麻雀というゲームは初心者泣かせです。なにせルールが難しい。
ゲームの流れやらなんやら、全体的に難しいのですが一番難しいであろうのが「点数計算」です。
麻雀のルールを大体分かっているという人でも、これはよく分からないという人が非常に多い。
麻雀の点数計算は改善した方がいいんじゃないか?と思う点がいくつかあります。
本記事では点数計算についての個人的な意見を思うがまま書いていこうと思います。
あくまで個人的意見なコトはあしからず。
1.符というルールの煩雑さ
先日、符計算の記事を書きました。
これを見ていただくと分かりますが、まあ説明する項目の多いこと、多いこと...。
なるべく分かりやすいように書いたつもりですが、それでも相当ボリューミーです。
私自身、麻雀のルールを覚えてからも符計算だけは全く覚えられませんでしたし、私の周りで麻雀やっている人も、ルールは分かるけど符計算はできない、という人が結構います。
私個人の意見としては麻雀を普及する上で符計算を簡略化したほうがいいと思うんですよね。
役だけではなく、アガりの形で点数を変えようという発想自体はいいと思っているので符計算全てを無くそうとまでは思いません。
暗刻と順子じゃどう考えてもメンツの作りやすさが違うのに、点数が一緒というのは少しもやもやする部分があるのは分かります。
しかしながら、あんなに複雑な計算をして求めるというのは、どう考えても初心者にとって大きな壁です。
私としては符計算は30符と40符とか2種類か多くて3種類くらいにしておいて、カンの場合は翻数の方を増やすようにして簡略化したらいいのではないか、と思っています。
また、符計算自体も暗刻の数に応じて~、とかもっと簡単に計算できるようにするといった工夫は必要だと思います。
2.4翻と5翻が同じ点数
麻雀の点数計算のもう一つ納得いかない点。
それは4翻と5翻が同じ点数だということです。
6翻と7翻、8翻9翻10翻、11翻12翻も同じことですが、翻数が上がっているのにこのへん全て同じ点数なんですよね。
4翻と5翻はマンガン、6翻7翻はハネマン、8翻9翻10翻は倍満、11翻12翻は三倍満と考えて同じ点数にする・・・なんかおかしくないですか?
麻雀の点数は1翻増えるたび、倍々ゲームで増えていきます。
ただし、4翻から後はその点数の増加量を倍ではなく1.5倍とかに減らしています。
本当に倍々ゲームで増やしていたら、ゲームバランスがおかしくなるので、点数の増やし方を緩やかにしている点は問題ないです。
しかし、翻数が上がるのならそれに比例して点数が上がるようにしないとゲームバランス的におかしくない?というのが私の主張です。
要するに、4翻でマンガン8000点、6翻でハネマン12000点なら、5翻は10000点とかそういう点数計算にした方がいいんじゃないか、ということです。
この方が理屈的にも覚えやすいですし、ゲーム的にも役を多く作る意味が出てきます。
今の点数計算だと、翻数をむやみに上げても点数がさほど増えないので、手役作りの価値とかが相対的に下がっているんですよね。
こういうルールの方が、翻数を求めた手役作りの面白さが加わることになっていいんじゃないか、と愚考する次第です。
3.役に対する翻数が適切でない
これは点数計算とは直接的には関係ないですが、間接的に関係する部分ですね。
麻雀の役というのはかなりの数があるのは理解いただけると思います。
しかし、役の中でもその難易度には相当のバラツキがあります。
難易度が高いものが役としての翻数が高ければいいんですが、そのバランスがうまくいっていないと思われる役も相当数あります。
よく言われているのはリャンぺーコーが3翻なのはおかしい、とかですかね。
まあこのあたりのバランス調整は非常に難しいことは一見して分かるので、あまり触らない方がいいかもしれませんが...。
ただ、ややもやもやとした部分があるのは間違いないですね。
このように麻雀の点数計算は煩雑な上に、バランス調整としても今ひとつな感じがあるんですよね。
3.の翻数の調整に関しては相当難しいので置いておくにしても、1.と2.に関しては改善できそうだと思います。
折角、麻雀プロリーグができて麻雀の普及が進みつつあるこのご時世。
麻雀のルールも普及しやすいように変わっていったらいいなあ、と思う次第です。
まあ、変わったら変わったで絶対文句は出るでしょうが、少なくとももう少し初めてやる人でも分かりやすいように簡略化は必要だと思います。
それでは。
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