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5月14日開催「雀魂北斗戦2022」試合結果 日本サーバー優勝!

4月17日に開催された、2021年度最強雀士を決める「麒麟戦2022」。

その出場者達が一堂に会して戦う大会が「雀魂北斗戦2022」だ。本記事で「雀魂北斗戦2022」の試合結果についてまとめる。

北斗戦概要

雀魂は日本だけでなく、英国、中国にもサーバーを有している。

今大会はそれぞれのサーバーにおける麒麟戦出場者による3チームと、プロ雀士による特別チームの計4チームによって争われる交流戦となっている。

本年度の麒麟戦については下記のページを参照いただきたい。

出場者

日本サーバー

鴨神にゅう
てんてん。。
ずらまる
raindea

中国サーバー

SPXXXXX
晩睡小和和

寬恕者茴香

英国サーバー

mort
LightPinkYoshi
Wave
QueeB

プロ雀士

渋川難波
木原浩一
細谷拓真
中神翔平

ルール

チーム1人につき1半荘、計4半荘を戦い、合計ポイントの大会チームが優勝となる。
大会ルールは以下の通り。

・30000点持ち、35000返し
・赤あり
・トビなし
・オーラス親はトップの場合、自動でアガりやめ、テンパイやめはなし。同点は追いつき優先。
・場所決めと親決めはゲーム側にて決定

優勝チームには1年間有効な称号とトロフィーが賞品として授与される。

YouTube配信

試合結果

第1戦

席順

東家:鴨神にゅう
南家:mort
西家:中神翔平
北家:SPXXXXX

東場の展開

東1局、初っぱなから親番鴨神のリーチと中神のチンイツでめくり合い。ここは中神が勝ち、鴨神から8000直撃。

東2局、中神がドラ絡みのカン6sでテンパイしダマテン。途中で赤5pまで引き入れて、そのままSPXXXXXからロン。6400のアガり

東3局、親の中神はチートイで進めるが、途中でダマテンを警戒してオリ。その後、SPXXXXXから終盤にリーチが入る。

ここは他3人はきっちりオリ。鴨神がハイテイをずらして、SPXXXXXが1人テンパイで流局。

東4局1本場、中神がドラの3mと5mのシャンポンでテンパイしダマテン。だが親のSPXXXXXも發ポンから6p白のシャンポンテンパイ。

さらに鴨神も終盤3-6mでリーチ。中神はトップ目のため2軒のテンパイにオリ。

鴨神とSPXXXXXのめくり合いとなるがここは2人テンパイで流局した。

東4局2本場、親のSPXXXXXがドラ3赤に發トイツの恐ろしい配牌。

鴨神が白ポンから3-6sでテンパイし、これと戦う。2人のめくり合いは鴨神が制して300-500。見事、SPXXXXXの大物手を潰した。

南場の展開

南1局、親の鴨神が1s発のシャンポンで先制リーチ。しかし、このリーチにmortがタンヤオで仕掛けてカン5pテンパイ。

これをアガりきって鴨神からmortに1000点の移動。2局連続、親のチャンスを潰す展開となった。

南2局、中神が白ポンから4-7sテンパイ。さらにSPXXXXXも4mポンからタンヤオでテンパイする。

ここは中神が鴨神から2600をアガって局が進む。

南3局、SPXXXXXがカン7mの5巡目リーチ。しかしmortが白ポンから仕掛けて1-4-7mテンパイ。

これをSPXXXXXからアガってリーチをかわす。

南4局、親のSPXXXXXが2-5mで先制リーチ。發ポンから仕掛けていたmortもカン5sでテンパイするも5mを掴んでオリ。

その間に鴨神が追い上げ、喰いタンドラ3の2-5sテンパイを入れる。

鴨神とSPXXXXXのめくり合い、軍配は鴨神。SPXXXXXから8000を直撃し、順位を3着に上げた。

最終順位

1位:中神翔平 +30.0
2位:mort             -2.0
3位:鴨神にゅう  -7.4
4位:SPXXXXX    -20.6

第2戦

席順

東家:LightPinkYoshi
南家:晩睡小和和
西家:細谷拓真
北家:ずらまる

東場の展開

東1局、ずらまるが8m単騎のチートイでテンパイしダマテン。そのままツモアガって2000-4000でスタート。

東2局、親の晩睡小和和が2sポンからホンイツの仕掛け。LightPinkYoshiは發ポン。

だがずらまるがカン8mから仕掛けてペン3mの一通先制テンパイ。これをツモって赤赤の1000-2000で2局連続のアガり。

東3局、ずらまるが南ポンから仕掛けて6-9pでテンパイ。だがLightPinkYoshiがチートイツでテンパイし8p単騎で先制リーチ。

ずらまるはオリ。だがその後親の細谷が6-9pで追っかけリーチ。これにLightPinkYoshiが一発で6pを掴み7700放銃。

東3局1本場、親の細谷がドラドラを活かして喰いタンの仕掛け。4m8pでテンパイ一番乗り。

ラス目のLightPinkYoshiがテンパイして8pを勝負。細谷が11600をアガり、ずらまるをまくってトップ目に立つ。

東3局2本場、LightPinkYoshiがタンヤオ赤赤のカン3pをテンパイしダマテン。これをツモって2000-4000で点棒を回復。

東4局、LightPinkYoshiがドラトイツの配牌。これを發ポンから6-9pテンパイ。

これを晩睡小和和からアガって8000。LightPinkYoshiが3着に浮上し南入した。

南場の展開

南1局、親のLightPinkYoshiが2-5sで先制リーチ。これをそのままツモって4000オール。一気に上2人に迫る。

南1局1本場、晩睡小和和が1-4mで5巡目先制リーチ。これをそのままツモって2000-4000。場が平たくなってきた。

南2局は九種九牌で流局。1本場、ずらまるがカン7pで先制リーチ。ラス目の親、晩睡小和和は発バックで押し返す。

だが最終的にはずらまると晩睡小和和の2人テンパイで流局した。

南2局2本場、細谷がドラの白ポンからカン3mのテンパイ。LightPinkYoshiが5-8mでリーチも3mを掴んで放銃。7700のアガり。

南3局、ずらまるが6巡目先制リーチ。他3者に吸収されつつも終盤なんとかツモアガり2000-4000。細谷とずらまるが同点でオーラスを迎える。

南4局、LightPinkYoshiがチートイ8s単騎で先制リーチ。そこに晩睡小和和が追っかけリーチ。2人のめくり合いはLightPinkYoshiの勝ち。

親かぶりでずらまるが2着、細谷が1着となった。

最終順位

1位:細谷拓真  +25.6
2位:ずらまる  +4.0
3位:LightPinkYoshi -11.6
4位:晩睡小和和 -18.0

第2戦終了時

1位:プロ雀士チーム +55.6
2位:日本サーバー     -3.4
3位:英国サーバー   -13.6
4位:中国サーバー   -38.6

第3戦

席順

東家:柳
南家:Wave
西家:てんてん。。
北家:木原浩一

東場の展開

東1局、Waveが西ポンからホンイツの仕掛け。これをてんてん。。からアガって3900。

東2局、親のWaveが3-6sのマンガンリーチ。これをテンパイを取ったてんてん。。から直撃し12000。一気にリードを広げる。

東2局1本場、てんてん。。がドラカンなどで攻めの姿勢。Waveもテンパイとなるが、これを警戒してオリ。てんてん。。は終盤リーチも1人テンパイで流局。

東3局2本場、木原がドラドラのチートイをテンパイ。3m単騎でダマテン。さらに親のてんてん。。がドラドラ赤でテンパイしこちらもダマテン。

木原が西単騎に切り替えてリーチにいくと、てんてん。。も6-9pで追っかけリーチ。木原が6pを一発で掴んでしまい、18000放銃。点差が詰まってきた。

東3局3本場、木原はソーズのホンイツで仕掛け。トップ目のWaveも親を流そうと喰いタンで仕掛け。

木原はカン3sでテンパイもてんてん。が勝負のリーチ。これで木原はオリ。てんてん。。がそのままツモアガって4000オール。トップ目に立つ。

東3局4本場、てんてん。。が好配牌もなかなかテンパイせず。その間に木原が仕掛けてカン5pで先にテンパイ。

だがてんてん。。が4m5pのシャンポンでまたもリーチ。木原も粘るが最後はオリ。てんてん。。もアガれず、1人テンパイで流局した。

東3局5本場、てんてん。。が発ポンから積極的な仕掛け。1500点を柳からアガり、供託を回収しさらに連荘を重ねる。

東3局6本場、木原がホンイツで仕掛けてテンパイ。だがてんてん。。もマンズを勝負していき7m単騎のチートイドラドラをテンパイ。

木原が7mを引いて4-7mに受け替えると、柳から7mが出てダブロン。てんてん。。が9600、木原が7700のアガり。

東3局7本場、てんてん。。が3-6pで先制リーチ。だがWaveが3-6mで追っかける。このめくり合い、てんてん。。が制し2600オール。

東3局8本場、柳が白ポンから6-9sテンパイ。これをすぐに木原からアガり3900。ようやく長い東3局が終わった。

東4局、木原が5sポンから仕掛けてカン6pテンパイ。Waveも6p単騎でテンパイし、柳がまたも6pを放銃しダブロン。Waveが8000、木原が2900のアガり。

東4局1本場、柳が三暗刻ドラ3でテンパイしカン3pでダマテン。木原から3pが出るかと思われたが、喰いタンで仕掛けて3pを残してカン4pのテンパイ。

さらにWaveが2-5mでリーチ。この3者のめくり合い、制したのは木原。Waveから2900を打ち取り、連荘に成功。

東4局2本場、Waveが2-5pで先制リーチ。親を継続したい木原が2pをプッシュし放銃。8000のアガり。

南場の展開

南1局、トップ目のてんてん。。が2s単騎のチートイツでテンパイしダマ。Waveが仕掛けてテンパイを入れるも、木原がてんてん。。に3200放銃。

南2局、柳が発暗刻の手牌でドラ8mと2s待ちでテンパイ。これをそのままツモって1300-2600。柳がひとまず3着目に浮上。

南3局、Waveが自風の北をポンしてペン7pのテンパイ。だがてんてん。。が7p7sのシャンポンでテンパイすると、好形変化狙いのダマテンでそのままツモアガり。2000オールでさらにリードを広げていく。

南3局1本場、誰にもテンパイが入らないまま進んでいく。木原が終盤仕掛けて3-6mテンパイ。結局他はテンパイせず。木原の1人テンパイで流局。

南4局2本場、親の木原がカン6sで先制リーチ。これに柳がカン5sで追っかけリーチ。しかしこのめくり合いは2人テンパイで流局。

南4局3本場、柳が9pチーから積極的に仕掛けてカン8mでテンパイ。さらにWaveもタンヤオチンイツの568mでテンパイ。

だが木原も4-7pでリーチ。Waveは1234m待ちに受け替えると、リーチの現物の1mをてんてん。。が打ち、Waveに8000放銃。てんてん。。が70000点超えのトップで終了した。

最終順位

1位:てんてん。。 +60.4
2位:Wave    +14.7
3位:柳       -36.8
4位:木原浩一    -38.3

第3戦終了時

1位:日本サーバー  +57.0
2位:プロ雀士チーム +17.3
3位:英国サーバー    +1.1
4位:中国サーバー   -75.4

第4戦

席順

東家:raindea
南家:寬恕者茴香
西家:QueeB
北家:渋川難波

東場の展開

東1局、QueeBがドラの北をトイツを持ってホンイツで仕掛け。だが渋川が2-5sで先制リーチ。すると同巡、raindeaがテンパイし5s切りリーチ。

渋川に一発放銃し7700。あまりにも大きい直撃でスタートした。

東2局、QueeBが5-8mで先制リーチ。渋川も発ポンから追いついてテンパイ。このめくり合い、渋川に軍配。赤5sをツモって2000-4000。さらに得点を稼ぐ。

東3局、渋川が3-6sで先制テンパイ。高目三色に振り替わって先制リーチ。結局アガりは出ず、渋川の1人テンパイで流局。

東4局1本場、渋川がマンズのホンイツで西ポンから発進。ペン7mで先制テンパイも寬恕者茴香が2-5sでリーチ。渋川が一発で2sを掴んで5200放銃となった。

南1局、親のraindeaがピンズ、渋川がマンズでホンイツの仕掛け。渋川は途中で9pを引いてオリ。

さらにQueeBが字牌を止めながらソーズのホンイツへ向かう。raindeaがなんとかハイテイでテンパイを入れ、1人テンパイで流局し連荘に成功。

南1局1本場、raindeaが2-5-8pで先制リーチ。これに渋川が放銃し11600。一気にトータルトップに復帰した。

南1局2本場、渋川がカン5mでテンパイし一旦ダマ。だがraindeaが1-4-7mでリーチ。これに渋川が放銃。3900のアガりで差が広がった。

南1局3本場、渋川が2-5mで先制リーチも山に1枚もない。そこにQueeBが47p5sで追っかけリーチ。これを一発でツモって3000-6000。

南2局、渋川がピンズのホンイツへ向かう。北をスルーすると、QueeBがリーチから一発ツモ。2000-4000のアガり。

南3局、raindeaが西ポンからマンズのホンイツへ向かう。4m7mのシャンポンでテンパイ。だが親のQueeBはペン7mの三色テンパイ。渋川も5-8pでリーチ。

3者の勝負は渋川に軍配。QueeBから8000をアガり、raindeaとの差を詰める。

南4局、raindeaが出来メンツをチーしてタンヤオで仕掛け。自ら終わらせにいく。

raindeaはカン5pでテンパイ。寬恕者茴香が5pをしっかり止めたが、関係なくツモアガり。raindeaがトップで終了。日本サーバーの1位が決定した!

南場の展開

最終順位

1位:raindea    +23.3
2位:QueeB       +1.9
3位:渋川難波     -11.4
4位:寬恕者茴香 -13.8

最終結果

1位:日本サーバー  +80.3
2位:プロ雀士チーム   +5.9
3位:英国サーバー    +3.0
4位:中国サーバー   -89.2

日本サ-バーチームが優勝!


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