本日、麻雀日本シリーズ2021決勝戦が行われ、多井隆晴プロが優勝した。
【麻雀日本シリーズ2021決勝戦】
— 日本プロ麻雀連盟 (@JPML0306) April 17, 2022
2022/4/17(日) 14:00
白鳥翔
矢島亨
木村和幸
多井隆晴
実況 日吉辰哉
解説 前田直哉
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2022年2月20日に決勝を行う予定だったが、第18期将王である木村和幸プロがコロナに罹患したことで急遽延期。本日決勝戦を行うこととなった。
決勝進出者はそれぞれ所属の違う以下の4名。
多井隆晴(RMU)
白鳥翔(連盟)
矢島亨(協会)
木村和幸(麻将連合)
1回戦、東場は多井がリードする展開となるが、南1局に木村が多井とのめくり合いに勝ち16000をアガる。
これによって点数状況が平たいままオーラスへ行くと、最後はラス目の白鳥が3000-6000をツモアガって一気にトップ目に出て終了。
2回戦も抜け出すものがいないまま終盤まで展開。際どいところだったが南1局でアガった8000点を守り切って白鳥が連続トップ。
3回戦も初っぱな東1局から白鳥の12000が飛び出し、他3者は苦しい展開となるが、多井が南4局最後の親番で4000オールツモ。
白鳥は1本場でツモれば逆転のリーチを打つが、ここは出アガりで終了。多井がトップを守った。
ここまでの3回戦のトータルが以下。
白鳥翔 +54.2
多井隆晴 +13.0
木村和幸 -26.5
矢島亨 -40.7
優勝の可能性はほぼ多井と白鳥に絞られたか。2位の多井も41.2ポイント差ということで、白鳥とトップ3着くらいは必要になる。
運命の4回戦。大きなアガりは出るものの、振ったり振られたりで結局は平たい点数に。
迎えた南1局。この親番で多井が魅せる。まず最初の親番で3900のアガりを見せると、次局高目三色の4-7mでリーチ。
リーチ後に7pをアンカンすると三色となる4mをリンシャンからツモアガり。しかも裏ドラに6pがあり7pがそっくりドラに。
親の三倍満、12000オールのアガりで一気に多井の優勝が近づいてきた。
オーラスまで来て多井は未だトップ目。トータルポイントで2位の白鳥と13.5ポイント差。
オーラスの親は白鳥。ここで連荘すれば勝負は分からないところだが、多井が一通の仕掛けで300-500をツモアガり。見事、多井が大逆転の優勝を決めた!
麻雀日本シリーズ2021優勝は多井隆晴!
— 日本プロ麻雀連盟 (@JPML0306) April 17, 2022
2016年以来3度目の日本シリーズ制覇となりました!
優勝:多井隆晴
2位:白鳥翔
3位:木村和幸
4位:矢島亨 pic.twitter.com/jFzkYIPBfC
多井プロは2015、2016年の麻雀日本シリーズ第1期、第2期の連覇からこれで通算3期目のタイトル獲得となった。
多井プロの詳細記事については下記を参照。
また5月1日より開催される麻雀日本シリーズ2022の出場メンバーはこちら。
その他タイトル戦については下記を参照。
麻雀日本シリーズとは
日本麻雀連盟主催のタイトル戦。連盟だけでなく、他団体も含むタイトル保持者や、それに準ずる成績をおさめ連盟会長に推薦された選手によるリーグ戦。
一次予選は16人で全24回戦を行い、下位4名が敗退。二次予選では一次予選のポイントを持ち越した上で、12人で全6回戦を行い、下位4名が敗退。
その後、残りの8名でプレーオフを行う。二次予選のポイントを持ち越し、8名で全4回戦を行い、上位4名が決勝進出。
決勝戦はそれまでのポイントがリセットされ、半荘4回戦を行いトータルポイントの最も高いものが優勝となる。
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