2022年10月8日、日本プロ麻雀協会タイトル戦「第21期雀王決定戦」の1日目が開催された。リーグ戦最終節の結果は下記を参照。
決定戦に進んだのは浅井堂岐・仲林圭・松本吉弘の3名。ここに前年度雀王の渋川難波を加えた4名で決定戦を行う。決定戦は4日かけて行われ、1日5半荘の全20半荘のトータルスコアで優勝を決める。
1回戦
1回戦トップは松本。マンガン4回にハネ満と大きなアガりを決め、5万点超えのトップとなった。一方で現雀王の渋川は苦しいハコ下でのラス。1半荘戦っただけだが、トップラスで100ポイント以上の差がついた。
2回戦
2回戦トップは仲林。こちらも1回戦の松本に負けず劣らず、4000-8000と4000オールのアガりで松本以上のポイントを叩いた。そして雀王の渋川はまたもラス。かなり苦しい雀王決定戦の幕開けとなった。2回戦までのトータルスコアは以下の通り。
仲林圭 +49.4
松本吉弘 +46.0
浅井堂岐 +15.4
渋川難波 -110.8
3回戦
3回戦はここまで辛酸をなめてきた渋川が意地のトップ。これでラス1回分のマイナスポイントを帳消し。さらにここまでトータルトップの仲林がラス、2位の松本が3着でトータル順位とは全く逆の着順となり、一気にに上下の差は詰まってきた。
そんな中、浅井はぶれることなく3連続の2着獲得。これでなんと僅差ではあるがトータル首位となった。3回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +28.5
松本吉弘 +21.7
仲林圭 +3.8
渋川難波 -54.0
4回戦
4回戦はここまでオール2着だった浅井が初のトップ。2着に渋川が入ったことでなんと浅井以外の3人はポイントをマイナス。浅井の1人浮きの状態で本日の最終戦に入っていくこととなった。4回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +85.9
仲林圭 -11.8
松本吉弘 -27.1
渋川難波 -47.0
5回戦
本日の最終戦5回戦を制したのは仲林。+57.1ポイントのトップでトータル2位をキープ。一方でトータル首位だった浅井はここも2着にまとめ、1日目を2-2-2-1-2の全連対とし首位キープとした。
3着には渋川、4着に松本となったことで僅差だがトータル3位に渋川が浮上した。1日目終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +87.9
仲林圭 +45.3
渋川難波 -65.3
松本吉弘 -67.9
2日目は10月15日(土)12:00からABEMAにて放送となる。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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