2022年10月22日、日本プロ麻雀協会タイトル戦「第21期雀王決定戦」の3日目が開催された。リーグ戦最終節の結果は下記を参照。
決定戦に進んだのは浅井堂岐・仲林圭・松本吉弘の3名。ここに前年度雀王の渋川難波を加えた4名で決定戦を行う。決定戦は4日かけて行われ、1日5半荘の全20半荘のトータルスコアで優勝を決める。3日目の本日は11回戦から15回戦を行う。2日目終了時点のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +57.5
松本吉弘 +38.6
渋川難波 +20.7
仲林圭 -116.8
11回戦
互いにアガり合いながら終盤までそれほど差が開かず局は進んでいく。勝負を分けたのは南2局、親番の浅井が渋川とのリーチが戦を制して4000オールツモ。このリードを守って浅井がトップを獲得。2着には仲林が入った。11回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +113.9
渋川難波 +4.9
松本吉弘 -17.5
仲林圭 -101.3
12回戦
12回戦、終盤まで仲林が終始リード。そこに浅井がついていく形だったが、オーラス南と渋川が4000-8000のアガり。これで一気に2人をまくってトップに浮上。首位・浅井との差を詰めた。2着には仲林が入った。12回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +101.5
渋川難波 +59.6
松本吉弘 -74.0
仲林圭 -87.1
13回戦
13回戦、浅井と松本が一歩抜けだしトップを争う展開。ここは南2局、浅井が親番で3900と7700をアガって一気に5万点持ちのトップ目に。オーラス、松本は親満ツモでトップに上がれる差だったが、仲林が3着確保のアガりを決めて終了。
トータル首位の浅井がトップを獲得し、さらに他3者とのポイント差を広げた。13回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +170.4
渋川難波 +2.0
松本吉弘 -56.7
仲林圭 -115.7
14回戦
これ以上浅井をリードさせるわけにはいかない展開で迎えた14回戦。南3局、仲林はホンイツの12000テンパイ。
アガり牌が松本から出るも、それをアガってしまうと浅井がかなり2着に確定してしまう。仲林は2回もアガりを見逃して浅井からの直撃だけを待つ。そして浅井からついに12000を打ち取る。オーラスには松本が浅井から8000をアガり、浅井にラスを押しつけた。14回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +121.5
松本吉弘 +4.0
渋川難波 -24.7
仲林圭 -100.8
15回戦
本日最終戦の第15回戦。勝負が動いたのは東4局。親番の松本が終盤にフリテンリーチを敢行。これをツモって6000オールで一気に抜け出す。さらにこの半荘、浅井が2連続となるラス。松本は一気に浅井との差が詰まり、わずか4.8ポイント差となった。15回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井堂岐 +73.8
松本吉弘 +69.0
渋川難波 -44.2
仲林圭 -98.6
最終日は11月5日(土)12:00より開催される。試合結果は下記のページでまとめる。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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