな情報までいろいろまとめているブログです。Mリーグ・最強戦・その他タイトル戦など様々な情報をまとめていますので参考になれば幸いです。

Mリーグ

Mリーグの記事については上記のページでリンクをまとめています。Mリーグ2022-2023シーズンの情報もこちらのページから確認できます。

MリーグをNAGAで牌譜検討!

外部ページのnoteにてMリーグを麻雀AI「NAGA」を用いて解析した記事を販売しております。下記のリンクから無料で公開している記事をご覧になれますので、興味を持たれましたらご購入を検討いただければと思います。

またお得なメンバーシッププランもありますので、よろしければこちらもぜひ!

Mリーガー選手紹介

Mリーグを戦う32名のMリーガーについて、雀風やプロ人生をまとめた解説記事を書いています。興味のある方はぜひご覧ください。

神域Stremaerリーグ

Mリーグオフシーズンの2022年5月から9月に、Mリーガーと配信者による麻雀のリーグ戦が行われています。神域リーグに関する記事は下記にまとめていますのでこちらを参照ください。

麻雀タイトル戦試合結果

こちらの記事で2022年度に開催されているタイトル戦の試合結果をまとめた記事を一覧にしています。タイトル戦の結果を知りたい方はこちらの記事を参照ください。

麻雀初心者向け記事

麻雀初心者のための記事一覧です。ゲームの進め方や符計算の方法などの記事を掲載しています。

ゲームの進め方

まずは麻雀を始めるにあたって、どのようにゲームを進めればいいのか、というのが一つの壁です。どのような順番でゲームを進めていけばいいのかを一通りまとめた記事になります。

点数計算の仕方

麻雀の新規参入の一つのカベとなっているのが、この「符計算・点数計算」です。麻雀の複雑な符計算や点数計算について1からまとめていますので、覚えるときの参考にしてください。

麻雀ニュース/雀魂ニュース

Mリーグ以外の麻雀界のニュースについては「麻雀ニュース」、ネット麻雀の最大手の一つ「雀魂」のイベント関連のニュースなどは「雀魂ニュース」にまとめています。

天鳳6段奮闘記

ブログの記事を作成しているt-yokoが普段打っている麻雀の反省をまとめた記事が「天鳳6段奮闘記」です。記事の本数が多いので、上のリンクからご覧になってください。

私のいろいろなミスが載っていますから、それをヒントにあなたの麻雀の実力向上にお役に立てていただければと思います。

最新記事