先日、11月6日に「Mリーグ2021公式ガイドブック」が発売されました!
Mリーグを見ている身としては見逃せない、というわけで近くの本屋で購入して参りました。
中身を一通り読ませていただきましたので、本記事ではその内容について私見を交えながら解説していきたいと思います。
ご購入を迷われている方の参考にしていただければ幸いです。
まず、章立てとしては4章で構成されています。
以下で章ごとの内容について簡単に説明していきたいと思います。
第1章 Mリーグとは
第1章はタイトルの通り、Mリーグについての簡単な説明です。
Mリーグのルールや、シーズンの流れなどのゲームに関する情報や、Mリーガーの所属するプロ団体についての簡単な解説などが載っています。
まあ、ここはあくまで前置きですね。
第2章 チーム&選手紹介
第2章からチームと選手紹介に移ります。第2章がこの本の肝となる部分です。
なんとこの章だけでこの本の150ページを占めているといえば、そのことがよくおわかりいただけると思います。
Mリーグにある8つのチームについて、チームデータの紹介と選手個人ごとの紹介がされています。
チームデータは昨年度の成績が載っています。
チーム全体のポイント変動や平均打点、および各人の和了率や放銃率などのデータです。
また前年度の成績などを踏まえたチームの所見と監督のコメントも掲載されています。
このページの見所としては、チームメンバーのオフショットが掲載されているところですね。チームごとの個性が見られて、Mリーグファンとしてはたまらないです。
選手個人のページはこれまでのMリーグでの年度ごとのデータはもちろんのこと、選手のプロフィールと本人のコメント、簡単な選手紹介が並んでいます。
今期新たに加わったMリーガーの方は、データがない分、選手紹介が詳細になっている点がありがたいです。
面白いのが個人を表す「キーワード」という項目です。
各人の麻雀のエピソードを取り上げるだけでなく、選手のプライベートな部分におけるエピソードもあり、より選手を詳しく知ることができます。
また、各人ごとにこれまでのMリーグの名場面を取り上げて、その選手がどんな打ちスジの選手かを簡単に解説してくれています。
(今期からMリーガーになった方は参戦していたリーグなどの場面)
やはり個人として誰を応援しようか考えると、自分と麻雀観が似ている人を応援したいもの。その意味で、これは応援したい人を探す参考になります。
もちろん、麻雀の観戦としても本当に名場面ばかりで非常に面白いです。
ちなみに実況者の紹介のページもあります。昨年、熱い実況で話題になった日吉さんのコメントなんかが載っていますよ。
第3章 2020シーズンダイジェスト
第3章はMリーグ2020のダイジェストになります。
Mリーグ2020で行われた全試合について、その試合で誰が出場し、何ポイント勝った/負けた、という記録が全てまとめられています。
加えて、それら試合の中で目立った場面を取り上げてまとめている項目もあります。
さらに面白いのがMリーガーの小ネタというところで、選手個人のいろいろなエピソードがまとめられています。
第2章の選手紹介のページに引き続き、これまた選手の深い部分を知ることができてMリーグに没入することができます。
第4章 Mリーグをもっと楽しもう
第4章ではMリーグの解説者である土田プロと渋川プロがMリーグの魅力について語っています。
麻雀プロとしての視点と、解説者としての視点から語られており、Mリーグの観戦の仕方の参考になります。
最後にはMリーグのカルト的なデータが掲載。親番での連荘率とか一発和了率とか「これ必要?」というデータですが、麻雀をオカルト的に楽しむ人からすると、こういうのが面白いんですよね。
以上が「Mリーグ2021公式ガイドブック」の内容の解説となります。
値段は2500円+税とまあまあ張りますが、私個人としてはMリーグをより楽しんで観戦するために、購入する価値は十分にあるといえる良書だと思います。
購入を迷われている方の背中を押すことができたのならこれ幸いです。
それでは。
Mリーグ2021公式ガイドブック【電子書籍】[ 一般社団法人Mリーグ機構 ] 価格:2,750円 |
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