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日本プロ麻雀連盟最強は誰だ!?連盟タイトル獲得数ランキング!

以前、麻雀プロを画一的な強さの指標で比較してみようということで、Mリーガーの獲得タイトル数のランキングを作成しました。

この記事がそれなりの好評価をいただいていますので、Mリーガー以外の麻雀プロについても記事を作成しようと考えました。

というわけで、今回は日本プロ麻雀連盟のタイトル獲得数のランキングをnoteで作成していきます。連盟プロ最強は一体誰になるのか、こうご期待。

日本プロ麻雀連盟とは

Mリーグに参加している主要5団体の中で、最も所属人数が多いのが日本プロ麻雀連盟となります。

団体の発足は1981年。最高位戦から分裂する形で立ち上げられました。森山茂和氏が会長を務めています(2022年6月現在)。

所属する主なプロは佐々木寿人、滝沢和典、二階堂姉妹、萩原聖人など、枚挙にいとまがありません。

獲得数に含めるタイトルの一覧

本記事では連盟プロのタイトル獲得数について論ずるため、連盟が主催するタイトル戦のみをまとめていきます。

主立った連盟のタイトル戦として、以下の10タイトルについて獲得数を算出します。

鳳凰戦・十段戦・王位戦・麻雀マスターズ
麻雀グランプリMAX・女流桜花・プロクイーン
桜蕾戦・麻雀日本シリーズ・女流麻雀日本シリーズ

この中にはオープン戦のタイトルも含まれているため、アマチュアの方や他団体の方の名前も出てくることになりますが、これを除く労力が半端ないので、一旦そのまま掲載します。ご了承ください。

タイトル数のデータは2022年6月2日時点でのデータを使用しています。

タイトル獲得数ランキング

獲得回数1回

獲得1回の方は全73名です。数が多いので、下記をクリックしたら表示されるようにしています。

▼一覧を表示するにはこちらをクリック▼

櫻井秀樹
鈴木譲
鈴木ひろし
涼崎いづみ
来賀友志
優木美智
野方祐介
堀内正人
牧野卓人
望月雅継
福田大志
樋口徹
樋口新
飯田正人
二見大輔
内川幸太郎
奈良圭純
童瞳
渡辺史哉
田中貞行
田中幸夫
椎名大介
中島啓之
滝石潤
大類達夫
大橋良弘
曽我秀一
川原舞子
石井あや
斉藤智子
西嶋ゆかり
西島一彦
清原継光
瀬田一輝
菅原千瑛
水巻渉
真光祐尚
深野浩士
森谷健
森山茂和
新津潔
小島武夫
小車祥
小原亮弘
緒方豪
室生述成
山崎由江
三好達也
崎見百合
坂本健二
佐月麻理子
今里邦彦
高橋利典
高宮まり
古谷知美
原田正史
原田進
原浩明
宮崎和樹
宮岡宏樹
吉田直
岩井健太
茅森早香
塩沢正清
猿川真寿
井出一寛
井光一郎
伊達朱里紗
安田麻里菜
ロッキー堀江
りんのなお
ともたけ雅晴
ダンプ大橋

獲得回数2回

獲得回数が2回になると全20名とグッと数が減ります。Mリーグに所属しているメンバーも複数おり、見知った名前がそれなりに出てきます。

勝又健志・前田直哉・伊藤優孝・島田昭
柴田吉和・田中利春・森下剛任・石井一馬
滝沢和典・羽山真生・野吹敬三・青木博
白鳥翔・海谷善之・本田朋広・宮内こずえ
吾妻さおり・日向藍子・和久津晶・黒沢咲

獲得回数3回

獲得回数3回以上になると人数は大幅に減ります。ここからは1名ずつプロの方の紹介と獲得タイトルの内訳について解説していきます。

古川孝次

獲得タイトル:鳳凰位3期

古川プロは日本プロ麻雀連盟1期生の1人で1949年生まれの超ベテランプロです。獲得タイトルは鳳凰位を16期から18期まで3連覇しています。

最近でも2019年に70歳、2021年に72歳で鳳凰戦の決勝に進むなど、まだまだ実力は衰えていません。

畑正憲

獲得タイトル:十段戦3期

畑プロはこれまた日本プロ麻雀連盟1期生です。世間で呼ばれている「ムツゴロウさん」の名前が有名でしょう。

実はムツゴロウさんは麻雀のほうも非常に腕前が高くプロレベル。十段戦は畑プロが連盟の9段の中で一番強いのが誰か決めよう、と言ったことで新設されたタイトルだそうです。

そして、その十段戦のタイトルを実際に3度獲得しています。

清水香織

獲得タイトル:王位1期、女流桜花1期、プロクィーン1期

清水プロは女流プロとして史上初のG1タイトルとなる王位を獲得したプロです。

プロ歴は女流プロの中心である二階堂姉妹より長く、連盟女流プロの重鎮といえる存在です。

二階堂瑠美

獲得タイトル:麻雀グランプリMAX1期、プロクイーン決定戦2期

二階堂瑠美プロはMリーグ・EX風林火山でも活躍する、言わずと知れた女流プロ姉妹「二階堂姉妹」の姉です。

その天衣無縫な打ちスジが特徴の選手ですが、実力ももちろんトップクラス。

2回のプロクイーンだけでなく、2022年4月に女流プロとして史上初となる麻雀グランプリMAXのタイトルを獲得。連盟女流プロのトップの1人といえるでしょう。

獲得回数4回

阿部孝則

獲得タイトル:鳳凰位3期、麻雀マスターズ

現在はRMUに所属している阿部プロですが、2006年までは連盟に所属していました。

その所属期間に19・20・21期で鳳凰位を3連覇。さらに連盟を脱退する年にも麻雀マスターズを戴冠するなど、連盟のトッププロでした。

RMUでも自団体の最高位のリーグ戦で優勝するなど、団体を移ってからもトップクラスの活躍を見せています。

石崎洋

獲得タイトル:鳳凰位、十段位3期

石崎プロは日本プロ麻雀連盟一期生の一人です。仕掛けを多用する速攻派で「韋駄天」の異名を持ちます。

タイトルは8・10・18期の十段位と15期の鳳凰位です。

多井隆晴

獲得タイトル:麻雀日本シリーズ3期、王位

現在はRMUの代表を務める多井プロですが、実はもともと連盟に所属していました。

連盟を脱退する前に王位を一度獲得。RMUに所属してからも団体のタイトル保持者達が集まる麻雀日本シリーズに毎年のように出場。

2021年度の麻雀日本シリーズでも優勝し、同タイトルを計3度獲得しています。

獲得回数5回

佐々木寿人

獲得タイトル:鳳凰位2期、麻雀グランプリMAX、麻雀日本シリーズ2期

Mリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部のエースとして活躍し、麻雀プロの中でもトップクラスの人気プロである寿人プロ。

連盟に所属してしばらくはタイトルに恵まれなかったものの、2017年に麻雀グランプリMAXを獲得したのを皮切りに、2018年と2020年に麻雀日本シリーズを戴冠。

さらに2020年度、2021年度の鳳凰位を連覇するなど、今一番脂ののっているプロといえるでしょう。

土田浩翔

獲得タイトル:鳳凰位2期、王位、十段位2期

現在は最高位戦日本プロ麻雀協会に所属している土田プロですが、2006年までは日本プロ麻雀連盟に所属していました。

在籍中に獲得したタイトルは5個。トイツシステムに代表されるオカルティックな理論が有名な土田プロですが、その実力は本物です。

河野高志

獲得タイトル:十段位3期、麻雀マスターズ2期

河野プロは現在はRMU所属しています。ですが、連盟に所属しているときには9・20・21期で十段位を3連覇など輝かしい実績を残しています。

RMUに所属してからも団体最高タイトルである令昭位を3度獲得するなど、ベテランでありながら実力のピークを迎えています。

魚谷侑未

獲得タイトル:女流桜花3期、王位、女流プロ麻雀日本シリーズ

Mリーグ・セガサミーフェニックスに所属し、MVPを獲得するなどの活躍を見せている魚谷プロ。

Mリーグの外での活躍も顕著であり、連盟の女流タイトルだけでなく、清水香織プロに次ぐ、史上2人目となる女流プロの王位獲得など、男性プロに全く引けを取りません。

仲田加南

獲得タイトル:女流桜花4期、女流プロ麻雀日本シリーズ

仲田プロは2004年に連盟に入会。2009年に初めて女流桜花のタイトルを獲得すると、2016年から2018年にかけて同タイトルを3連覇。

女流桜花で史上初となる3連覇と最多となる4度の戴冠を成し遂げている連盟の女流トッププロです。

二階堂亜樹

獲得タイトル:プロクイーン、女流桜花2期、女流プロ麻雀日本シリーズ2期

二階堂亜樹プロはMリーグ・EX風林火山に所属。二階堂姉妹の妹です。

長きにわたり女流プロのトップとして常に活躍を続けてきており、その実績も輝かしいものとなっています。

獲得回数6回

藤崎智

獲得タイトル:鳳凰位2期、十段位3期、旧麻雀グランプリMAX

「麻雀忍者」と呼ばれるヤミテンを使いこなす雀風で、過去にKONAMI麻雀格闘倶楽部でMリーガーとしても活躍していた藤崎プロ。

団体の最高タイトルである鳳凰位を2度獲得。通算でタイトルを6度獲得しており、間違いなく連盟のトッププロといえるでしょう。

瀬戸熊直樹

獲得タイトル:鳳凰位3期、十段位3期

Mリーグ・TEAM雷電でMリーガーとして活躍する瀬戸熊プロ。

2009年に初の鳳凰位を獲得。2010年も連覇し、2012年にも獲得しています。また十段位を28・29・30期で3連覇。

ここしばらくタイトルを獲れていませんでしたが、昨年の最強戦で劇的な勝利を収めるなど、これからも活躍が期待されます。

安藤満

獲得タイトル:十段位、鳳凰位4期、王位

日本プロ麻雀連盟1期生の1人である安藤プロ。故人ではありますが、阿部孝則プロや二階堂姉妹の師匠であり、その影響は今も麻雀界に残っています。

連盟の最高タイトルである鳳凰位4期獲得は歴代最多タイ記録となっています。

沢崎誠

獲得タイトル:十段位、麻雀マスターズ2期、旧麻雀グランプリMAX、麻雀日本シリーズ2期

Mリーグ・KADOKAWAサクラナイツに所属し、Mリーグの最高齢のプロとして活躍する沢崎プロ。

その打ちスジは常人は理解できない非常に独特なものですが、圧倒的な強さを見せています。

最近でも2019年に麻雀日本シリーズで優勝するなど、ベテランにして尚勢いは増すばかりといったところです。

獲得数ランキングベスト3

第3位/獲得回数7回

灘麻太郎

獲得タイトル:麻雀グランプリMAX2015、十段位2期、王位4期

日本プロ麻雀連盟の1期生の1人である灘プロ。その鳴きの鋭さから「カミソリ灘」と呼ばれています。

日本プロ麻雀連盟の第2代会長を務めるなど、連盟の中心となって活躍してきた灘プロは10・11・12・13期と王位戦4連覇を成し遂げています。

2015年度の麻雀グランプリMAXを79歳で優勝するなど、80歳を超えた現在でも現役のプレイヤーとして活躍しています。

第2位/獲得回数9回

荒正義

獲得タイトル:王位2期、麻雀グランプリMAX3期(旧グランプリ含む)、鳳凰位2期、十段位、麻雀マスターズ

日本プロ麻雀連盟の1期生の1人である荒プロ。「最後の裏プロ」の異名を持つ無頼派の麻雀プロです。

現在は日本プロ麻雀連盟副会長を務めており、連盟に対する貢献は大きいです。

タイトルに関しても2021年に十段位を獲得し、史上初となる日本プロ麻雀連盟の5大タイトル(鳳凰位、王位、十段位、マスターズ、グランプリMAX)獲得を達成。

この実績から「現役最強」と呼ばれることもある、連盟最強プロの1人です。

第1位/獲得回数12回

前原雄大

獲得タイトル:鳳凰位4期、十段位5期、麻雀グランプリMAX3期(旧グランプリ含む)

栄えあるタイトル獲得数1位に輝いたのは日本プロ麻雀連盟の1期生の1人、前原雄大プロとなりました。

前原プロは1995年に鳳凰位で初のタイトルを獲得すると、1997年、1998年に十段位を連覇。

その後、2007年から2009年に十段位を3連覇し、最多5度の制覇を成し遂げ「永世十段位」の称号を贈られています。

その間の2008年に鳳凰位を2度目の獲得。2017年、2018年と還暦をすぎてからも鳳凰位を連覇し、鳳凰位を歴代最多タイとなる4度目の制覇を達成しました。

また前原プロはKONAMI麻雀格闘倶楽部で2018年から2020年にかけてMリーガーとしても活躍。まだまだプロの第一線で活躍する連盟最強プロに相応しい人物といえるでしょう。


連盟獲得タイトル数ランキング、いかがでしたでしょうか?本記事を読んで楽しんでいただけたなら幸いです。

第1位は獲得数唯一の2ケタ12回を記録した前原雄大プロとなりました。

連盟で絞ってランキングを作成してみると、またMリーガーのランキングを作成したときとは違う発見があって面白かったです。

いずれは他の団体についても同じようなランキングを作成してみようと思います。本記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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