天鳳6段t-yokoの麻雀ブログ

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日本最大の麻雀団体「日本プロ麻雀連盟」について解説!

Mリーグに参加できる主要5団体の一つである「日本プロ麻雀連盟」。(以下、連盟と呼称)日本で最も所属人数の多い麻雀プロ団体です。

また、Mリーグの選手の中でも連盟に所属している方が最多となっています。

本記事では連盟について、発足の経緯や他団体との違いなどを解説していきます。麻雀界の歴史に興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

概要

代表

日本プロ麻雀連盟の代表は会長の森山茂和氏(以下、敬称略)。2013年4月より会長を勤めています。

連盟が発足した当時の1981年から連盟に所属しており、連盟の中心として麻雀プロとしてだけではなく、運営や企画としても活動。

団体のとりまとめやトラブル解消などにも尽力し、森山のおかげで連盟が成長していったといっても過言では無いほどの活躍だったそうです。

雀士としては第9期王位、第12期最強位などを獲得しています。

発足の経緯

日本プロ麻雀連盟を立ち上げたのは「ミスター麻雀」と呼ばれた小島武夫氏(以下、敬称略)です。連盟の初代の会長でもあります。

その当時は麻雀プロとも言い難い、いくつかの小さな団体が乱立している状態でした。

それを一つにとりまとめるために作ったのが「日本プロ麻雀連盟」というわけです。当時の小島も最高位戦のリーグに所属しており、最高位戦から分かれる形で1981年3月6日に団体が作られました。

最高位戦自体はその後もリーグ戦を続けており、1985年に「日本麻雀最高位戦」という団体として活動するようになります。

なので歴史だけで見ると最高位戦の方が古いのですが、団体としての活動開始でいうと連盟が最も古いプロ麻雀団体だといえます。

最高位戦については下記の記事で解説しています。

特徴

連盟は現存する麻雀プロ団体の中で最大の人数を誇る団体です。加えてメディア活動にも力を入れています。

例えばMリーグのチーム名にもなっている「KONAMI麻雀格闘倶楽部」の元となった「麻雀格闘倶楽部」というネット麻雀のゲームは連盟と提携しており、同団体のプロと対戦することができます。

また、所属プロが多いということはそれだけ人気プロも多く所属しているということです。二階堂姉妹や滝沢和典、佐々木寿人といったプロ達の書籍や出版物、DVDなどの販売も事業の一つです。

RMUの分裂

日本プロ麻雀連盟は2006年に分裂。多井隆晴プロが代表を務めるRMUが設立されました。もともとは多井プロも連盟に所属していたのです。

分裂の経緯について詳しいところは分かりませんが、下記の多井プロの記事の方で簡単に解説していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

主なタイトル戦

鳳凰戦

1984年創設のタイトル戦です。連盟所属プロのリーグ戦で実施され、団体の最高峰タイトルになります。

前年度の鳳凰位と、最上位であるA1リーグの1位~3位が、鳳凰位決定戦を行い、その期の鳳凰位を決定します。

十段戦

1984年創設のタイトル戦です。連盟所属プロのみ参加でき、各卓2名勝ち上がりのトーナメント方式を採用しています。

準決勝を勝ち上がった4名に前年度の十段位を加えて、5名で十段位決定戦を行います。

5人で抜け番ありの半荘10回戦を行い、総合ポイントの最下位を除く4名で半荘2回戦を行います。合計12半荘の総合ポイントが最大となる人が優勝です。

王位戦

1973年創設のタイトル戦です。連盟所属のプロだけでなく、他団体のプロや予選を勝ち抜いたアマチュアも参加できる大会となっています。

規定半荘の得点上位者が勝ち上がる方式です。まずアマチュアの予選があった後、A級予選というプロアマ混合の予選を行います。

これをA級本戦、A級決勝と行い、勝ち抜ける15名を決定します。ここに前年の王位を加えた16名で準決勝を行い、ポイント上位4名が決勝戦に進みます。

準決勝はA級決勝の総合得点上位15名に前年の王位を加えての半荘5回戦を60分+1局として行います。

さらにその16名のうち、上位8名が得点持ち越しでかつ時間無制限の1回戦をA、B卓の順で行い、計6戦の総合得点上位4名が決勝進出となります。

そして決勝戦は半荘5回戦を行い、総合得点が最も高い人が王位となります。

麻雀マスターズ

1992年創設のタイトル戦です。プロアマ混合の大会で、他団体プロも参加できます。WRC世界選手権ルール*1を採用しています。

本戦では、各卓のトータル上位2名が勝ち残るトーナメント制を採用している。また王位戦同様、前年のタイトルホルダーはベスト16からの登場となります。

麻雀グランプリMAX

2010年より「麻雀グランプリ」をリニューアルし創設されました。

・現タイトルホルダー
・主要タイトル獲得の経験を持つ九段
・ポイントランキング上位者の連盟所属プロ

のみが出場できるタイトル戦となっています。ポイントランキングについては、各種タイトル戦の成績によって定められています。

一次予選からベスト8までは1卓につき5回戦を行い、各卓上位2名が勝ち上がり。決勝戦はベスト8勝ち上がりの4名で計8回戦で行い、総合計ポイントトップ者が優勝者となります。

女流桜花

2006年創設。連盟所属の女流プロによるリーグ戦。

最上位のAリーグ第6節終了時点の上位8名がプレーオフに進出し、プレーオフ1節の成績を加えた7節の上位3名が女流桜花決定戦に進出。

現桜花を加えた4名で、女流桜花決定戦を行い、その期の女流桜花を決定します。

プロクイーン

2003年創設されたタイトル戦です。女流プロであれば団体関係なく参加できます。WRC世界選手権ルールを採用。

ベスト16以降はトーナメント方式となり、準決勝勝者4名に現プロクイーンを加えた5名で、決勝を戦います。

5人で抜け番ありの半荘10回戦を行い、その後、総合ポイントの最下位を除く4名で半荘2回戦を行います。合計12半荘の総合ポイントが最大となる人が優勝です。

桜蕾戦

2021年創設。連盟所属で予選初日の段階で29歳以下の女流プロが参加できるという若手プロに向けたタイトル戦です。

年2回開催で、春はWRC世界選手権ルール、秋は連盟公式ルールを採用しています。

予選上位12名と予選敗退者から推薦枠4名がベスト16進出となり、その後トーナメント方式でその期の桜蕾を決定する。

優勝者は次期から女流桜花のリーグ戦でのBリーグに昇級することができます。

麻雀日本シリーズ

連盟だけでなく、他団体も含むタイトル保持者や、それに準ずる成績をおさめ連盟会長に推薦された選手によるリーグ戦です。WRC世界選手権ルールを採用しています。

公式ホームページ

公式Twitter

公式YouTube

競技ルール

連盟では連盟公式ルールWRCルールの2つをタイトルごとに分けて採用しています。

基本的には連盟公式ルールが主で、若獅子戦と桜蕾戦の春期、麻雀マスターズ、プロクイーン決定戦ではWRCルールとなっています。

連盟公式ルール

連盟のルールは競技麻雀ではよくある一発、裏ドラ、カンドラ無しのルールです。偶然役を無くすことで、より運以外の部分での競り合いを増やしています。

また一発がないことから、現物以外であれば喰い変えも認められます。ここまでは別団体の麻将連合も似たルールを採用しています。

以下に他団体とは違う、特徴的なルールについて解説していきます。

途中流局がある

連盟ルールでは競技麻雀のルールの中で唯一途中流局が認められています。

途中流局とは言葉のとおり、山を最後までツモり切っての流局ではなく、局の途中で流局することを指します。

連盟ルールでは、九種九牌、四風子連打、4人リーチ、四カン流れが途中流局となっています。

途中流局の詳細については下記のページの第6章を参考にしてください。

沈みウマの採用

連盟ルールの最も特徴的な点といえるのがこの沈みウマのルールです。

一般的な麻雀では順位によるウマというものは変化せず常に一定です。しかし、連盟ルールでは原点を超えたプレイヤーが何人いたかでウマが変動します。

連盟ルールは3万点持ちの3万点返し。3万点を超えた「浮き」の人が何人かで以下のようなウマとなります。ウマは+1が+1000点を表します。

1人浮きの場合

1着:+12 2着:-1 3着:-3 4着:-8

2人浮きの場合

1着:+8  2着:+4 3着:-4 4着:-8

3人浮きの場合

1着:+8  2着:+3 3着:+1 4着:-12

例えば、下記のように1着の1人だけ得点が3万点を超えていると、その人だけプラス12のウマがつき、他3人はマイナスとなります。

1着:48000点→+12
2着:28000点→-1
3着:25000点→-3
4着:19000点→-8

ただ、いずれの場合でもウマはそれほど大きくはなく、素点を稼ぐことが重要なのが連盟ルールといえます。

一方で、一発や裏、カンドラがないことで簡単には高打点の手を作ることができないため、手役作りの比率がかなり高いルールだと言えるでしょう。

WRCルール

WRCルールは連盟公式ルールとは全く異なり、競技麻雀というよりは、雀荘などでアマチュアの人が楽しんでいるルールに近いです。

WRCルールでは一発、裏ドラ、カンドラがあり、喰い変えはありません。また途中流局もありません。赤牌が無い以外はかなり普通のルールです。

順位ウマの変動もなく、30,000点持ちの30,000点返しで着順に応じて以下のウマがつきます。

1着:+15 2着:+5 3着:-5 4着:-15

ただこちらの場合でもそれほどウマは大きくないため、順位はもちろんのこと素点も必要になってきます。

所属Mリーガー

渋谷ABEMAS

白鳥翔

KADOKAWAサクラナイツ

内川幸太郎
岡田紗佳
沢崎誠

EX風林火山

二階堂瑠美
二階堂亜樹
勝又健志

KONAMI麻雀格闘倶楽部

佐々木寿人
高宮まり
伊達朱里紗
滝沢和典

TEAM雷電

萩原聖人
瀬戸熊直樹
黒沢咲
本田朋広

セガサミーフェニックス

魚谷侑未
東城りお


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*1:連盟ルールと違い、一発や裏ドラ、カンドラなどがある。