7/6結果:1着1回、4着1回
むう。なんかトップラス麻雀に終始してしまっている感じはあるな。
でも正直4着になったのはかなり展開も悪かったですね。ただ1点だけ反省点はあるの
でそこを振り返ります。
1着になった半荘は選択の場面が結構多くて、これで良かったのか?と気になるところ
が多いので重点的に振り返ろうと思います。
1半荘目-4着
南1局
4着になった局で反省すべきはこの局だと考えています。
ドラが2sでこの手牌。9mを引いてきて2sを切ればテンパイですが、リーチのみな
上に上家の仕掛けの最終手出しが3sです。
ドラの2sを叩き切ってまで勝負する手牌ではないと考えて、2sや3s引きの変化を
見た1m切りとしました。
問題はその次の巡目です。
赤5mを引いてきたことでテンパイが復活しました。待ちは2s3sか3m4mか
です。ここも先ほどと同じ理由で2sを切るのが怖くて2s3s待ちに受けましたが、
先ほどの1巡の間に3sがもう1枚場に打たれました。
これにより、2sがダブルワンチャンスになり少しだけ安全に、かつ2s3s待ちの
待ち牌が1枚減りました。3m4m待ちもいい待ちとはいいにくいですが、河を見ると
全員がマンズをぱらぱらと切っており、2s3sよりは山にありそうです。
それでも引いてきたのが普通の5mなら打点に不満があるので2s3s待ちにするかも
しれませんが赤5m引きで打点的にも問題ありません。
ここは強気に2sを切って3m4m待ちの方がアガれる可能性は高かったかな、と
反省しています。
まあ、2sが誰かにアタるケースも十分考えられるので難しいところですが、点数状況
を考えるとこの親でひとアガり欲しいので、2s切りを選択したいです。
リードしている状況なら2sは切らないでしょう。
2半荘目
東1局
配牌からいい手が入っていたのですが、ドラを浮かせていたところ、それが見事に
重なりテンパイ。1枚切れのカン2s待ちです。
1sを切ってテンパイを外すかかなり迷いどころですが、両脇の2人が1sが早く
2sを持っていないことがかなり多いです。対面はまったく分かりませんが2sは
そこそこ山にありそうです。ここは思い切ってリーチとしました。
現状の浮き牌が8pで弱く、テンパイ外した後に満足いくテンパイに戻ってこれるか
不安というのもありました。
2sに関しての情報がまるで場になければ、巡目も早いのでテンパイ外しになりそう
です。
東4局
先制リーチしていたのに、追っかけリーチを打たれて12000放銃といった少し不運も
あり、ラス目で迎えたこの局。上家から4巡目リーチが飛んできました。
自分の手はリーピンドラのイーシャンテン。
ラス目ということもあり、このくらいリターンのある手なら押し返せます。
3pから押していきます。
頭の中では、アタったらどうしよう~と思っていますが、この手を流されてもキツい
のでビビりながらもある程度は押さざるを得ません。
と思っていたら次巡に最高の4sツモ。テンパイなら十分勝負できます。
5pを切って即リーチです。
この半荘はこの局に腰が引けずに押し返したことが大きかったですね。
結局コレが6mツモの裏1枚で12000のアガりになり、ラス回避に大きくつながり
ました。
南1局1本場
ほぼ4人が並びのこの局面。
自分はタンピン形のかなりいいリャンシャンテンです。
ここから8s切りとしましたが、これはミスですね。この手牌ならリーチがきても
そこそこ戦えるので安全牌の西より7sや8s引きで攻撃に使える8sの方が価値が
高いです。西切りでしたね。
実戦ではこの後7sを引いてきて失敗した~、と思いましたね。
6mを引いた瞬間に頭がタンヤオに支配されて、なぜか5s周りのくっつきだけを求め
てしまいました。まだまだ意識が足りません。反省。
南1局2本場
1本場は流局して迎えた2本場。
上家からリーチが入り、難しい局面になりました。
赤5mを引いてイーシャンテン。ラス目に簡単にあがらせるのも局面が難しくなり
ます。ドラの発は振り込んだら終わりですが、振り込む可能性自体はそこそこです。
思い切って押してみました。これでいいのかはよく分かりません。
発を切らないとほぼアガり目がありませんが、結局この後ももう1枚は勝負する必要が
あります。ただ、通ってないスジがまだかなり多いので勝負してもいいかな、という
感覚で攻めかえしました。
その切った発を親に鳴かれましたが、自分は5sを引いてテンパイ。
2s8p待ちです。待ちの2sがリーチの現物なので、ダマに構えます。
ただ親も攻めてきているので、次に無スジを引いてきたら2sを切ってやめようと
考えています。
そんなこんなで回っていると、赤5pを引いてテンパイ復活。
もうリャンメンが1-4m、5-8p、3-6-9sくらいしか残っていないので
1mはかなり危険牌ですが、ここでテンパイを取れずにテンパイ料を払うのも厳しい
展開です。相手が愚形待ちなこともあるので、祈って押しました。
これが最後の1巡なら、こんな危険牌でもギリギリ押しですが、もう1巡あるという
のが難しいところです。
次巡に引いてくるのが5-8pはテンパイ維持できますが、3-6-9sだけは
オリようと思っていました。
南1局3本場
さてさらに本場を積んで3本場。
この供託はなんとしても手に入れたいところです。
自分の手はソーズのホンイツのイーシャンテン。そこへ1sが打たれました。
ポンすると中の地獄単騎待ちです。かなり迷いましたが、ポンするよりも6s周りの
くっつきを待った方がましかな、と思いスルーしました。
これは難しいところです。地獄単騎でもテンパイはエラいから鳴く、というのも
当然あると思います。
ただ自分が2着目なので、そこそこ安全牌の1sは取っておいて、いろいろ対応したい
という考えの結果鳴きませんでした。鳴くのもありだと思います。
すると次巡ラストの中を引きました。驚きましたが、これでテンパイ。
1sも中も全切れなので、カン5sのテンパイに取ります。
親からリーチが入りますが、8000点+供託のテンパイなので押していったところ、
テンパイだった上家が押した5sでロン。このアガりがかなりトップに効きました。
何でもかんでも押せばいいわけではないですが、攻めてきている相手のアタリ牌も
基本は2-3種類です。ラスはもちろん怖いですが、ビビらす押し返すこともラス回避
には必要です。今回はそれがうまくハマりましたね。
とにかく押し引きのバランスをしっかり持って麻雀を打ちたいですね。
それでは。