9/17結果:2着1回
2着という結果は素晴らしい!しかし、100点差でトップをまくられてしまいました・・。この半荘、ダマテンを多用したわけですが、そのあたりの判断について主に振り返っていきたいと思います。
南1局 愚形8000
まず最初のダマテンはこの局面。
タンヤオ三色ドラ1でダマテンでマンガンあります。待ちはカン7s。
さすがにこれはダマでいいと思います。巡目が6巡目と早いのでリーチもありですが、裏かツモでないとハネマンにならないのでリーチのうまみとしては微妙なんですよね。
また南場に入ってまだこの平たい点数状況、ダマで8000出アガって1局消化すればラス率は相当下がります。しかも愚形テンパイで追っかけリーチされるとキツいです。
ここはダマテンでアガり率を最大にするのがベストだと思います。
南2局 親のリーのみ
次にこの場面。
親の良形リーチのみをテンパイしました。これが東場だったら親の先制良形リーチは100回やって100回かけたいところですが、もう南場なんですよね。
すでに南2局でここから大きな放銃さえしなければ、まずラスにならずに終われます。
ここは万が一の放銃のリスクをなくしたいためダマテンに取りました。
これが大会戦ならリーチしそうですがこれは段位戦。とにかくラスを回避して、2着でも十分と考えるのならこの親で点数を叩く意味はそこまでありません。
この手が高ければ相手が向かってきてもアガったときの価値が大きいのでリーチもありですが、ここでリーチのみをアガっても大して点数は増えないのに、放銃するリスクは増えます。それならダマテンもやむなしでしょう。
南3局 局回し
続いての南3局。
今度はピンフのテンパイ。ここも当然同じ理由でダマテンですね。
放銃のリスクを避けつつ、局消化を目指します。
今回は待ちがドラスジでしかも9mが場に3枚見えということでかなりアガりにくそうというのもダマテンにした理由です。これがもっと山にありそうなところでメンタンピン確定の形ならトップ目指してリーチしたかもしれません。
南4局 オーラスの早いテンパイ
オーラスはこの形をダマテン。
この手牌がこれまでと違うのは、今回だけは役なしのテンパイなんですよね。
白が出たときはポンして役ありの形に移行できますが、2-5mをツモらない限り、基本的にアガれません。ここもリスクを避けた選択ですが、ここはさすがにリーチでよかったと思います。
ここでリーチを打つと、2着目と3着目は振込んだらラスの可能性があるくらいの結構均衡した点差なので向かって来づらいはずです。ラス目は当然向かってくるでしょうが、リャンメン待ちなら押してくる牌を打ち取れる可能性も割とあります。
最悪ラス目に放銃してもマンガンなら全員3万点以下なので西入りしてもう1局できますから、ラス回避の可能性は残ります。
ということでここはトップ率を高めるために思い切ってリーチに行く方が良かったように思います。この選択はさすがにちょっと消極的だったように思います。
以前に鳳凰卓に上がったときより、相当リーチ率は下がっています。それでも十分勝てているということは以前はどれだけ無駄なリーチをしていたかということですよね。リーチとダマの見極め、今後も取り組んでいきます。
それでは。